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阪神電気鉄道株式会社

2025年2月に阪神タイガースファーム施設(2軍本拠地)が移転する尼崎市小田南公園はゼロカーボン ベースボールパーク(ZERO CARBON BASEBALL PARK)として整備・運営します。

(@Press) 2022年12月14日(水)17時45分配信 @Press

阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:秦雅夫)、株式会社阪神タイガース(本社:西宮市、社長:百北幸司)及び尼崎市(市長:松本眞)(以下、総称して「関係三者」といいます。)は、2025年2月に阪神タイガースのファーム施設が移転(阪神タイガースファーム施設(2軍本拠地)移転計画※1)する尼崎市小田南公園について、関係三者が協力して『ゼロカーボン ベースボールパーク』として整備・運営していくこととなりましたのでお知らせいたします。

本計画では、創エネとして阪神タイガースが利用する室内練習場や選手寮兼クラブハウスの屋上、タイガース野球場のバックスクリーン背面に太陽光パネルを設置することで、年間約73万kWhの発電量を見込みます。また蓄電池も設置することで発電した電気を自家消費します。これはナイター試合も開催するタイガース野球場で想定される年間電力使用量の80%強に相当します。不足する電力は尼崎市のクリーンセンターの廃棄物発電による二酸化炭素排出量ゼロの電力※2を活用いたします。
一方、省エネとしては高性能断熱材の屋根や壁、Low-E複層ガラス、高効率空調機(高効率型ヒートポンプパッケージエアコン)、全熱交換器、昼光センサー・調光機能付きLED照明、高効率給湯機(ヒートポンプ式給湯器、潜熱回収型ガス給湯器)、高効率型モーターによる換気設備等の採用や、それらの電力消費量を「見える化」するエネルギーマネジメントシステム(EMS)の導入を予定しています。
それら創エネと省エネによる二酸化炭素排出削減量は年間約1,000t-CO2以上を見込んでおり、野球施設としては初めて※3、室内練習場はZEB Ready※4、タイガース野球場はZEB Oriented※4、の認証取得を目指します。
その他にも雨水・井水の活用やペットボトル・プラスチックカップの回収リサイクルといった環境に配慮する様々な取組み(図参照)を関係三者が協力して実施し、更にはそれらの取組みを周知することで環境意識を高めるなど、脱炭素社会や循環型社会の実現に資する環境活動を推進します。

※1.2021年12月22日リリース「阪神タイガースファーム施設(2軍本拠地)の尼崎市への移転が正式に決定しました」
URL: https://www.hanshin.co.jp/company/press/detail/3377
※2.尼崎市エネルギー地産地消の促進事業
URL: https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/kankyo/hozen/1022782/index.html
※3.一般社団法人住宅性能評価・表示協会の開示情報に基づく
URL: https://bels.hyoukakyoukai.or.jp/cases/list
※4
ZEB Ready:従来の建物に必要なエネルギー消費量から50%以上のエネルギー消費量削減に適合した建築物
ZEB Oriented:延べ面積が10,000平方メートル以上の建物で、従来の建物に必要なエネルギー消費量から40%又は30%(建物用途による。)以上のエネルギー消費量削減に適合した建築物。

参考:2022年4月26日リリース「第1回脱炭素先行地域に尼崎市と阪神電気鉄道株式会社の共同提案事業が選定されました」
URL: https://www.hanshin.co.jp/company/press/detail/3498

図:具体的な取り組み(予定)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/339202/img_339202_1.jpg


阪神電気鉄道株式会社 https://www.hanshin.co.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/401f1f38ee3f6e5a091cf03a4bfe33335da87d75.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1

プレスリリース提供元:@Press

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