プレスリリース
空き家管理サービスの提供で実績のある有限会社エステートプロモーション北九州(所在地:福岡県北九州市、代表取締役:北島 達夫)が運営する空き家管理のフランチャイズシステム「空き家ガーディアンズ」が2024年1月4日(木曜日)にFC3号店「空き家ガーディアンズ鹿児島店」(所在地:鹿児島県鹿児島市)をオープンいたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/359337/LL_img_359337_1.jpg
空き家ガーディアンズロゴ
■空き家管理ビジネスの現状と今後の動向
今年6月、国会において「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案」が可決、成立いたしました。
今までは放置すると倒壊のおそれがあるなど特に危険性が高い空き家を「特定空家」と呼んで対策を講じてきましたが、改正後は特定空家となる前の段階(放置を続ければ特定空家になるおそれがある状態)の空き家を「管理不全空家」と呼び、それらに対して市町村は指導・勧告することができるようになり、また勧告を受けた空き家の土地の固定資産税住宅用地特例の解除(200m2以下なら固定資産税が6倍)ができるようになります。
つまり、今までは特定空家だけが対象だった措置を管理不全空家まで広げたわけです。
今回の改正によって空き家の管理状態の基準が引き上げられ、所有者等による管理の負担は増すことになり、子供が県外に居住していて自身で管理できないケースや、県内に居住していても草刈り等の作業ができない高齢者や女性からの依頼が増加することが予想されます。
また来年には、国内において75歳以上の後期高齢者が人口の4分の1を超えると言われています。医療や介護の需要が増加することにより様々な問題が発生する、いわゆる「2025年問題」です。
日本の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで自立した生活ができる状態を指す健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳。(いずれも2019(令和元)年時点、厚生労働省「健康寿命の令和元年値について」より)
空き家管理代行業者は、一人暮らしの高齢者が入院や施設への転居によって空き家となるタイミングで、その子供たちから管理を依頼されるケースが最も多いことからも、今後は空き家管理代行業者の需要が劇的に増加することが予想されます。
実は10年ほど前から、全国の大手・中小企業が続々と空き家管理ビジネスに新規参入しましたが、それらの多くが契約棟数が伸びずに苦戦を強いられてきました。
有限会社エステートプロモーション北九州は、福岡県全域を営業エリアに2013年から空き家管理サービスの提供をスタートさせ、順調に契約棟数を伸ばし続けており、そのノウハウ全てを共有するフランチャイズシステムが「空き家ガーディアンズ」です。
空き家ガーディアンズは2016年1月、有限会社エステートプロモーション北九州の空き家管理部門を空き家ガーディアンズ北九州店と改称し、それと同時にフランチャイズ1号店となる空き家ガーディアンズ山口西店をオープン。
続いて2020年1月、広島県東部と岡山県西部をエリアとする空き家ガーディアンズ福山店をオープンいたしました。
そして2024年1月に空き家ガーディアンズ鹿児島店をオープンいたします。
運営を行なうのは、鹿児島市を中心に離島を除く鹿児島県内全域で不動産関連サービスを提供する山下不動産研究所。
空き家ガーディアンズでは、今後も空き家管理のニーズが高い九州・中国地方を中心にFC店を増やしていき、将来的にはそのネットワークを背景に全国的に空き家管理のトップとしての地位を築きたいと考えています。
■空き家の管理代行サービスを低料金で実現
