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店舗流通ネット株式会社

【4/22 アースデイ】環境・コスト・時間にスマートなコンバージョン工事 〜TRNグループが不動産再生・再活用の取り組みを強化〜

(@Press) 2023年04月13日(木)10時10分配信 @Press


人と街に関わるすべてのことを総合的に支援する店舗流通ネット株式会社(東京都港区:代表取締役社長 戸所 岳大)は、4月22日の「アースデイ(地球の日)」に向け、TRNグループが手掛ける、飲食店の出店支援をはじめとする店舗リース事業・不動産事業などの分野において、不動産の再生・再活用の取組みを強化し、不動産活用の観点からも地球の環境保護に貢献していくことをお知らせいたします。
特に、躯体を活かし、用途変更を行い、建物の資産価値を回復するコンバージョン工事は、建設費・人件費の抑制に寄与し、環境だけではなく経済的にもメリットがあり、テナントにも優しい結果を生み出すことが判明しています。


画像 : https://newscast.jp/attachments/uB2zNBMP1OSzRJybkKi6.jpg


■ 産業廃棄物排出量約60%削減、コンバージョン工事で環境に配慮


TRNシティーパートナーズ株式会社(以下:TCP)を中心に、TRNグループがこれまでに手掛けた工事を参考に、建て替え工事とコンバージョン工事の産業廃棄物排出量を比較した結果、コンバージョン工事は産業廃棄物排出量を約60%削減できることが判明しました。
コンバージョン工事は、構造躯体を活用し、用途変更や転用を行い、老朽化した建物の資産価値を回復する手段です。もともとの構造躯体を再活用するので、解体・再建設といった作業が発生しません。建設資材なども有効活用でき、工事期間の大幅な短縮、人件費の抑制を図れるため、コストや環境面に優しい建設手法と言えます。工期が短いということは、テナントが最短で事業を開始できるようになることの他、建設費は賃料設定額にも影響するので、結果としてテナントにも優しく、環境・コスト・テナントにメリットを生む「再生建築」です。


≪当社実績に基づく一例≫


当社解体工事事例:鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付6階建の解体 
床面積:2,781.97u
産業廃棄物量:4,425.414t(躯体部分4,356t + その他69.414t ※躯体部分の産業廃棄物量は全体の98.43%を占める)
1uあたり産業廃棄物量:1.59t
1uあたり単価:48,526円
上記同条件物件におけるコンバージョン工事事例がない為、過去のコンバージョン工事事例のデータから、1uあたりの産業廃棄物量と単価を算出した結果
1uあたり産業廃棄物量:0.63t
1uあたり単価:44,526円


上記結果より、建て替え工事とコンバージョン工事の1uあたりの産業廃棄物量を比較すると、理論値上コンバージョン工事の方が排出量を約60%抑えることが可能であることが判明しました。


■建設業の産業廃棄物排出量は全体の約20%を占める


2023年3月に環境省環境再生・資源循環局廃棄物規制課が発表した「令和4年度事業 産業廃棄物排出・処理状況調査報告書 令和3年度速報値」によると、令和3年度における全国の産業廃棄物の総排出量は、前年度から約300万トン減少し、3億7,100万トンでした。業種別排出量では、「建設業」は「電気・ガス・熱供給・水道業」 、「農業・林業」に次ぐ第3位に位置し、排出量は約75,146千トンと全体の20.3%を占め、前年の排出割合20.9%をわずかに下回りました。
産業廃棄物の種類別排出量では、建物解体時に多く出る「がれき類」は57,340千トンと、全体の15.5%を占め、「汚泥」「動物のふん尿」に続き、前年度と同様3番目に多い量を排出しています。前年度と比較すると、2,373千トンの減少となっているものの、上位3種で全体の80%以上を占めることから、建設業の産業廃棄物排出量の削減を行うことは、地球の環境保護に寄与することが分かります。


調査期間:令和4年7月から令和5年3月
調査対象業種:「日本標準産業分類(平成25年10月改定)/総務省」及び「日本標準産業分類(平成19年11月改定)/総務省」をもとに抽出した、産業廃棄物の排出が想定される大分類18業種
調査対象廃棄物:廃棄物の処理及び清掃に関する法律に規定する産業廃棄物19種類


画像 : https://newscast.jp/attachments/JatxnAkSScYiGKxPQRsC.png
<図1>産業廃棄物排出量の推移(令和3年度実績値)


