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ambula map マップ・エンジンを刷新して新たなステージへ「MAGIC2」4/20提供開始

(@Press) 2023年04月25日(火)11時00分配信 @Press

株式会社コギト(本社:京都府京都市、代表取締役:太田 稔)は、2023年4月20日、イラストマップや古地図など紙の地図とGPSを連動して位置情報を正しく機能させるマップ・アプリ『ambula map(アンブラ・マップ)』のマップ・エンジンを新たなロジックに基づくエンジン「MAGIC2」により、刷新したことをお知らせいたします。


■ambula mapについて
各地の古地図やイラストマップでまち歩きが楽しめるiOS/Android向けスマホアプリと、Webブラウザ・アプリです。
手書き地図の魅力をそのままに、GPS機能で正確な位置を瞬時に把握。紙の地図とデジタルの地図のそれぞれの利点を活かした「まち歩き」を楽しく演出します。
現在、各地自治体・観光協会様の地域観光マップや、「幕末京都古地図」「江戸切絵図」「琵琶湖鳥瞰図(吉田初三郎作)」、「環濠都市堺 再生古地図」など多数公開中。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/353155/LL_img_353155_1.png
まち歩きに最適なイラストマップに限定して掲載

■新エンジン「MAGIC2」について:「緯度」「経度」+「高さ」を加え、3D空間で地図を把握
「MAGIC2」は、メタバースやPLATEAU(プラトー)など地図・空間情報表現が高次化される市場に沿い、持続的な機能開発を行う目的として、株式会社Cube Earth(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:武田 全史)と共同開発した新時代のマップ・エンジンです。
「MAGIC2」では、3次元空間をグリッド(キューブ型の格子網)で識別、操作するロジックに基づいた技術を応用しており、今後3次元空間へのambula mapの拡張が可能となります。

【新エンジン「MAGIC2」の特長】
・イラストマップや古地図など「地図」として必ずしも正確でない絵図を、グリッドによる格子網に投影変換することで位置情報を正しく機能させることができる
・「緯度」「経度」の平面のみで構成されていた旧エンジンになかった「高度」の概念が生まれたことで、「高さ」の位置情報も識別が可能になる

今後は、高次化される地図空間表現を活かし、観光、地域教育から、防災や都市整備などの応用分野にambula mapを拡張する予定です。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/353155/LL_img_353155_2.png
Cube Earthの格子の形を地図に合わせて歪み変換することで、古い地図や手書き地図でも正しく標準地図と位置を合わせ、GPSの位置表示を実現する新しい変換ロジックを採用

■従来の方法とは異なる二つの地図の「スライド方式」比較
「MAGIC2」の特性を生かした活用としては既に、2022年12月に実施された奈良市観光協会様との事業「スマコチ@奈良」モニターツアーによって実用化されました。
旧エンジンでは、既存のイラストマップや古地図などの絵図と現代のWEB地図とを同時に比較することができませんでしたが、「MAGIC2」では「スライド方式」で両者を並列表示して比較しながら、同時に歪みを補正しつつ、二つの地図を閲覧することが可能に。
「スマコチ@奈良」モニターツアーでは、ambula mapによって「ならまち・きたまち周辺再生古地図」(※注)を現代地図と「スライド方式」で比較し、まち歩きガイドツアーで活用する検証を行いました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/353155/LL_img_353155_3.jpg
奈良市観光協会様「スマコチ@奈良」モニターツアー活用された再生古地図のスライド方式中央のスライダーを左右に動かすことにより、ピッタリ重なった古地図と現代地図を比較することが可能になる

ambula mapの新たな「スライド方式」により、観光事業や教育事業での「再生古地図」の活用のみでなく、都市インフラの過去の配置図面や、埋設図などにも適応することで、都市インフラのメンテナンス分野や、防災分野への応用が可能となると考えています。


■今後の展開
「MAGIC2」の応用としては、3次元空間表現により俯瞰的・直感的な地域の把握が出来るようになることでの、「地域回遊を促す観光用途」「地域の成り立ちや歴史・風土を知る学習用途のさらなる拡充」のみならず、異なる観点から蓄積されている各種の自然環境データや、社会環境データを、グリッドによる格子網を通じて変換することで、同じ地図上に、可視化されたデータを動的に表示する、都市インフラのメンテナンス分野や防災分野に活用を図る予定です。
また、観光視点からアプリ・リリース5周年を機に海外市場にも展開を目指しています。


(※注) 再生古地図とは
現代の地図制作技術を活用して各地に残る古地図と歴史資料に基づき地域の研究者や団体とのコラボレーションによって古地図を現代に蘇らせる取り組みです。その特徴としては、
1. 古地図の距離、面積、形、方角を正しく再現する
2. 古地図上の文字を読めるように改める
3. 成果物である古地図をデジタル化することで活用の幅を大きく広げ、持続的に活用できる地域資産にする、ことです。
現在、ならまち再生古地図(江戸時代・奈良時代)、堺市 文久年間堺絵図翻刻版、加西市 姫路海軍航空隊復元図などを公開中。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/353155/LL_img_353155_4.png
完成した再生古地図は観光だけでなく、地元小中学生の地域学習の教材として活用されている

■各種URL
ambula map webサイト: https://ambula.jp/map/
再生古地図 webサイト: https://twm.ambula.jp/
Cube Earthサイト : https://cubeearth.jp/
奈良市観光協会様「スマコチ@奈良」関連サイト:
https://narashikanko.or.jp/antique_map/


■運営企業
【開発/販売】
企業名 : 株式会社コギト
設立 : 1990年6月
代表取締役: 太田 稔
資本金 : 9,500万円
事業内容 : システム開発・運営、EC事業、ヘルスケア・スポーツ啓発事業
URL : https://www.cogito.co.jp/

プレスリリース提供元:@Press

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