プレスリリース
アルファ・ラバル株式会社(以下 アルファ・ラバル)は、ベルギー沖の北海で世界初(当社調べ)の10MW グリーン水素製造施設を開発・生成する画期的なプロジェクトにおいて、主要産業パートナーとのコンソーシアムで技術革新に参画することを発表しました。この施設では、2026年までに再生可能エネルギー由来の、環境に負荷の少ない水素を生成する予定です。
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green hydrogen
●ネットゼロ達成に向けた再生可能エネルギーの導入に向けて
水素は、2050年までに世界の炭素排出量のネットゼロに向けた主要な手段のひとつと考えられています。しかしながら、その普及は再生可能エネルギーの導入にかかっており、洋上風力はその重要なひとつです。風力エネルギーを最大限に利用し、エネルギー損失を最小限に抑えるため、新しいコンソーシアムは、洋上でのグリーン水素製造のパイオニアとなります。
●The HOPE(Hydrogen Offshore Production for Europe) Project
The HOPE(Hydrogen Offshore Production for Europe) Projectと呼ばれるこのプロジェクトは、再生可能エネルギーにおける大きなマイルストーンで、世界最大のオフショア・プロジェクトとなります。このプロジェクトは、2026年半ばに生産ユニットと輸出・流通インフラの稼動をもって開始となる予定です。
このコンソーシアムは、欧州委員会とグリーン水素パートナーシップの真のフラッグシップ・プロジェクトであり、9つのパートナー組織すべての専門知識とノウハウを結集しています。その中でアルファ・ラバルは、ガスケットプレート式熱交換器と、電解槽で生成された熱を利用する革新的な低エネルギー水浄化システムを提供します。9つのコンソーシアム・パートナーは、再生可能な水素のバリューチェーン全体を網羅し、持続可能で脱炭素化された未来を実現します。
●HOPEコンソーシアムを構成する各企業
アルファ・ラバル(デンマーク) :海水処理システムの供給
Lhyfe社(フランス) :エンジニアリング、機器調達
Plug社(オランダ) :10MW電気分解機の供給とエンジニアリング
EDP NEW社(ポルトガル) :運転の最適化と影響分析
POM West-Vlaanderen社(ベルギー):試験地域におけるプロジェクト実施支援
CEA社(フランス) :デジタルシミュレーションによる
オペレーション最適化
Strohm社(オランダ) :海底フレキシブル熱可塑性
複合パイプライン(TCP)の供給
DWR eco社(ドイツ) :ヨーロッパ全域へのプロジェクト成果の伝達と普及
ERM-Element Energy社(フランス) :コーディネーション支援
●アルファ・ラバルについて
アルファ・ラバルは、伝熱、遠心分離、流体処理の世界的リーダーであり、エネルギー、海洋、食品と水の分野で活動しており、その専門知識、製品、サービスを世界約100か国の幅広い産業に提供しています。同社は、プロセスを最適化し、責任ある成長を生み出し、進歩を促進することで、顧客がビジネス目標と持続可能性目標を達成できるよう支援することに取り組んでいます。
アルファ・ラバルの革新的な技術は、材料の精製、再利用に専念しており、天然資源のより責任ある使用を促進しています。それらは、エネルギー効率と熱回収の改善、水処理の改善、排出量の削減に貢献します。これにより、アルファ・ラバルは顧客だけでなく、人々と地球のためにも成功を加速しています。日々、世界をより良くしています。
同社の従業員は、20,300人です。2022年の年間売上高は、521億クローネ(約49億ユーロ)でした。当社はナスダック ストックホルムに上場しています。
●会社概要
アルファ・ラバル株式会社
代表 : 代表取締役社長 西川 昇
所在地 : 〒108-0075 東京都港区港南 2-12-23 明産高浜ビル10階
設立 : 1978年2月24日
資本金 : 4億9千万円
従業員数: 約250名
取引銀行: 三井住友銀行
URL : https://www.alfalaval.jp/
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