プレスリリース
森林解析および林業生産性の自社システム開発を行っている株式会社woodinfo(所在地:東京都杉並区、代表取締役:中村 裕幸)は、独自のICT技術とデジタルツイン技術を活用して、16年間にわたる森林由来のカーボンクレジットプロジェクトの仲介サービス“GreenCreditHub”を2023年5月10日(水)に開始しました。このサービスは、プロジェクト開始直後の森林調査や管理確認、伐採木材への炭素固定量測定などの高コストがかかるモニタリング課題を解決し、企業がSDGs解決に向けた費用対効果の高いESG投資を行い、森林側が客観的な森林情報を通じて整備の進捗を把握できるようサポートします。
“GreenCreditHub”: https://woodmetahub.com/lp/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/354039/LL_img_354039_1.jpg
GreenCreditHubサービス全体概要図
当社が開発した独自のシステムでは、森林境界や管理実施確認にローカルRTKシステムを活用した自動報告システム、森林成長測定にデジタルツイン技術を用いた三次元レーザ計測と自動解析システムを適用しています。さらに2022年より新たに認められた伐採木材への炭素固定量測定には、当社が開発・保守管理する日本全国の30近いインターネット原木市場入札システムで使われている原木丸太の検査システムを発展させたAI丸太調査システムを利用しています。これらの情報はインターネット上で閲覧でき、透明性を確保しています。
代表の中村 裕幸は、「私たちの独自の技術とシステムは、カーボンクレジット市場に革新をもたらすものです。林業や木材流通業に特化したシステム開発会社として、プロジェクトの効率性と透明性を向上させ、地球温暖化対策や生物多様性保護に大きく貢献できると確信しています」と述べています。
今後、当社はこのサービスを通じて、持続可能な環境への取り組みを促進し、企業と森林所有者が協力して地球温暖化対策を推進するためのパートナーシップを強化していくことを目指します。GreenCreditHubサービスの利点は、ICT技術とデジタルツイン技術を活用し、プロジェクトの運営コストを低減しながら、高い透明性と信頼性を提供することです。企業はESG投資を通じて森林の整備や周辺産業への再投資を行い、森林側は継続的な森林管理が望ましい方向に進んでいることを確認できます。これにより、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に大きく貢献することが期待されます。
当社のサービスは、参画企業が中長期的な視点で持続可能な森林経営を行えるよう、透明性の高いESG投資とデータベースシステムを提供し、森林吸収量の最大化を実現します。また、プロジェクト実施に必要な人員を効率化し、企業と森林側の負担を軽減しています。
さらに、当社はクレジットの販売先を確保しており、オフセット企業からの依頼でビジネスを開始し、多くの連携企業と大量のクレジットニーズを抱えています。これらのオフセット企業は、長期に安定し、継続したオフセット事業・ESG投資事業を通じて環境負荷の低減に貢献したいと考えている企業群です。
当社は、これまでの実績と専門知識を活かし、今後もカーボンクレジットプロジェクトの仲介サービスを向上させ、より多くの企業や森林所有者に利益をもたらすことを目指しています。また、引き続き新技術の開発や既存技術の最適化に努め、さらなる効率化と環境負荷の低減に取り組んでいくことを表明しています。
サービスの詳細については、当社のウェブサイト( https://www.woodinfo.jp )をご覧ください。
■会社概要
株式会社woodinfo
代表者 : 代表取締役 中村 裕幸
所在地 : 〒167-0021 東京都杉並区井草5-18-13 KIビル 403
設立 : 2011年7月
事業内容: ・森林・木材流通業に特化したシステム開発・販売
・スマート林業、スマートシティプロジェクト実施
・森林調査計測と生態系分析
資本金 : 2,400万円
URL : https:www.woodinfo.jp
プレスリリース提供元:@Press