• トップ
  • リリース
  • Ubieと協和キリン、FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症の早期発見を目指し協業を開始

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2

協和キリン株式会社

Ubieと協和キリン、FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症の早期発見を目指し協業を開始

(@Press) 2023年02月28日(火)15時45分配信 @Press

Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部 吉倫・久保 恒太、以下「Ubie」)と協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本 昌志、以下「協和キリン」)は、生活者の適切な医療へのかかり方をサポートする受診支援サービス、症状検索エンジン「ユビー」において、希少疾患「FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症」に関する協業を開始します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/347317/LL_img_347317_1.png
ロゴ

FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症は、低リン血症性くる病・骨軟化症のうち、線維芽細胞増殖因子23(FGF23)というホルモンの作用が過剰になって起こるものをいいます。FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症は、生まれつき特定の遺伝子に変異があるために起こる先天性と、生まれた後に発症する後天性とに分けられます。先天性の代表であるX染色体連鎖性低リン血症(XLH)は、遺伝的な原因によって血中のFGF23が過剰になり、体内のリンが尿中に過剰に排泄され低リン血症となる疾患です。また後天性疾患として、腫瘍がFGF23を過剰に分泌することで低リン血症を呈する腫瘍性くる病・骨軟化症(TIO)があります。推定発症率は、XLHが2万人に1人、TIOが1〜5万人に1人で、いずれも非常に希少な疾患です。

XLHやTIOにおいては、低リン血症によって骨、筋肉、関節に異常をきたし、O脚・X脚、低身長、骨の痛み、骨折、筋力低下、歩行困難などの症状が日常生活における活動性や身体的・社会的なQOLに著しく影響を及ぼします。非常に希少な疾患であるため疾患の認知度が低く、確定診断に時間を要する方が多いのが現状です。今回の両社による協業によって、くる病・骨軟化症の関連症状のある方に疾患についての詳細な情報を提供するとともに、協和キリンの疾患情報サイト「くるこつ広場」へのリンクも表示します。その結果、くる病・骨軟化症の関連症状がある方は様々な情報をただちに取得できるとともに、適切な治療により早期にアクセスすることが期待されます。
両社は、希少疾患であるFGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症の情報提供を充実させることで、生活者による疾患への認知向上、早期発見、適切な受診へのサポートなどに寄与することを目指します。


Ubieは「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションとし、生活者の受診支援を目的に、スマートフォンやPCから質問に回答することで、症状に関連する病名と相談可能な近隣の医療機関を調べられるサービス、症状検索エンジン「ユビー」を提供しています。協和キリンは、患者さんのための取り組みとして、患者さんやそのご家族に役立つ疾患啓発・教育プログラムを通じて疾患認知度を向上させる活動を行っています。例えばFGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症については、自社Webサイト「くるこつ広場」において、疾患の診断や治療、体験談などの情報に加え、電話相談の機会も提供しています。


協和キリン 常務執行役員戦略本部長の山下 武美は、「XLHやTIOは、診断法や治療法が確立されているものの、これらに罹患している患者さんが適切に診断されるまでに時間を要するという問題が残っています。これを解決する一助として、この度、Ubie社との協業を開始するに至りました。私たち協和キリンは新薬の創出・提供に注力するとともに、患者さんのWell-beingへの貢献も併せて検討し、医薬品にとどまらない社会の医療ニーズに応えていきたいと考えています。」と述べています。


【生活者向け症状検索エンジン「ユビー」について】
「ユビー」は生活者の適切な医療へのかかり方をサポートする受診支援サービスです。いつでもどこでも気になる症状から、関連する病名と適切な受診先を調べることができ、かかりつけ医等地域の医療機関や適切な受診行動を支援します。2023年1月時点で、月間700万人以上の方々に利用いただいています。
※ユビーは医療情報の提供のみを行っており、医学的アドバイス、診断、治療、予防などを目的としておりません

URL: https://ubie.app/

▼二次元コード

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/347317/LL_img_347317_2.png
二次元コード

【協和キリン株式会社について】
協和キリンは、Life-changingな価値をもつ新しい医薬品を創出し、患者さんへ届けることに真摯に取り組んでいます。70年以上の歴史をもつ日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして、腎、がん、免疫・アレルギー、中枢神経などの様々な治療領域において、抗体医薬品の研究をはじめ最先端の科学・技術の応用に邁進し、患者さんと社会のニーズに応えます。4つの地域―日本、アジア/オセアニア、北米、EMEA―にわたり、協和キリンは共通の価値観であるコミットメント・トゥ・ライフ、イノベーション、チームワーク/和・輪、インテグリティのもと、病気と向き合う人々に笑顔をもたらすために尽力します。協和キリンの事業について、詳しくは以下のサイトでご覧ください。

所在地: 〒100-0004
東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
設立日: 1949年7月1日
代表者: 代表取締役社長 宮本 昌志
URL : https://www.kyowakirin.co.jp/


【Ubie株式会社について】
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップです。AIをコア技術とし、症状から適切な医療へと案内する「ユビー」と、医療現場の業務効率化を図る「ユビーAI問診」等を開発・提供。誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めています。

所在地: 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル6階
設立日: 2017年5月
代表者: 共同代表取締役 医師 阿部 吉倫・共同代表取締役 久保 恒太
URL : https://ubie.life

プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る