プレスリリース
企業や店舗のDXをサポートしている北海道デジタル・アンド・コンサルティング株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:石堂 修)は、LINEミニアプリを活用して店舗の会員管理/CRMを構築できるシステム「EDWARD(エドワード)」をバージョンアップし、多機能POS「スマレジ」とECサイト構築サービス「makeshop byGMO」(以下 makeshop)の会員情報及びポイント情報を連携する機能をリリースします。
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LINEミニアプリでポイント連携
当社のLINEミニアプリ連携システム「EDWARD(エドワード)」では、実店舗のポイントカードをお客様のスマートフォンに表示することができます。しかし、このポイントカードでは実店舗のポイント数を確認することはできても、ECサイトのポイント数は別システムであるため統合できていませんでした。一方で、アパレル店や化粧品店などの小売業では、実店舗の他に、ECサイトなど様々なチャネルをお客様に提供することで購入機会を広げています。このような場合において、店舗のポイント会員とECのポイント会員を統合することは、システム投資が高額になるなどの課題があり導入できる企業は大企業などに留まっていました。
当バージョンアップでは他のシステムとも連携が可能である「スマレジ」と「makeshop」を連携して活用することで、システム投資を抑えてポイントを統合できる機能を提供します。これにより全体のシステム費用を抑えることが可能であり、中小企業でもシステムの導入が可能となります。また、ポイント会員情報を統合することにより、お客様は実店舗とECサイトのどちらで購入しても同様のポイント特典を受けることができるようになります。また、会員情報を統合するプラットフォームとして、LINEを活用することにより、LINE公式アカウントからメッセージを送信してポイント会員に対して販売促進を実施できるようになります。
■ECサイト構築サービス「makeshop」の会員情報を実店舗の会員情報と統合
LINEミニアプリ連携システム「EDWARD(エドワード)」を利用している店舗では、お店のポイントカードをスマートフォン上に表示することができます。通常のアプリの場合は、アプリのプログラムをダウンロードする必要がありますが、LINEミニアプリを利用する際は、すでにダウンロードされているLINEアプリを利用して会員カードを表示するため、ダウンロードをする手間をかけずに利用できるといった利点があります。また、店舗の会員情報はLINEのユーザーIDを利用して管理されているため、メールアドレスを登録する作業も不要となり、メッセージを送りたい場合はLINEのユーザーIDを利用して送信できます。
このLINEミニアプリの仕組みを活用することで、「makeshop」の会員情報と店舗の会員情報を連携することができます。画面操作は簡単であり、「makeshop」で会員登録したお客様に、実店舗の会員情報と連携することができるURLが記載されたメールが自動送信されます。当URLをタップすることで自動的に実店舗の会員情報と「makeshop」の会員情報が連携します。一方で、実店舗のポイント会員になったお客様には、スマートフォン上に表示される会員カードの下にECサイト連携用のバナー画像が表示されます。このバナー画像をタップすることにより、ECサイトの会員連携登録の専用ページを表示することができます。当ページから会員登録することによりECサイトの会員情報と実店舗の会員情報が連携できます。
これらの連携手続きにより、それぞれのシステムの会員情報は連携し、会員のポイント数を統合して管理することができるようになります。実店舗で貯めたポイントをECサイトで利用することや、ECサイトで付与されたポイントを実店舗で利用することも可能です。
<連携イメージ>
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店舗のポイントが「makeshop」のECサイトでも使える
■「makeshop」の会員情報をスマレジに自動登録
会員情報が連携された後は、「makeshop」で購入された会員の注文情報が自動的にスマレジの取引情報として登録されます。LINEミニアプリ連携システム「EDWARD(エドワード)」では、スマレジに登録された取引情報に基づいて、LINEのメッセージを配信する機能があります。この配信機能と「makeshop」連携を組み合わせることで、ECサイトで特定の商品を購入した方にLINE公式アカウントからメッセージを配信することが可能です。LINE公式アカウントのメッセージをお客様の取引情報に合わせて配信することによって、お客様満足度の向上やブロック率の低下といった効果を得ることができます。
<注文情報登録のイメージ>
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「makeshop」とスマレジのポイントを連携
■店舗のオムニチャネル化による販売機会の創出
