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株式会社阪急阪神エクスプレス

循環型クールチェーンサービス開始

(@Press) 2023年02月27日(月)19時00分配信 @Press

阪急阪神エクスプレスは、「環境にやさしいビジネスモデル」を推進するアンバリゾ社(本社・フランス、詳しくは下記サイトをご参照ください)とのコラボレーションで循環型クールチェーンサービスを構築し、3月1日より医薬品の航空輸送を中心にDoor-to-Doorサービスを開始します。
https://www.emballiso.com/ja/

【使用する保冷梱包資材】
◆アンバリゾ社製「パレットシッパー」
*サイズ : 3種類
外寸(単位mm)で1)大型2400x1545x1575、2)中型1545x1315x1575、3)小型1545x1170x1575
*管理温度帯 : 1)冷蔵(+2℃〜8℃)、2)定温(+2℃〜+25℃)
*保冷剤 : PCM(Phase Change Material、位相変化)保冷剤、水性保冷剤
*温度維持可能時間 : 最大189時間
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/347332/img_347332_1.jpg
【輸送フロー】
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/347332/img_347332_2.jpg
◆温度管理のトライアル輸送(プロセスマッピング)を繰り返した欧州向けの事例
*神奈川県内のお客様物流倉庫に「パレットシッパー」(保冷梱包資材)搬入
<起点0時間>
*資材組立、貨物搬出、保冷車輸送、
当社成田国際ロジスティクスセンター(NGLC)搬入
<この間8時間>
*NGLCにてラベリング、輸出通関、航空会社上屋搬入、航空機搭載
<この間17.5時間>
*アムステルダム空港到着
<この間15時間>
*アムステルダム空港内保冷倉庫搬入、保管、輸入通関、搬出
<この間20時間>
*当社オランダ法人提携保冷倉庫搬入、保管(指定納品日時までの待機)
<この間15.5時間>
*提携倉庫搬出、指定納品先まで保冷車輸送、納品完了
<この間3時間> ※全工程79時間

【サービスの特長】
*大型サイズの保冷梱包箱を標準装備、利便性向上
*混載に投入、積載効率も良くコストメリット向上
*発着地双方で、CEIV Pharma(※1)認証・GDP(※2)認証取得事業者が対応(提携先含む)
*+2℃〜+25℃の温度帯で管理可能
*輸送後の梱包資材、保冷剤はアンバリゾ社にて無料回収可能
*再利用、リサイクルを通じてCO2排出量削減に貢献
*海外発サービスも提供(ベトナム発欧州向サービスも同時にスタートします)

当社は、高度な輸送品質と安全性を保証するとともに、環境への負荷を軽減する医薬品物流のネットワークを拡充してまいります。

(※1)CEIV Pharma(シー・イー・アイ・ブイ ファーマ)
“The Center of Excellence for Independent Validation in Pharmaceutical Logistics”の略。
IATA(International Air Transport Association,国際航空運送協会)が、GDPに適合する航空輸送における品質認証として策定したグローバルでの統一基準。

(※2)GDP
“Good Distribution Practice”の略で医薬品のサプライチェーンにおける輸送・保管に関する品質を保証する適正流通基準。国によって独自の基準があるが、2010年にWHO(世界保健機関)が策定したGDPガイドラインが国際統一基準の魁であり、EUでは法制化されている。日本では2018年に厚生労働省から「日本版GDPガイドライン」が発出され、コロナ禍でのワクチン輸送を契機にGDPへの認識が高まっている。

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社阪急阪神エクスプレス 東日本第一営業部 営業一課
TEL:050-3818-2196
メールアドレス: temp-solution@jp.hh-express.com


株式会社阪急阪神エクスプレス https://www.hh-express.com/jp

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/14034d568974e684d28b6ebc0b025a821e7c5ede.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1

プレスリリース提供元:@Press

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