プレスリリース
日本ライフライン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:鈴木 啓介、事業内容:医療用機器輸入・製造および販売)は、自社製品であるオープンステントグラフト(「Frozenix」シリーズ)の新たなラインナップ「Frozenix Partial ET(フローゼニクス・パーシャルイーティー)」を2023年8月から販売開始します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/366033/LL_img_366033_1.png
オープンステントグラフト「Frozenix Partial ET」
保険償還価格:1,110,000円
オープンステントグラフトは、胸部大動脈疾患において病変部の血管を修復するための外科手術で用いられる人工血管の一種です。このデバイスは、術者の手技に関するトラブルを軽減し、患者様にとっても、2回の手術を1回で済ませられることで、身体的負担を軽減することが可能です。当社は2015年にオンリーワン製品として「Frozenix」を発売して以降、国内外で2万例以上の使用実績を積み重ね、良好な術後成績を残してきました。
オープンステントグラフト「Frozenix Partial ET」は、従来品の特長を継承しつつ、ステントワイヤー径を変更したことで、ステントグラフトの留置に起因する合併症*1を軽減する効果が期待できます。また、追加治療が必要となるケースに備え、手技が容易となるような工夫が製品デザインに取り入れられています。本製品の導入により、オープンステントグラフトの新たな市場を開拓し、さらなる普及を目指します。
当社は、心血管関連(大動脈)の中期戦略において、オープンステントグラフトの製品力を強化することを主軸に据えています。 前期に発売した4分岐付きオープンステントグラフト「Frozenix 4 Branched」と併せて、胸部大動脈疾患の医療ニーズに幅広く対応する製品ポートフォリオを確立し、大動脈治療におけるトップシェアの地位をさらに強固にしていきます。
*1 主な合併症にdSINE(distal stent graft-induced new entry)があります。これは、ステントグラフトの留置により、ステント部が生来の血管に干渉し新たな大動脈解離を引き起こしてしまう合併症です。
■日本ライフライン株式会社について
会社名 : 日本ライフライン株式会社(英文名:Japan Lifeline Co.,Ltd.)
上場証券取引所: 東京証券取引所 プライム市場(証券コード:7575)
代表者 : 代表取締役社長 鈴木 啓介
本社所在地 : 〒140-0002
東京都品川区東品川二丁目2番20号 天王洲オーシャンスクエア25F
設立年月日 : 1981年2月6日
事業内容 : 医療用機器輸入・製造および販売
資本金 : 2,115百万円
従業員数 : 連結1,166名、単体962名(2023年3月末時点)
URL : https://www.jll.co.jp
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