実店舗とECサイトなど複数の販売チャネルを持つことはオムニチャネルと呼ばれ、店舗はお客様に対して多くの販売機会を提供することができるようになります。オムニチャネルによりお客様はECサイトで購入することも、実店舗で購入することもできるようになります。しかし、ECサイトのポイントシステムを店舗のレジにも導入するためには大掛かりなシステムや専用アプリなどが必要となることが多かったため、中小企業には導入することが難しいシステムとなっていました。一方で、多機能POS「スマレジ」は他のアプリと連携できるプラットフォームを強化しレジ機能を拡張できるようにしており、同じように多機能である「makeshop」も他アプリとの連携を強化してきました。
また、店舗が独自にLINEのユーザーIDを利用してアプリケーションを構築できるLINEミニアプリも開発が進み、低コストで導入できるパッケージが増えています。これらシステムはそれぞれが中小企業向けに費用を抑えて導入できるシステムであることから、それぞれを連携することで費用を抑えてポイントを統合することができる環境が整っていました。LINEミニアプリ連携システム「EDWARD(エドワード)」では、既にLINEミニアプリとスマレジを連携して、スマートフォン上にポイントカード表示することができていましたが、当バージョンアップにより、「makeshop」とも連携することで、ECサイトのポイントとも統合して運用できるようになります。
さらに、リリースする「makeshop」連携機能について、月額5,000円(税抜)で提供することにより、中小企業であっても低コストでオムニチャネルを構築することを可能としています。
※別途、スマレジ(プレミアムプラスプラン以上)、「makeshop」、LINE公式アカウント、LINE連携システム EDWARD(ベースプラン以上)、各システムを連携するための初期費用が必要となります。
■ECサイトで購入し店頭で支払う、新しい購入方法「BOPIS」
「makeshop」ではカスタマイズをすることにより、店頭支払いとして販売することができますので、「BOPIS(Buy Online Pick-up In Store)」と呼ばれる店頭受渡の仕組みも構築することが可能です。店頭ではスマレジの取置き注文を確認することによりスムーズな業務フローを構築できます。タイムパフォーマンスを意識するお客様の増加により、このような取引方法を望む方も増加傾向にあります。
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ECサイトで購入し店舗で受け取り
■多機能POS「スマレジ」とは
スマレジは、他のクラウドPOSレジの追随を許さない圧倒的な機能を備えながら、日々進化を続ける多機能POSレジです。レジ待ち行列を効率的に解消する仮販売(前捌き)機能や、バンドル販売、取置き機能、在庫管理や商品管理、顧客管理などのバックヤード業務、売上データの本格的な分析など、店舗運営に必要な機能が揃っています。さらに、外部システムとの連携、レシートプリンターやキャッシュドロアなどの周辺機器にも幅広く対応しています。これだけ高機能でありながら、誰でも簡単に操作できるように直感的でシンプルなUIを採用しています。
■「LINEミニアプリ」とは
「LINEミニアプリ」は、店舗・企業が「LINE」上で自社サービスを提供できる新しいアプリプラットフォームです。会員証やモバイルオーダー、予約受付などのサービスをアプリの追加ダウンロード・会員登録不要で「LINE」上で提供でき、重要なお知らせを無料で通知することが可能です。また「LINE公式アカウント」との連携により、「友だち」をスムーズに獲得することができ、「LINEミニアプリ」を通じて取得した顧客の属性情報や行動データを活用することで、より効率的な販促活動を実現します。
* LINEアカウントと紐づいた行動データの取得・活用にはユーザーの許諾が必須となります。
詳細は公式サイトをご確認ください。
https://www.linebiz.com/jp/service/line-mini-app/
■「makeshop byGMO」とは
「makeshop」は、GMOメイクショップ株式会社が運営するECサイト構築SaaSです。2022年には年間総流通額が3,055億円に達し、11年連続でEC構築SaaS業界No.1(※)を獲得しました。また、主軸となる「プレミアムプラン」の導入店舗数が2022年12月末時点で11,000件以上となっています。「makeshop」では、「予約販売機能」や「定期購入オプション機能」、BtoBサイト構築を可能にする「BtoBオプション」、社内販売専用ショップを構築できる「シークレットショップ機能」など、店舗様のご要望に応じた様々な機能を提供しています。
(※)ECサイト構築サービス運営企業各社の発表数値より、SaaS型の数値を比較(GMOメイクショップ株式会社調べ 2023年3月時点)
ウェブサイト: https://www.makeshop.jp/
【システム紹介URL】
・システム全体紹介
https://hokkaido-dc.com/digital/edward/
・「makeshop」連携機能
https://hokkaido-dc.com/digital/edward/makeshop
【スマレジURL】
https://smaregi.jp/
【スマレジアプリマーケットURL】
https://apps.smaregi.jp/apps/1399
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