• トップ
  • リリース
  • <京都市 × iPS財団>再生医療技術等の実用化・研究の支援に関するふるさと納税型クラウドファンディングの募集について

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

京都市産業観光局 産業イノベーション推進室

<京都市 × iPS財団>再生医療技術等の実用化・研究の支援に関するふるさと納税型クラウドファンディングの募集について

(@Press) 2022年12月01日(木)11時30分配信 @Press

京都市では、2020年10月より、公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団(以下 iPS財団)と協働し、ガバメントクラウドファンディング(※1)を開始しました。京都市内では今この瞬間も、大学・研究機関や企業による再生医療をはじめとしたライフサイエンス分野の研究開発が進められております。これらの更なる発展に向け、本プロジェクトにご賛同いただける皆様からの温かいご支援をお願いいたします。(2021年度の寄付額:23,722,245円)

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/337244/LL_img_337244_1.jpg
治せない病気を減らしたい!

■事業概要
(1) 概要
ふるさと納税を活用して行うクラウドファンディングであり、地方自治体がプロジェクト実行者として、共感した人から寄付を募る仕組みで、寄付金額に応じて寄付した人の所得税と住民税の一部が軽減(控除)されます。
調達資金の具体的な使途を示すことで、返礼品目的ではない、真に社会的課題の解決のため、プロジェクトに共感した方々から広く寄付金を募ります。

(2) 募集方法
株式会社トラストバンクが運営するウェブページ「ふるさとチョイス」で寄付を募集します。
受付ページ: https://www.furusato-tax.jp/gcf/1933

(3) 募集期間
令和4年10月3日(月)〜令和4年12月31日(土)

(4) 目標金額
2,200万円


■iPS細胞で叶うこと
ヒト由来のiPS細胞樹立の論文の発表が行われたのが2007年。iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、様々な種類の細胞に変化(分化)する能力を持ち、事故や疾病などにより失われたり、機能不全となった臓器や組織に移植することで、機能を改善させる「再生医療」という分野で期待されています。1日でも早くiPS細胞を使った治療を患者さんに届けるという未来を実現するため、2010年には京都大学iPS細胞研究所(CiRA)が立ち上がりました。


■iPS財団の取り組みとは
しかし、iPS細胞の実用化までには多くの障壁があります。実際にiPS細胞で治せるようになる病気の種類を増やすには、研究者や企業が共に手を携えて研究開発を行うことが重要です。
そのため産業界への「橋渡し」をスムーズに行うべく、2019年にiPS財団が設立されました。「iPS細胞を当たり前の医療にしたい」というiPS財団と同じ志を持つ企業や研究機関にiPS細胞ストック(※2)や技術をスムーズに提供していくことで、再生医療の裾野は広がり始め、実用化に向け新たなステージに入りました。


■寄付金の使い道
京都市は、企業がiPS細胞を使った治療を市場に出すという最終ゴールに向かって技術の橋渡しを続けるiPS財団を支援しています。また市内の大学研究者および中小企業による新たな医療機器や医薬品等の革新的な医療技術につながる研究開発も支援しています。これからも本プロジェクトにご賛同いただける皆様とともに、再生医療等の研究開発支援に取り組んでまいります。


【用語解説】
※1 ガバメントクラウドファンディング(R)(GCF(R)):自治体が解決したい課題を具体的にプロジェクト化し、ふるさと納税を通じて寄付を募るクラウドファンディング。
※2 iPS細胞ストック:免疫拒絶反応が生じにくい特殊なタイプの細胞を持つ健康なドナーさんのご協力を得て、iPS財団で作成・備蓄したiPS細胞。
(写真提供:公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団)


■団体概要
組織名 :公益財団法人 京都大学iPS細胞研究財団
設立者 :国立大学法人 京都大学
設立日 :2019年9月6日 一般財団法人設立
2020年4月1日 公益財団法人(内閣府認定)へ移行
所在地 :〒606-8397 京都府京都市左京区聖護院川原町53番地
理事長 :山中 伸弥
主な事業内容:●細胞製造、品質評価、細胞保管管理および
細胞調製施設の管理・運営
●研究開発
●研究開発および臨床応用に対する総合的支援
●教育訓練および人材育成
●産学官および国際交流等を通じた情報共有および
情報発信など

プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る