プレスリリース
株式会社ファンリード(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:小林 慶一、以下「ファンリード」)は、株式会社Archaic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:横山 淳、以下「Archaic」)と共同し、AIによるガントリークレーンの予知保全を目的として、クレーンの運転ログデータ解析に取り組んでいます。
■ガントリークレーンの維持管理の重要性
港湾におけるガントリークレーンの維持管理は、国際物流を支えるうえでの重要な課題です。現状では定期的な保守点検を行い、異常の有無を判定していますが、定期点検終了後次回までの定期点検の合間に発生する故障の兆候発見の遅れなどにより、突発的な故障が発生する懸念があります。
■ファンリードとArchaicによる取り組み
ファンリードとArchaicは、2022年度に運転ログデータ・探索的データ分析作業に基づく「異常検知・異常発生予測」手法を選択し、AIプロトタイプ(試作モデル)を構築しデータ解析を実施しました。その結果、以下のように“AIよる予知保全”の実現可能性を確認することができました。
<AIによる予知保全の実現可能性を確認>
・30分前に約90%の精度で何らかの異常発生を予測
・24時間前に約71%以上の精度で重大故障発生を予測
ファンリードとArchaicは2023年度に第二ステージとして、故障個所分類可能性の実証を行っています。AIが予知する故障はどのような故障なのか、どのような分類・特定が必要かなどを精査していきます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/369583/LL_img_369583_1.png
写真:ガントリークレーンのイメージ
<株式会社ファンリード>
2013年設立、太陽ホールディングス株式会社(東証プライム上場)の連結子会社。DX推進やスマート農業、スマートファクトリーなど新たなITのあり方を提案するサービスに取り組んでいます。
代表取締役社長: 小林 慶一
設立 : 2013年3月26日
所在地 : 東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル15階
会社HP : https://www.funlead.co.jp/
<株式会社Archaic>
『世界中の人が、AIをもっと身近に電気や水の様に当たり前の様に使うことができる世界を実現する!』をミッションに掲げ、AIの最新技術の学術的知見とグローバルなAIベンダーでの実績を持つ、ディープラーニングや人工知能システムの受託開発、および受託研究開発のスペシャリスト集団です。
Archaicはアルゴリズムをゼロから構築する僅か5%のAIビルダーで、各業界の最先端を目指す大企業のカスタムAIを制作しています。
『もっと身近な環境でAIを活用し、そのメリットを多くの方に伝えていくことで、AIのハードルが下がり、その先に日本国の産業の底上げにも貢献できるのではないか』と考えています。
代表取締役CEO: 横山 淳
設立 : 2017年11月15日
所在地 : 東京都渋谷区神宮前1-22-1 オークラビル5階
会社HP : https://archaic.co.jp/
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