「放置空き家」という言葉がありますが、“空き家の状態のままにしていること”を指しているのではなく、“適正に管理がなされていない空き家”を指す言葉です。空き家を放置し続けると近隣居住者に多大な迷惑をかけてしまいますが、様々な理由からすぐに除却・売却・活用に移行できない所有者が多数存在するのも事実です。空き家ガーディアンズは、そのような空き家の所有者またはそのご家族の代理となって、一定期間空き家を適正に管理する、いわゆる「空き家管理代行業者」です。
2012年頃から空き家の増加が問題視されていますが、人口減・高齢化・少子化・核家族化が進む現在の日本において、国や各自治体の取組みだけで空き家数の増加を食い止めることは困難であり、今後は“空き家の適正管理についての啓発活動”がなによりも重要となります。
空き家問題の解決の為には、「空き家の所有者は空き家を適正に管理する義務がある。」「自らが管理を行うことができないのであれば業者に委託する。」この考え方を一般化させる必要があります。
問題だったのは、民間企業である空き家管理業者が最低限これだけは欲しいと考える料金と、所有者がこれくらいなら空き家の維持に支払っても良いと考える金額に隔たりがあったこと。これが空き家管理業がビジネスとして成立しない一番の理由でした。そこでエステートプロモーション北九州は実務をできるだけスリム化することによって、月額3,500円からの低料金でサービスを提供。
空き家によって異なる様々なニーズを全てワンストップで引き受けることによって、数多くの空き家管理を受託する新しい空き家管理ビジネスを構築いたしました。そのノウハウ全てを他企業に提供することにより、全国に空き家管理を普及させる目的でスタートしたのがこのフランチャイズシステムです。
■空き家ガーディアンズの特長
1. シンプルなサービスメニュー
空き家ガーディアンズはホームページをご覧いただくだけでサービス内容が選択でき、毎月の料金が把握できるサービスメニューとなっています。
(1) 全てのサービスが定額制。
(2) 室内清掃や草刈り等については時間制とし、面積や状況等による「別途見積り」はなし。
(3) 最低限必要な作業である基本サービスの他にオプションメニューを充実させることで、お客様のご要望に的確に応え、かつ無駄な出費を防ぐ。
2. 直接面談を必要としない契約作業
管理委託をご検討されるお客様は空き家所在地から離れた場所にお住まいであることが多く、結果的に空き家管理業者との距離も離れています。
空き家ガーディアンズでは、ホームページ内のフォームから資料請求や仮申込みを行なうことができ、また契約書の締結も郵送にて行なう為にお客様に地元に戻らなければならない等のご負担が発生しないシステムになっています。
3. ウェブ報告書
空き家管理の状況報告は文書またはメールで行うことが一般的ですが、空き家ガーディアンズではネット上にパスワードでご契約者様だけにご覧いただける専用ページを作成し、いつでもどこからでも空き家の状況や作業の確認を行うことができるシステムを無料でご提供させていただいております。
・ウェブ報告書の特長
(1) 添付される画像の枚数が多い。
(2) 大きくて鮮明な画像で状況を確認できる。
(3) 別の場所に住む親子・兄弟等で情報を共有できる。
(4) 海外からでも状況が確認できる。
(5) 過去の履歴が1クリックで確認できる。
■鹿児島店新規契約者募集のお知らせ
鹿児島店の管理業務開始は2024年1月からとなりますが、2023年7月1日よりホームページ( http://www.akiya-g.jp/kagoshima/ )にて新規契約希望者の受付を開始させていただきます。お得なキャンペーンも準備しておりますので、鹿児島県内に空き家をご所有の方は、ぜひこの機会にホームページをご覧いただき、管理委託をご検討下さい。
■鹿児島店オープン記念キャンペーンについて
鹿児島店において、7月1日から空き家管理のサービス料金を全額2ヶ月分無料とする「鹿児島店オープン記念キャンペーン」を開催いたします。(先着順限定5名)詳細はホームページからご確認いただけます。
■空き家ガーディアンズのサービスメニュー及び料金体系
<基本サービス>
3,500円
<オプションサービス>
(1) 室内状況確認サービス:1,000円
(2) 室内定期清掃サービス:3,000円
