プレスリリース
特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構 ビジネス支援事業部(事業部長:山口 恒久)は、“地域DX”を具現化するための活動「自動運転“地域DX”コンソーシアム」について、その構想を解説するカンファレンスを2023年1月11日に開催いたします。
■概要
HCD-Netは、茨城県境町における自動運転バスを基軸とした“地域DX”を具現化するための活動「自動運転“地域DX”コンソーシアム」について、その構想を解説するカンファレンスを開催いたします。本コンソーシアムは、自動運転バスを基軸としたMaaSビジネスが、適正に社会実装されることを目指しています。
本コンソーシアムの構想は、HCD-Net「自動運転社会におけるHAII検討委員会(以下、HAII検討委員会と称す)」での研究活動から派生した「人間中心のMaaSビジネスの社会実装」を目指す活動で、「デジタル田園都市国家構想(内閣府)」や「デジタル交通社会のありかたに関する研究会(デジタル庁)」等、デジタル時代の諸施策、指針等を踏まえています。
本カンファレンスでは、第二部にて慶應義塾大学白坂 成功教授から、自動運転“地域DX”創出事業の必要性、重要性についてメッセージ(ビデオ登壇)を頂戴し、HCD(人間中心デザイン/人間中心設計)領域におけるアーキテクチャの構築や、協調領域における、利用者の移動要求シナリオのデータベース化の重要性等について議論いたします。
カンファレンスの詳細、お申し込みは以下のURLよりお願いいたします。
https://www.hcdnet.org/hcd/event/entry-1963.html
2023年の新春DX事始めとして、是非、皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
※HCD-Net:特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構
■開催日時:2023年1月11日 14:30〜
【プログラム】
14:15〜 会場・受付開始
14:30 開会のご挨拶
14:35〜15:45 第1部:HAII検討委員会 第1期3年間の活動成果報告
・吉武 良治教授(副委員長 芝浦工業大学)
・平沢 尚毅教授(委員 小樽商科大学)
・福住 伸一氏(委員 理化学研究所)
・吉田 直可氏(委員 法律事務所愛宕山)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/339802/LL_img_339802_3.jpg
第1部概要
15:50〜17:00 第2部:「自動運転“地域DX”コンソーシアム」構想紹介
・白坂 成功教授(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科)
・田丸 喜一郎氏(委員 独立行政法人 情報処理推進機構 専門委員)
・梶尾 龍之介氏(BOLDLY株式会社)
・改發 壮氏(委員 パナソニックホールディングス株式会社)
・鱗原 晴彦氏(委員長 株式会社U'eyes Design)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/339802/LL_img_339802_4.jpg
第2部概要
第二部 招待講演者:
白坂 成功教授(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/339802/LL_img_339802_1.jpg
白坂 成功教授プロフィール
<プロフィール>
東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修士課程修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。専門分野は大規模システム開発、技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論やシステムズエンジニアリング。2008年より慶應義塾大学大学院SDM研究科非常勤准教授。2010年より同専任准教授、2017年より同教授。2015年12月〜2019年3月まで内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。2020年より独立行政法人情報処理推進機構デジタルアーキテクチャ・デザインセンター 有識者会議座長就任。
その他、省庁の各種委員を務め政府の活動を支援。
17:05〜17:45 第三部:HAII検討委員会 第2期中期計画概要説明
・吉武 良治教授(副委員長 芝浦工業大学)
・平沢 尚毅教授(委員 小樽商科大学)
・仲谷 尚郁氏(委員 三菱重工業株式会社)
・皿谷 知之氏(委員 株式会社ぷらすU.)
・山口 恒久氏(委員 株式会社明電舎)
17:45 全体質疑、閉会のご挨拶
■HAII検討委員会 成果報告のご案内(第一部、第三部)
第二部「自動運転“地域DX”コンソーシアム」構想内で議論する「人間中心のMaaSビジネスの社会実装」の理論的根拠となる取り組みのご紹介となります。
是非、併せてご視聴ください。
HCD-Netビジネス支援事業部「自動運転社会におけるHAII検討委員会」では、【デジタル時代:AI社会/自動運転社会】における「Human Machine Interaction」をサービスアプリケーションのタッチポイントと捉えた「Human AI Interaction(以下HAIIと称す)」に着目し【AI/デジタル技術】と【人】の関係に関する研究活動を展開してきました。
本委員会の第1期中期計画(2019年4月〜2022年3月)におけるゴール設定として、HAIIの領域におけるガイドライン化/標準化の考察を行うことを掲げてきました。また、本委員会の議論と並行して「ISO/TR9241-810(Robotic, Intelligent and Autonomous Systems(RIAS)とのインタラクション)と関連技術」に関する解説書籍も企画検討され、2022年度中に「顧客経験を指向するインタラクション」が発刊されることとなっています。
本委員会での議論、研究活動が、こうした標準化の取組みに寄与した議論のポイントを整理し、これからの委員会活動に向けた活動指針を明示できるようにするため、この3年間の活動成果について報告いたします。
今後に向けて、第1期の活動をベースとし、第2期中期計画(2023年4月〜2026年3月)の策定に向け、新たな活動内容についても議論を開始しています。委員会発足当初に提示したHAII対象市場に関する再確認と共に、自動運転市場に関する継続議論テーマなどを探り、参加者の皆様からのご意見も賜りたいと考えています。
プレスリリース提供元:@Press