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株式会社NTTPCコミュニケーションズ

ストレス状態を把握し、職場の活性化を図る「健康経営支援サービス」の提供開始

(@Press) 2023年10月05日(木)15時00分配信 @Press

株式会社NTTPCコミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:工藤 潤一、以下:NTTPC)は、バイタルセンサーを使って、従業員によるセルフケアと、組織単位での活動状況把握により職場の環境改善と活性化を図る「健康経営(R)支援サービス」を10月10日から提供開始します。
NTTPCで実証実験を行ったところ、最大でストレス状態などのリスク度(※1)が24ポイント改善、仕事のやる気などの活性度(※2)が23ポイント向上いたしました。
本サービスはNTTコミュニケーションズ主催の「docomo business Forum'23」(10月12日、13日開催)で、実際に体験いただけます。

(※1) リスク度:蓄積疲労度・ストレス度が悪化している状態の割合
(※2) 活性度:自律神経バランスが良好な状態の割合


1. 背景
今日、企業の経営課題として「健康経営」への取り組みの必要性に対する認識が広がってきています。また、上場企業には2023年3月期から人的資本に関する情報開示が義務付けられています。
リモートワークの普及によるメンタル不調者の増加や、従業員エンゲージメント低下の予兆や恐れなどを把握できず、職場の活性度が下がり、仕事の生産性の低下、離職者の増加など悪影響が発生するケースもあります。
こうした状態を改善するため、バイタルセンサーで早期に従業員の心身の状態を把握し、従業員自身のセルフケアの促進と企業による働く環境改善の2つのアプローチをサポートする「健康経営支援サービス」を提供開始することといたしました。


2. サービス概要
従業員がリストバンド型(※3)のバイタルセンサーを着用するだけで、従業員によるセルフケアを可能にし、組織単位での活動状況を把握することができます。その結果をもとに働く環境の改善をサポートし、従業員や組織活動のリスク度を軽減したり活性度を向上させることで、従業員エンゲージメントを高めることを支援するサービスです。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/371210/LL_img_371210_1.png
【NTTPC「健康経営支援サービス」】

(※3) 今後指輪型など着装感の少ないバイタルセンサーを年内提供予定


3. 特長
1) メンタル不調発生の恐れや活性状況を早期に様々な角度で把握
・組織単位でバイタルデータを集計し、当該組織の「リスク度」や「活性度」の変化や傾向を把握できます。
・把握された指標をもとに、課題のある組織・環境を特定することができます。
・本人が希望する場合、個人のバイタルデータ分析結果をもとに各組織から個別に適切な支援が可能です。

2) 従業員自身の心身の状態やその変化、いつもとの違いを把握
・無自覚だった体調や疲れの傾向に気づくことで、自身に最適なペースで働くことができます。
・過去のバイタルデータ分析結果を振り返ることで、自身に適した時間・場所・仕事の内容が認識でき、自分らしく働くためのヒントを得られます。
・従業員のプライバシーに配慮し、組織や上長には個人のバイタルデータ分析結果は開示されません。

3) NTTPCの独自技術によるバイタルデータ分析を実装
・4つの心的ストレス状態(ワークエンゲージメント<集中状態>、ストレスフル<疲労・不安>、リラックス<安定・寛容>、バーンアウト<燃え尽き>:詳細は別紙参照)を算出し、独自に設定した心身の状態を指標化します。
・個人単位で「いつもの状態」を算定し、その違いを算出します。
・個人の心的状態を集めて、組織毎の状態を数値化します。

※ 本サービスでは個人の脈拍のゆらぎを捉えておりますが、脈拍の実際の値など「個人情報」や「センシティブ情報」に相当するものを蓄積したり捉えたりするものではありません。


4. 実証実験結果
このほどNTTPC社内で2カ月間の実証実験を実施したところ、対策を講じた部門においてリスク度が24ポイント改善、仕事のやる気などの活性度が23ポイント向上し大幅な改善が見られました。(対策を講じていない部門では、リスク度7ポイント改善、活性度3ポイント向上)

実証実験(※4)概要
実施時期 :2023年6月23日〜8月22日(2カ月間)
対象者 :NTTPC社員291名
対策を講じた部門の人数:20名
対策内容 :部門のリスク度・活性度から得られた課題にもとづき
1on1ミーティングやチーム対話会などを実施

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/371210/LL_img_371210_2.png
【リスク度・活性度の変化状況】

(※4) 組織の生産性/業績結果/離職率との相関については、実証実験継続中


5. 利用シーンと今後の展開
接客業などのストレス度の高い職種や取引先に常駐する従業員の多い企業、リモートワーク中心で運営している企業など、従業員の健康状態の把握に不安を感じている企業において健康経営の増進に寄与します。
NTTPCでは、健康経営に関する様々なソリューションをパートナーと共同でラインアップしていく予定です。


6. 提供時期・料金
提供時期:2023年10月10日(火)
料金 :初期料金 無料 ※100台分のバイタルセンサーを含みます
月額料金 15万円(税抜) ※100名までの利用料金となります
※最低利用期間は12カ月となります


7. サービスのお問い合わせ
https://www.nttpc.co.jp/service/product/health_mng/


8. 「docomo business Forum'23」出展概要
『従業員エクスペリエンス』内(ブース番号:EX-10)
・出展ブース名:バイタルセンサーにより心の状態を分析し企業の健康経営を実現!
https://www.ntt.com/business/go-event.html


9. 特定非営利活動法人 健康経営研究会 理事長 岡田 邦夫先生からのコメント
企業が社員の心身の状態に配慮し、社員が働きやすい環境を継続的に維持していく必要性はますます重要となっております。企業によるこれら健康経営の取り組みの有無が、企業のブランド価値・生産性などに大きな影響を与えかねません。
NTTPCが提供する「健康経営支援サービス」は、個人の心拍などバイタルデータの分析に基づき課題を可視化することができます。個人のみならず企業の健康経営を推進するサービスで、これまで実現が難しかったナーバスな個人の情報を本人以外の第三者にいっさい特定されることなく、組織の状態を客観的に把握することができる点で、企業の健康経営への取り組みの一助になるものです。

※「健康経営(R)」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

プレスリリース提供元:@Press

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