(3) 通風サービス :無料
(4) 通水サービス :無料
(5) プラスワンサービス :3,000円
(6) 敷地内除草サービス :3,500〜6,000円(鹿児島店の場合 ※各店舗により異なる)
※いずれも1ヶ月の料金、消費税込。
詳細につきましてはホームページにてご確認下さい。
http://www.akiya-g.jp
■空き家ガーディアンズ統括本部
運営: 有限会社エステートプロモーション北九州
代表: 北島 達夫
所在: 福岡県北九州市八幡西区松寿山1丁目8番8号
TEL : 093-693-0020
MAIL: estatepk@nifty.com
URL : http://www.akiya-g.jp/fc/ ※フランチャイズ店募集案内
■「エステートプロモーション北九州」代表略歴
北島 達夫(きたじま たつお)
1964年生まれ、福岡県出身。
2001年、不動産仲介業 有限会社エステートプロモーション北九州創業。
半年間の試験運用を経た後の2013年、空き家管理サービスの提供を開始。
2016年、空き家ガーディアンズの運営開始と共に空き家ガーディアンズ統括本部長に就任。
国土交通省の「空き家管理等基盤強化推進事業」に選定された住宅流通促進協議会に専門委員として参加。
テレビ・新聞・雑誌等のメディア出演、セミナー講師等の実績あり。
有償での空き家巡回数は延べ8,000回を超え(2022年12月末時点)、個人としてはおそらく日本一の数と推測される。
■空き家ガーディアンズ鹿児島店
営業エリア:鹿児島市・日置市・いちき串木野市・南さつま市・南九州市・指宿市・枕崎市・霧島市・姶良市・湧水町・薩摩川内市(甑島列島は除く)・出水市・伊佐市・阿久根市・さつま町・長島町・鹿屋市・曽於市・志布志市・垂水市・大崎町・東串良町・肝付町・錦江町・南大隅町
運営: 山下不動産研究所
代表: 山下 宏洋
所在: 鹿児島県鹿児島市光山 2丁目15番16号
TEL : 099-814-7671
FAX : 099-814-7279
MAIL: yama.takken@outlook.jp
URL : http://www.akiya-g.jp/kagoshima/
■鹿児島店代表挨拶
この度、空き家ガーディアンズ鹿児島店として空き家管理サービスを提供させていただくこととなりました山下不動産研究所の山下と申します。
ここでは私の空き家問題に対する思いを述べさせていただきます。
ここ10年ほど、空き家数の増加が地域に様々な問題を発生させていることが各メディアで取り上げられています。
「平成30年住宅・土地統計調査結果」(総務省統計局)によると、鹿児島県内には167,000戸の空き家があり、そのうち賃貸や売却等、不動産市場に出ていない空き家(「その他の住宅」という名称で分類)は105,200戸、県内の空き家の約63%を占めています。
方向性の定まっていない空き家は、時間の経過とともに劣化が進み、周辺住民にとっては迷惑な存在になっていきます。
私はこの事業を始める以前は不動産売買に10年ほど携わってまいりました。
延べ200件程度の不動産取引を行ってまいりましたが、その多くが古い家屋を解体してからの住宅用土地としての売却で、古い家屋を再活用する目的での売却はさほど多くはありませんでした。
現在は、新築住宅を安く建てる選択肢もありますし住宅ローン金利も低いので、第一次取得者層は新築を中心に住宅取得を検討します。
でも、この流れは不動産活用の中の一つの選択肢にしか過ぎません。
古い住宅であっても現在の新築住宅よりも優れている部分があるものは世の中に多数存在しています。
私は、空き家問題解決の糸口は「古い家は壊す」ではなく、「様々な角度から物件について検討し、お客様のご意向も十分に加味したうえで最適な選択肢を選んでいただく」ことにあると考えています。
そのような意味からも、私はお客様にとっての最初の相談窓口でありたい。
空き家・留守宅の維持管理についてだけではなく、将来的な活用についてもお客様と長く寄り添える存在でありたいと考えています。
プレスリリース提供元:@Press