プレスリリース
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明治大学国際武器移転史研究所は2023年1月、機関誌『国際武器移転史』第15号を刊行しました。本号には、本研究所で推進されている様々な研究のうち、第二次世界大戦後の日本の防衛力整備計画と軍事工業再建に向けた業界団体の機能について、1950年代から1970年代までの防衛装備の「国産化」傾向に焦点を当てた研究と、ロシア-ウクライナ戦争における欧米諸国による対ウクライナ支援について、機密情報や武器供与の観点から論じた研究の成果を掲載しています。
明治大学は、2015年に重点領域研究を推進する「研究クラスター」として国際武器移転史研究所を設立しました。2018年に同研究所は大学付属研究機関である「特別推進研究インスティテュート」に昇格し、このテーマに関する世界水準の研究拠点の形成を目指して活動を展開しています。
国際武器移転史研究所は、軍縮・軍備管理に関する総合的歴史研究と「現代」の政策論議とを接合させ、従来の閉ざされた研究組織では達成されなかった学際的・国際的研究を展開することにより、近現代の軍縮・軍備管理という世界的課題を追究していきます。
『国際武器移転史』は、2016年1月の第1号発刊以降、すべての内容を国際武器移転史研究所ウェブサイトにて無料公開しています。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~transfer/paper/
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