プレスリリース
アルファ・ラバル株式会社(以下 アルファ・ラバル)は、分析機能を搭載した新しい状態監視ソフトウェアをリリースしました。人工知能を駆使した新しいオンラインモニタリング用ソリューション、Alfa Laval Analyticsは、衛生分野の産業において、予期せぬダウンタイムの発生を防ぎ、貴重な資産の耐用年数を延ばし、さらにサステナビリティの目標達成に貢献します。
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Alfa Laval Anlytics
「これは、衛生分野の産業における大きな一歩です。当社の新しいソリューション、Alfa Laval Analyticsは、機械の潜在的な障害を事前に検出し、その原因を診断するのに役立ちます。お客様との密接な対話を通じて、安心感をもたらし、機器を常に最高の性能に保つ、使いやすくて信頼性の高いソリューションを開発しました」と、アルファ・ラバル社のFluid HandlingのConnectivity and Monitoring責任者、Torsten Pedersenは述べています。
Alfa Laval Analyticsは、当社の新規および既存のすべてのポンプ設備に追加できる付加価値の高い機能です。このサービスは1年間のサブスクリプションで、オンラインでのインストール、ダッシュボードの使用に関するトレーニング、継続的サポートが含まれています。
●24時間365日、いつもお客様のそばに
本サービスは、ポンプの振動データを24時間体制で収集・分析します。AIベースのソリューション開発の背景にある理念は、プラントのオペレーターと管理者に安心をもたらすことでした。Alfa Laval Analyticsでは、シンプルなダッシュボードを通じて、機器のコンディションをわかりやすく、かつ直感的に把握することができます。緑色はOK、黄色は要注意、オレンジは警告、赤色は即時対応を意味します。
「オペレーターやプラントマネージャーは、どこにいても、時間に関係なく、ポケットの中でプラントの状態を確認することができます。アプリのダッシュボードをすばやく見るだけで、ポンプのコンディションが確認でき、必要に応じて対処することで、コストのかかるダウンタイムの発生を防止できます。」とTorsten Pedersenは述べています。
また、本サービスでは、故障を検出するだけでなく、例えば、ポンプの設置位置のずれや、プロセスの改善の可能性、機械的な故障などの問題の原因もピンポイントで特定できると説明しています。
「Alfa Laval Analyticsが持つ診断機能により、オペレーターや技術者は問題を素早く特定し、問題が生じる前に解決することが非常に容易になります。本サービスの運用により、ポンプを継続的にモニタリングし、点検および修理の推奨事項に従っていれば、機器の保証期間を延長することも可能です。」とTorsten Pedersenは述べています。
●予知保全の実現
Alfa Laval Analyticsは、故障を予測し、修理や交換が必要なパーツの特定ができるため、予想外のコストや、計画外のダウンタイムを防ぐ予知保全戦略の実施につながります。また、プラントがより少ないコストでより多くのことを行えるようにすることで、サステナビリティの課題解決も同時にサポートします。常に完璧な状態で資産を稼働させることで、エネルギー効率を高め、二酸化炭素排出量の削減を支援します。
Alfa Laval Analyticsはサイバーセキュリティも考慮されたソリューションです。すべてのデータはモバイルネットワーク経由で送信されるため、 プラントのインターネットへの接続は不要です。
本サービスは、アルファ・ラバルのコネクテッド・サービス・プログラムの一部です。インダストリー4.0技術の可能性を活用するために、新しいサービスが継続的に追加されています。
●Alfa Laval Analyticsのテクニカル・セットアップ
本サービスはCM Connect Gatewayにより実現され、12カ月間のサブスクリプションが付属しています。分かりやすいユーザーガイド用アプリを使用することで、インストールと試運転を簡単に行うことができます。サブスクリプションでは、ダッシュボードへのアクセス、推奨アクションの通知、 アルファ・ラバルからのサポートが提供されます。
詳細については、 https://www.alfalaval.jp/analytics をご覧ください。
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