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プレスリリース

株式会社吉野家、太陽化学株式会社、京都府立医科大学

吉野家、太陽化学、京都府立医科大学の産学連携共同研究講座『新規高機能牛丼』の研究開発を開始 - 吉野家の「牛丼」に高機能食物繊維「グアーガム分解物」を掛合わす取組み -

(@Press) 2023年04月03日(月)11時00分配信 @Press

株式会社吉野家(代表取締役社長:河村 泰貴、本社:東京都中央区)、太陽化学株式会社(代表取締役社長:山崎 長宏、本社:三重県四日市市)、京都府立医科大学(学長:夜久 均、所在地:京都府京都市)は、4月1日(土)に京都府立医科大学へ産学連携共同研究講座「食と健康研究講座」を設置し、新規高機能牛丼の研究開発を開始したことをお知らせします。

本共同研究は生活習慣病を気にする方の食の制約を低減して幸福度を高めることを目的に実施します。吉野家の「牛丼」をベースに、コレステロール低下作用や血糖値上昇抑制効果など多彩な健康機能を持つ水溶性食物繊維「グアーガム分解物(PHGG: Partially Hydrolyzed Guar Gum)」を含有する食品の研究開発を行い、抗サルコペニア、整腸作用、食後血糖・血中中性脂肪上昇抑制作用などの生理効果を科学的に検証します。本共同研究では「グアーガム分解物」の研究を積み重ねてきた機能性原料メーカー(太陽化学)とアカデミア(京都府立医科大学大学院医学研究科 内分泌・代謝内科学)の研究チームに新たに外食企業が参画することで、より消費者に寄り添った信頼できる新規高機能牛丼の実現を目指します。


●株式会社吉野家
吉野家は日常食の担い手であり、安心健康で豊かな食事を提供することは重要な社会価値と考え、栄養機能分野を専門分野とする研究者を外部から招聘し、専門的知見や技術開発成果を各施策へ応用する素材開発部を設置しています。素材開発部では、「食べることで健康を目指す」機能性表示食品や特定保健用食品の研究開発や健康に関するエビデンスの蓄積およびマーケティング活動への活用、SDGs観点での素材の有効活用などを日々進めています。この度の共同研究講座においても、当社からは、素材開発部のメンバーが参画し、健康や生活習慣病予防を意識した食生活を送る方たちのために、伝統の味を守りながら食生活の改善に役立つ、美味しい商品を開発してまいります。

●太陽化学株式会社
グアーガム分解物は天然グァー豆由来の水溶性食物繊維であり、発酵性が高く、腸内環境改善作用に優れ、医療や介護の現場でも高く支持されている安心・安全な素材です。これまでの京都府立医科大学との共同研究により、グアーガム分解物は糖代謝・脂質代謝を改善し、筋肉や筋力の維持に寄与するなど、メタボリックシンドロームやフレイル・サルコペニアの対策にも役立つ可能性が明らかになりつつあります。また、味やにおいが無いことも優れた特徴であり、吉野家の牛丼との掛合せは、牛丼の美味しさや満足感はそのままに、健康効果をより高める、素晴らしいコンビネーションだと考えられます。太陽化学はこの取組みを通じて、より多くの人々の健康で豊かな生活に貢献することを目指します。

●京都府立医科大学
高齢化社会を迎えている我が国においては特に体力・筋力が低下するフレイル・サルコペニアを予防することが喫緊の課題となっています。京都府立医科大学大学院医学研究科 内分泌・代謝内科学では糖尿病の患者さんが幸せな人生を過ごすことを支援する医療を提供するため、血糖マネジメントに加えて、体力の維持・向上、人生の質・幸福度に関する研究を継続して行っております。
私たちはこれまで過食および不活動によりサルコペニア・肥満・2型糖尿病を発症する動物モデルを用い、水溶性食物繊維であるグアーガム分解物が腸内環境を整えることでサルコペニア・肥満を抑制し、糖代謝を改善することを報告してきました。
今回は日本国民のソウルフードとも言える牛丼をベースに、グアーガム分解物を含有する食品を開発する共同研究に参画し、その健康効果を医学的に検証します。


【株式会社吉野家】 https://www.yoshinoya.com/
「牛丼」を中心にバラエティ豊かな商品を提供する外食チェーン。1899年(明治32)年創業。

代表者 :代表取締役社長 河村 泰貴
本社 :東京都中央区日本橋箱崎町36番2号 Daiwaリバーゲート18階
事業内容:日本国内における牛丼等のファストフード店経営及び
フランチャイズ店舗への経営指導等


【太陽化学株式会社】 https://www.taiyokagaku.com/
伝統的な天然素材から、最先端技術を応用した新規素材まで様々な食材・工業用途向素材を取り扱うと共に、無限の可能性を秘めた機能性食品素材の創造に取組む研究開発型企業。1946年(昭和21)年創立。

代表者 :代表取締役社長 山崎 長宏
本社 :三重県四日市市山田町800番
事業内容:乳化剤、安定剤、鶏卵加工品、機能性食品素材等の開発、製造


【京都府立医科大学】 https://www.kpu-m.ac.jp/
京都府立医科大学は、1872年(明治5年)に設立された療病院を前身とする公立医科大学で、2022年に創立150周年を迎えた歴史のある大学。

プレスリリース提供元:@Press

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