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バイオジェン・ジャパン株式会社、株式会社オリィ研究所

オリィ研究所とバイオジェン・ジャパン 分身ロボットカフェ「期間限定地域キャラバンカフェ:広島・京都」にて10月に広島で特別支援学校生徒向けの遠隔就労体験プログラムを実施

(@Press) 2023年09月14日(木)15時15分配信 @Press

分身ロボット「OriHime」(オリヒメ)の開発・提供を手掛ける株式会社オリィ研究所(本社:東京都中央区、代表取締役:吉藤 健太朗、以下 オリィ研究所)と、神経科学領域における医薬品開発のパイオニアであるバイオジェン・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:傳 幸諭、以下 バイオジェン・ジャパン)は、難病や重度障がいなどで外出困難な方が分身ロボットを操作して接客を行う「分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーン バージョンベータ)」の期間限定地域キャラバン店において、重度肢体障がいを持つ生徒達のための「遠隔就労体験プログラム」を実施することを決めました。昨年度の福岡・札幌に続き、2023年度は広島と京都で実施します。
広島では10月20日(金)から11月5日(日)まで、ひろぎんホールディングス本社ビル店の「アンデルセンカフェ」にて開催します。

障がいを持つ生徒のための特別な配慮を行う専門の教育施設として特別支援学校がありますが、肢体障がいを持つ卒業生の進路は他の障がいを持つ卒業生と比べても福祉施設への入所や通所する割合が非常に高く、就職や進学といった道を選択するケースが非常に低いことが問題となっています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/368728/LL_img_368728_1.jpg
昨年の遠隔就労体験プログラムの様子 1

※写真は昨年実施のもの


【令和2年(2020年3月)の特別支援学校卒業後の進路】

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/368728/LL_img_368728_2.jpg
令和2年(2020年3月)の特別支援学校卒業後の進路

文部科学省「学校基本調査」より

オリィ研究所ではこうした状況を打破すべく、一昨年度、重度肢体不自由の生徒向けにOriHimeを使った遠隔就労体験の受け入れを東京・日本橋の「分身ロボットカフェ」にて実験的に行いました。これにより、生徒自身に限らずそのご家族、教育現場の先生までもが本人の具体的なキャリアイメージについて考えるきっかけとなったため、バイオジェン・ジャパンの支援を受け、2022年度に引き続き今年度もプログラムの実施を決めました。(写真は昨年実施時のもの)

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/368728/LL_img_368728_3.jpg
昨年の遠隔就労体験プログラムの様子 2
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/368728/LL_img_368728_4.jpg
昨年の遠隔就労体験プログラムの様子 3

本年度のプログラム実施については、すでに東京・日本橋の分身ロボットカフェで働いている「先輩パイロット」と、今回初めて遠隔就労体験にチャレンジする特別支援学校の生徒がチームになって研修を積み、10月20日から地元広島で開催される「分身ロボットカフェ in Hiroshima」でのデビューを目指します。(具体的な研修のイメージは「【参考】OriHimeを活用した遠隔就労体験の仕組み」を参照ください。)

遠隔就労体験受け入れ3年目となる今年度は、キャラバンカフェが開催される広島県と京都府ではバイオジェン・ジャパンの支援を受けて2エリア合計で約10人程度の生徒の受け入れを予定しています。

バイオジェン・ジャパンは3年連続で「分身ロボットカフェプロジェクト」に特別協賛企業として名を連ねており、加えて今年度もこの特別支援学校の遠隔就労体験プログラムの取り組みへの継続参画を決めました。

「分身ロボットカフェ期間限定地域キャラバン店」広島・京都で開催決定リリースに関してはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000019066.html


【参考】OriHimeを活用した遠隔就労体験の仕組み

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/368728/LL_img_368728_5.jpg
OriHimeを活用した遠隔就労体験
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/368728/LL_img_368728_6.jpg
実施イメージ

【株式会社オリィ研究所について】
「人類の孤独をリレーションテックで解決する」をミッションとし、コミュニケーションテクノロジーの研究開発、遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」製造販売を行う。
OriHimeのほかに、テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」、重度障がいがあっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」などがある。
2021年6月に分身ロボットOriHimeがサービスする初の「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」常設実験店を日本橋にオープン。2023年には、テレワークに特化した障がいがある方の人材紹介サービス「FLEMEE」を開始。

公式HP: https://orylab.com/

※「OriHime」「分身ロボットカフェ」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。


【バイオジェンについて】
1978年に設立されたバイオジェンは、多発性硬化症の広範なポートフォリオを有し、脊髄性筋萎縮症の最初の治療薬を製品化し、アルツハイマー病の病理に作用する二つの治療薬を共同開発するなど、数多くの革新的なイノベーションを生み出したグローバル・バイオテクノロジー企業です。バイオジェンは神経、神経精神、特定の免疫、希少疾患といった領域において画期的な治療となりうるパイプラインを進展させ、サイエンスを通じて人々に貢献するという理念を厳格に追求し、人々がより健康的に、持続可能で平等に生きていける世界となるよう取り組んでいます。

バイオジェン・ジャパンは、米国バイオジェンの日本法人です。世界で有数の歴史のある独立系バイオテクノロジー企業の日本法人として、日本では2000年より事業を展開しています。「神経科学の不可能を、可能に。」をビジョンに掲げ、日本の患者さんにも革新的な医薬品やより良い治療環境を提供すべく活動を展開しています。
バイオジェン・ジャパンに関する情報については、 https://www.biogen.co.jp/ 、およびSNS媒体Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、LinkedIn、LINEをご覧ください。

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プレスリリース提供元:@Press

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