画像 : https://newscast.jp/attachments/KTkQ9ZSbv8fc7RROFLKB.png
<図2>産業廃棄物の業種別排出量(令和3年実績値)


画像 : https://newscast.jp/attachments/JxsS2rZLguFwh7P4PO1V.png
<図3>産業廃棄物の種類別排出量(令和3年実績値)


※各業種・各産業の産業廃棄物の量は四捨五入しているため、合算した値は合計値と異なる場合があります


出典:環境省「令和4年度事業 産業廃棄物排出・処理状況調査報告書 令和3年度速報値」
https://www.env.go.jp/recycle/waste/sangyo.html

■「環境に優しい・費用が安い・工期が短い」三拍子そろったコンバージョン工事でESG要請に応える


TRNグループが手掛けるコンバージョン工事は、躯体や設備を活かした修繕、外装のリニューアル、大規模用途変更など、建物に合わせた改修を施すことで、築年数の古い建物を解体せずに、新たな資産価値を見いだします。同時に建築基準法や消防法、その他の法にそぐわない建物に対し、法的治癒を行うことで市場流通性を見いだし、新たな出口戦略を提案します。スクラップ&ビルドに頼らない既存建築物の再生により、コストパフォーマンスの高い安心安全な街づくりに寄与するとともに、資源の無駄遣いを防ぎESGに貢献します。


≪当社実績に基づく一例≫


築年数の古い4階建ての事務所ビルを飲食店ビルへ、コンバージョン工事を実施


画像 : https://newscast.jp/attachments/GAVokSggbnz2IdiwuKr2.png
コンバージョン工事事例


■資源を有効活用する店舗づくりで飲食業界の活性化に貢献


TRNグループが提供する「ショップサポートシステム(※)」では、主に居抜き物件を活用しています。店舗の内装や造作設備をそのまま活用し、出店希望者と協力し合うことで、スケルトン費用とその際に廃棄されてしまう資材を削減することが可能です。新たに内装や造作を用意する手間や費用、貴重な資材の過剰消費の抑制にもなります。
建築資材の高騰・地球環境の保護への注目が高まる中、使える余地のあるものは引き続き有効活用するといったサステナブルな考えのもと、物の価値を見出しながら、店舗運営時のコストを削減するサポートもワンストップで行えるよう拡充を図っています。 TRNグループでは、日々変化していくニーズに則したニューノーマルな飲食店経営を実現できるサービスを展開しながら、更なる業界の活性化に向け、不動産活用の観点から地球の環境保護を強化しています。


※ショップサポートシステムとは・・・
TRNが店舗物件と内装を用意し、飲食店の出店を支援する独自のシステムです。TRNが物件を借り、出店希望者の意向に沿った設備投資をするため、契約時にこれらの費用をかけることなく一般的な出店の1/3ほどの費用で出店することが可能なサービスです。



■店舗流通ネット株式会社 会社概要


店舗流通ネット株式会社は、2000年の創業以来「業務委託型飲食店経営ビジネス」のパイオニアとして3,800件を超える飲食店の出店支援を実施してまいりました。現在は、100の事業を目指し、国内外の人材事業、プロモーション事業、工事事業、更にはオープンイノベーションによるAI開発やフードロス削減サービス運営など多彩なビジネスモデルを展開しています。
所在地 :〒105-0022 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング20階
代表者 :代表取締役社長 戸所 岳大
電話番号:03-5777-6510(代表)   
URL :https://trn-g.com/
事業内容:店舗リース事業、人材事業、プロモーション事業、工事事業
オウンドメディア 店通-TENTSU-:https://www.tenpo.biz/tentsu/


■TRNシティパートナーズ株式会社 会社概要


TRNシティパートナーズ株式会社は、グループのコーポレートスローガンである「明日の街、もっと楽しく。」を不動産サービス面から更に加速するべく、店舗不動産の取得・開発、リーシング、管理に特化した組織として誕生しました。魅力ある店舗不動産の開発・管理を通じて街の発展に寄り添い、日常をより豊かにする最良のパートナーであり続けます。
所在地 :〒105-0022 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング20階
代表者 :代表取締役社長 石井 実
電話番号:03-5777-4164(代表)   
URL :https://trn-tcp.co.jp/
事業内容:不動産開発、リーシングマネジメント、ビル管理サービス、コンストラクションマネジメント、不動産有効活用



プレスリリース提供元:@Press

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