プレスリリース
積水ハウス、入居者売電方式の賃貸住宅「シャーメゾン ZEH」の普及促進の取り組みで「2022年度 省エネ大賞」省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞 受賞
積水ハウス株式会社は12月20日、入居者売電方式(後記参照)の賃貸住宅「シャーメゾン ZEH」の普及促進の取り組みで「2022年度 省エネ大賞」(主催:一般財団法人 省エネルギーセンター、後援:経済産業省)省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。
本表彰事業は 、事業者や事業所等において実施した他者の模範となる優れた省エネ取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰し、国内の省エネ意識の拡大や、省エネ製品の普及などによる省エネ型社会の構築に寄与することを目的としています。当社は集合住宅ZEHの内、入居者売電方式にこだわった賃貸住宅ZEHの普及が評価され、ZEB・ZEH分野*1で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/339937/LL_img_339937_1.png
省エネ大賞ロゴ
■受賞概要からの抜粋:
ZEH化には断熱性能強化とともにPV*2設置も重要。家庭部門のCO2排出量のうち賃貸集合住宅は2割程を占めるが、賃貸物件でZEHを普及させるには入居者にPVのメリットを分かり易く享受してもらうことが重要である。このため同社では住棟一括でのPV売電ではなく、住戸単位の入居者売電方式をもつ賃貸集合住宅を供給している。賃貸ポータルサイトによるPV、ZEHの物件紹介やメリットの広報、設計向けのCAD連携ZEH判定ツールや光熱費計算ツールなどの開発・活用等により、賃貸ZEH集合住宅の普及に努めている点は評価できる。2021年までの4年間累計実績で12,000戸以上の賃貸ZEHを受注し、12,000kLの省エネに貢献した。また、住棟全体を対象としたZEH-Mの建設数は累積で442棟となり、その数は日本全体の36%を占め、ZEH-Mの効果普及が期待できる。
第6次エネルギー基本計画では「2030年度以降新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能を確保する」という目標が掲げられています。当社戸建住宅においては、ZEH比率が9割を超えていますが、今後は集合住宅についても普及が求められます。当社は既に賃貸住宅「シャーメゾンZEH」の累積受注が2万戸以上(2022年10月末時点)で、2022年2月〜10月の賃貸住宅受注に占めるZEH住戸割合は63%に上っています。
当社の賃貸住宅「シャーメゾンZEH」では、住まい手が太陽光で発電した自然エネルギーを使うメリットを享受できる入居者売電方式を提案しています。建築主と入居者が異なる賃貸住宅では双方にZEH化のメリットを伝える必要がありますが、当社が建築主に、グループ会社の積水ハウス不動産が入居者に訴求するという連携によって実績を伸ばしています。入居者が快適性や光熱費メリットを実感することで、次も賃貸ZEHに入居したい、あるいは戸建ZEHを建設したいというように、ZEHのニーズを増やすことにつながり、国が掲げる2050年カーボンニュートラル実現に向けて、家庭部門の脱炭素に貢献できると考えています。
積水ハウスは、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、「ESG経営のリーディングカンパニー」を目指しています。分譲マンションも含めた全ての主要な住まいにおいて、ZEHを積極的に推進することで、住まいの脱炭素化に貢献してまいります。
*1 ZEB・ZEH分野:建築物のZEB化や住宅のZEH化により省エネを達成した活動で、今後のZEB・ZEHの普及につながることが期待される案件が対象。このうち、ZEHに関しては、全国規模でのZEHの大量供給や、自社建築実績において高いZEH比率を達成した取り組みにより、省エネ成果を上げた活動が対象
*2 太陽光発電
■賃貸住宅ZEHにおける太陽光発電の接続タイプの違い
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賃貸住宅ZEH 太陽光発電の接続タイプの違い一覧
■積水ハウスの賃貸住宅「シャーメゾン ZEH」実例写真
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/339937/LL_img_339937_3.jpg
「シャーメゾン ZEH」実例
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