プレスリリース
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株式式会社コドモン(本社:東京都港区、代表取締役:小池義則)が株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小林仁、以下:ベネッセ)と共同開発したサービス「保育ドキュメンテーション」が、2023年7月1日で5,000施設に導入※されたことをお知らせいたします。
「保育ドキュメンテーション」は、保育の質向上を目的として、保育士が毎日の保育を写真付きで「記録、振り返り、予想、計画」するものです。コドモンとベネッセは、多忙な園でも使いやすい「保育ドキュメンテーション」サービスを共同開発し、保育・教育施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える保育ICTシステム「コドモン」の一機能として、2020年4月より提供を開始。2023年6月末時点で、前年比公立施設数282%、自治体数225%となりました。
※有償契約数での算出
■保育ドキュメンテーション特徴
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「保育ドキュメンテーション」は、保育の質向上、施設の業務省力化、そして働きやすい職場を実現するサービスです。
ICTを活用し「日々の記録」の画面に園児の様子を入力することで、「日誌」「掲示物」「週日案」「連絡帳(保護者アプリへの活動記録の配信)」など様々なフォーマットに展開でき、施設や保護者との関係づくりや、保育の質向上、施設スタッフの業務省力をはかります。
コドモンの「保育ドキュメンテーション」で実現できること 〜保育の質向上とは?〜
フォーマットの流れに沿って入力をしていくことで、無理なく「子どもの姿を、次の日の保育に活かすサイクル」を回せます。事前に立てた計画に沿って保育をするのではなく、日々の子どもの姿と保育の振り返りから、次の日の保育計画を考える流れができるので、自然と「子ども主体の保育」が実現できます。
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保育ドキュメンテーションでとらえる子どもの学びとは? 「早期教育」と「遊びを通して学ぶ」の本質的な違い
2021年7月、文部科学省 初等中等教育分科会にて「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会」が設置されました(※1)。幼児教育の質的向上および小学校教育との円滑な接続を目的としたこの委員会では、「幼児教育」つまり「子どもの学び」について社会的に十分に理解されていない点が課題として挙げられました。
「子どもの学び」と聞くと、受験などを念頭に置いた知識のみの獲得を先取りする「早期教育」を思い描く人も多いですが、それだけではなく、子どもたちは「遊びを通じて学ぶ」ことで生涯にわたる学習の基礎を作っています。子どもたちにとって遊びは、外の世界に対する好奇心が育まれ、探索し、知識を蓄えるための基礎が形成されていく過程で重要なものです。また、幼児の発達にとって最も重要な自我が芽生えるとともに、人と関わる力や他人の存在に気づくなど、自己を取り巻く社会への感覚を養っています。
これらは幼児の内面に働きかけ、一人ひとりの持つよさや可能性を見いだし、その芽を伸ばすことをねらいとしているため、小学校以降の教育と比較して「見えない教育」といわれることもあります。施設の職員にとっては子どもたちの内面にひそむ芽生えを理解し、引き出し、伸ばすためには幼児の主体的な活動を促す適当な環境を計画的に設定する専門的な能力が求められます(※2)。名前のつかない日々の遊びのなかで子どもたちが何を学んでいるのか、保育ドキュメンテーションでとらえることができます。
※1 令和3年7月8日「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会の設置について」
https://www.mext.go.jp/content/20210720-mxt_youji-000016944_02.pdf
※2 架け橋特別委員会「第1章 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の方向性」
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/attach/1420140.htm
ドキュメンテーションを活用し子どもたちが学ぶ様子を記録した事例はこちら
「遊んでいるだけ」じゃない 子どもにとっては「すべてが学び」 保育士が記録する遊んで学ぶ子どもの姿 : https://newscast.jp/news/8162943
【株式会社コドモン 会社概要】
◆所在地:東京都港区三田3丁目13−16 三田43MTビル 3F
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆WEB:https://www.codmon.co.jp/
◆事業内容:子どもを取り巻く環境をより良くするための事業を手掛け、働く人にとっても働きやすい組織づくりを体現。子育てに優しい社会に変わるよう多角的に環境整備を行い、社会に貢献する。
◎こども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとしての保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」の開発・提供。2023年6月末時点で、全国約14,500施設、職員約29万人が利用。全国約386の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位(※)
◎保活中の保護者や求職者と保育・教育施設をつなげる採用・園児募集支援サービス「ホイシル( https://www.hoicil.com/ )」の提供。こども施設が簡単に施設の魅力を発信でき、保育学生や再就職希望者が採用情報にアクセスしやすいような情報提供を行う。
その他、保育園向け写真ネット販売「コドモンプリント( https://www.codmon.com/print/ )」こども施設を対象とした専門のECサイト「コドモンストア( https://store.codmon.com/ )」、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的としたオンライン研修サービス「コドモンカレッジ( https://college.codmon.com/ )」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム」などを展開。※(2023年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)
【こども施設向けICTシステム「CoDMON」概要】
https://www.codmon.com/
コドモンは、保育園や幼稚園で働く先生と保護者に対して、こどもたちと向き合うゆとりを持っていただくための各種支援ツールを提供するSaaS※1です。
園児情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園管理や、保護者とのコミュニケーション支援機能など、先生の業務負担を大幅に省力化しながら、保育の質を高める環境づくりの支援をしています。また同時にベビーセンサーなどのIoTデバイスとAPI連携するなど、園内のICT/IoT環境を統合管理できるソリューションを提供しています。保護者アプリでは施設との連絡機能のほか、こどもの成長管理や写真アルバム、保育料の支払い機能といったサービスを展開しています。
※1 SaaSとは、ネットワークを通じて顧客にアプリケーションソフトの機能を必要に応じて提供する仕組みのこと
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株式会社コドモン 広報
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080-7303-6026/080-4466-6738
TEL: 03-6459-4318
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