• トップ
  • リリース
  • HIOKIとマクニカは、カーボンニュートラルを目指し、 自動運転EVバスの導入に向けた取り組みを開始

プレスリリース

  • 記事画像1

株式会社マクニカ

HIOKIとマクニカは、カーボンニュートラルを目指し、 自動運転EVバスの導入に向けた取り組みを開始

(@Press) 2023年05月11日(木)11時05分配信 @Press


電気計測器の開発、生産、販売・サービスを行うHIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:岡澤尊宏)と、半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス・ソリューションプロバイダーの株式会社マクニカ(神奈川県横浜市、代表取締役社長:原一将)は、カーボンニュートラルを目指し、自動運転EVバスの導入に向けた取り組みを開始いたします。またそれに伴い、HIOKI本社工場(長野県上田市)とその周辺の公道にて、自動運転EVバスの走行実証実験の準備を開始いたします。なお、今回の実証実験は上田市、上田電鉄株式会社、上田バス株式会社、千曲バス株式会社からの協力・支援を受けて実施する予定です。


画像 : https://newscast.jp/attachments/FgKlpR8GfuY1qcQmD61P.jpg


■HIOKIにおけるカーボンニュートラルの取り組み


HIOKIは、サステナビリティ基本方針で持続可能な社会の実現に貢献することを定めています。この基本方針に基づき、HIOKIサステナビリティ宣言を策定し、2025年にはGHGプロトコルにおけるスコープ1、スコープ2のカーボンニュートラルを、2035年にはスコープ3のカーボンニュートラルを達成する目標を掲げています。この目標実現の一つの施策として、HIOKIはマクニカとともに今回の実証実験を行い、自社と社会の脱炭素化に貢献していきます。


■マクニカにおける自動運転社会実装支援の取り組み


マクニカは、地球環境や社会課題への対応を経営の最重要事項のひとつとして捉え、事業を通じて地球環境や社会・経済発展に貢献していくことをサスティナビリティ基本方針として定めています。その取り組みのひとつ「安全安心で快適な暮らしを創る」という重要課題に基づき、スマートモビリティソリューションを通じて、地域社会の活性化を支援しています。この度のHIOKIとの実証実験においては、自動運転技術の知見やコンサルティング、自動運転移動サービスにかかわる国内外における実証実験運営等の豊富な実績を生かし、実証実験の企画立案、事前検証、自動運転の実装作業、運用における保守メンテナンス、導入効果の最大化までトータルサポートし、次世代モビリティサービスの実用化を支援します。また、この度使用予定のフランスNAVYA社製自動運転EVバス「ARMA(アルマ)」を活用した自動運転車両の運行、自動運転走行に必要な実装技術支援や運行管理システムの提供を行うことで、HIOKIと社会の脱炭素化に貢献していきます。


■HIOKIが実証実験を行う背景


急速にモビリティ技術が進化していく世界の潮流に対する日本の社会実装の現状にHIOKIは強い危機意識を持ってまいりました。今回の実証実験を実施することで当社社員に留まらず、地域の皆様が次世代モビリティに直接触れる機会を作りたいと考え、今回の自動運転EVバスの実証実験を行うことを決定しました。


■実証実験の概要


想定ルート:本社工場周辺の公道(関係機関との協議を踏まえ今後正式決定する予定)
      @国道143号線町小泉交差点周辺とHIOKI本社工場(小泉2号線)
      A県道 65 号線バイパス南部消防署前交差点周辺と
       HIOKI本社工場(横山神畑線)
使用車:NAVYA社 ARMA
    ・レベル3自動運転システム(運行時はレベル2で走行)
    ・乗車定員15名(運行時は乗客8名+乗務員2名)
    ・最高速度25km(運行時は18km/h程度で走行)
    ・1回の充電で約9時間(100km)の自動走行が可能
    ・その他:緊急時は同乗のドライバーが手動介入
協力・支援:上田市(包括的支援)
      上田バス株式会社、千曲バス株式会社(運用人員の提供)
      上田電鉄株式会社


■実証実験後の見通しと期待される効果


今回の実証実験を通じ、HIOKI社員が持続可能な社会の実現に必要な最新技術を学ぶことを促進し、業界のフロントランナーとして革新的な計測ソリューションの提供に繋げてまいります。
さらに実証実験の結果を踏まえ、HIOKIは自動運転EVバスを含め様々な施策の検討、試行を通じて複合的にCO2排出量の削減に取り組んでまいります。また、実証実験やその後の運行で得られた知見を上田市内における他の事業者とも共有し、市内のCO2削減に向け積極的に貢献したいと考えています。
なお、本実証実験につきましては、今後、法規制への対応や、行政機関・近隣住民と協議の上、順次進めてまいります。


■実証実験を支援する上田市、各社のコメント(五十音順)


・上田市
スマートシティとゼロカーボンシティの推進を図るため、自動運転技術を備えた電気自動車による今回のプロジェクトは、先駆的な取組であり上田市の公共交通の課題解決にも応用できることを期待し、支援してまいります。
・上田電鉄株式会社
公共交通の拡大・充実を民間事業者が手掛けること、さらに近未来型交通への取り組みに関し、感動を覚えます。
今後とも、既存交通事業者との連携を深め、より良い公共交通の構築にともに取り組んでいきますことを期待しております。
・上田バス株式会社
これからの社会はSDGsの観点から電気自動車及び自動運転を柱にした交通社会が到来することが必須で、弊社におきましても積極的に取り組み対応することが喫緊の課題でございます。日置電機様の社会実験に弊社も参加し、早期導入に向けて検討に入りたいと存じます。
・千曲バス株式会社
上田市内にバス路線を持つ弊社では、日置電機のプロジェクトとしてCO2削減のためにEVバスを導入し、公共交通の活用にも繋げたいという考えに賛同し、共によりよいまちづくりを目指したく自動運転EVバス導入プロジェクトに協賛させていただきます。


■日置電機株式会社について


自動車をはじめ、電子部品、環境・新エネルギー、インフラなど、様々な分野に向けて電気計測ソリューションを提供しています。産業のマザーツールと呼ばれる電気計測器は、研究開発、生産ライン、保守サービスなど、あらゆる場面で必要不可欠。電気計測ひとすじ87年の歴史で培った確かな技術と独自のイノベーションにより、お客様の安全で有効なエネルギー活用を促進し、社会の安心と発展に貢献しています。開発・生産・管理機能を集約した日本本社と、国内販売支店およびアジア、アメリカ、欧州に広がるグループ販売会社10社とのスピーディーな連携により、世界中のお客様にタイムリーなソリューションを提供しています。
ホームページ: https://www.hioki.co.jp/jp/


■株式会社マクニカについて


マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス・ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24か国/地域80拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。
詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。



プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る