プレスリリース
【NTT Com】社会課題解決に向け、事業共創プログラム「OPEN HUB for Smart World」の機能を拡張、"共創"は新たなステージへ
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、さまざまな事情により働く場所や時間に制約のある方の活躍の場を広げ、労働人口の減少などの社会課題解決に向けたアプローチを強化するため、事業共創プログラム「OPEN HUB for Smart World」(以下 「OPEN HUB」)において、2023年3月9日より、デジタルヒューマンやメタバースを取り入れた新たな取り組みを開始します。
2021年10月に開始した「OPEN HUB」では、これまで約1,300社、3,000名にご利用いただくなど、多くのお客さまやパートナーの皆さまとリアルとリモートを中心とした環境で事業共創活動を展開してきましたが、このたびデジタルヒューマン技術(※)により生成された「デジタルカタリスト」を来訪者対応に活用するとともに、メタバース上の事業共創の場「OPEN HUB Virtual Park」を開設しました。空間や距離に縛られないメタバース空間の活用により、NTT Comのワークスタイル変革をさらに進化させ、多様な人材の参加を可能とする新たな顧客接点の創出を行い、労働力不足や生産性向上といった課題解決に資するサービスの開発や社会実装を進め、ウェルビーイングな社会の実現をめざします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/348244/img_348244_1.png
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/348244/img_348244_2.png
「デジタルカタリスト CONN」 「OPEN HUB Virtual Park」
1. 背景
「OPEN HUB」では、さまざまな業界のお客さまと事業共創活動を行っていますが、労働人口の減少やあらゆる人が活躍できる環境づくりは、どの業界のお客さまにとっても共通の課題となっていました。また、新型コロナウイルスの流行を境に、世の中のさまざまな活動が対面からリモートへと大きくシフトしましたが、直近では対面の価値が見直され、対面やリモートとの組み合わせによるハイブリッドに移行する動きもみられています。このような中で、NTT Comは、対面とリモートに加えバーチャルという新たな世界に「OPEN HUB」の機能を拡張することで、リアルな世界だけでは得られない体験や知見を提供するとともに、リアルとバーチャル双方の生み出す価値を掛け合わせることで社会課題の解決に取り組みます。
2. 「OPEN HUB」の機能拡張
(1)「デジタルカタリスト CONN」の就任
現在、「OPEN HUB」には企業の皆さまと共に事業共創プログラムを行う「カタリスト」と呼ばれる社内外の専門家が400名在籍していますが、「デジタルカタリスト CONN」が401人目の「カタリスト」として就任します。
「デジタルカタリスト CONN」は、東映株式会社の東映ツークン研究所のデジタルヒューマン技術により生成した”ビジュアル”に、NTTの人間研究所のモーションや音声を生成する技術により生成された”パーソナリティ”を掛け合わせることで誕生しました。
「デジタルカタリスト CONN」は、「OPEN HUB Park」内での来訪者のご案内など、これまでNTT Com社員がリアル環境で行ってきた業務を行います。NTT Comがこれまで取り組んできたオフィスとリモートを基準としたハイブリッドワークの概念を超え、デジタルヒューマンを活用した社員の新たなワークスタイル変革に取り組むとともに、顧客接点としての可能性を検証していきます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/348244/img_348244_3.png
(2)「OPEN HUB Virtual Park」の開設
空間や距離の制約を超えた環境として「OPEN HUB Virtual Park」を開設します。
メタバース空間プラットフォーム NTT XR Space WEB 「DOOR」を活用することで、コミュニティー会員同士の対話が可能になるほか、「カタリスト」との議論も継続的に実施できるようになります。
また、「OPEN HUB Virtual Park」をエンタープライズ向けのメタバース実証環境として提供します。リアル環境では実装できない新技術の実証、リアルとバーチャル環境双方のデータ取得や利活用、リアル環境で作ったプロトタイプをバーチャル環境で展示しフィードバックを得るといったことが可能となります。リアルとバーチャル環境での実験とフィードバックを繰り返すことで、社会課題解決の糸口を発見し、新たな共創ビジネスの創出をめざします。
「OPEN HUB Virtual Park」のURL:https://openhub.ntt.com/virtualpark/
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/348244/img_348244_4.png
3.OPEN HUB Exchange 1st Anniversary(1周年記念ウェビナー)
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/348244/img_348244_5.png
日時 :2023年3月10日(金)15:00〜16:00 ライブ配信
タイトル:宇宙視点で考えるチームの作り方
登壇者 :宇宙飛行士 野口聡一氏
組織開発ファシリテーター 長尾彰氏
NTT Com OPEN HUB代表 戸松正剛
視聴方法:オンライン配信
「OPEN HUB Virtual Park」ログイン後、Virtual Park内GAIA STAGE
URL:https://openhub.ntt.com/virtualpark/
4. 今後について
NTT Comは、リアル・バーチャル環境で得られる、コミュニケーションログ、行動ログ、来訪履歴などデータを利活用することで、カタリストとのマッチングやコミュニティー会員同士のマッチングなどにも取り組みます。また、「OPEN HUB」をはじめとしたさまざまな共創の取り組みや5G、XR、ロボティクスなどの先端ソリューションの提供を通じ、社会・産業のDXに取り組みます。
NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、新ドコモグループとして法人事業を統合し、新たなブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/348244/img_348244_6.png
https://www.nttdocomo.co.jp/biz/special/docomobusiness/
NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(TM)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/348244/img_348244_7.png
https://www.ntt.com/about-us/re-connectx.html
(※)デジタルヒューマン技術とは、高精細スキャン、モーションキャプチャを活用し、3DCGと先端テクノロジーを組み合わせて、写真のようにリアルな人物を創り出すことができるものです。
プレスリリース提供元:@Press