• トップ
  • リリース
  • IOWN APN関連技術を用いたリアルタイム遠隔合唱実証実験を「サントリー1万人の第九」で実施

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3

NTTコミュニケーションズ株式会社

IOWN APN関連技術を用いたリアルタイム遠隔合唱実証実験を「サントリー1万人の第九」で実施

(@Press) 2022年11月24日(木)13時00分配信 @Press

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、西日本電信電話株式会社(以下NTT西日本)および日本電信電話株式会社(以下 NTT)と連携し、株式会社毎日放送主催、大阪城ホールにて、1983年から毎年開催されている合唱コンサート「サントリー1万人の第九」の第40回記念公演において、東京-大阪間をIOWN構想 (※1)の構成要素であるオールフォトニクスネットワーク(以下 APN)関連技術でつないだリアルタイム遠隔合唱の実証実験(以下本実証)を行います。

1.背景、目的
新型コロナの影響によりライフスタイルが大きく変容する中、ライブ・エンターテインメント分野においても、無観客ライブやバーチャルフェスなど、リアルとオンラインの融合を取り入れた新たなイベントの在り方が模索されています。
NTT Comは、NTTグループにおけるIOWN構想の具現化に向け、大容量・低遅延を実現するIOWN APNなどの関連技術を用いたライブ・エンターテインメント分野を含めた様々な分野における事例創出をめざしています。

2.実証内容
本実証では、大阪城ホール、光ファイバ長として約700km離れたNTT ComのOPEN HUB Park(東京)、NTT西日本のQUINTBRIDGE(大阪)、の計3拠点を繋ぎ、リアルタイム遠隔合唱の実証実験を実施します。指揮者、演奏者(オーケストラ)、合唱者が離れた会場においても、APN関連技術を用いることで、違和感なく遠隔合唱が実施できるか検証します。

<本実証で用いる技術の特長>
・低遅延通信技術:IOWN APNを活用し、従来のベストエフォート品質のネットワークとは異なり、大容量・低遅延・ゆらぎの少ない通信技術
・遅延可視化技術:マイクロ秒精度の遅延測定・可視化技術
・低遅延映像伝送技術 (※2):4K/8K非圧縮映像光伝送装置「MediaRouterX」(※3)による低遅延映像伝送技術
・低遅延映像処理技術 (※4):複数拠点から届けられる複数の映像を、超低遅延に分割表示処理する技術

<実証イメージ>
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/336436/img_336436_1.png

3.各社の役割
NTT Com:IOWN APN実証環境(OPEN HUB Park)、リモート拠点会場(OPEN HUB Park)の提供
NTT西日本:IOWN APN実証環境(大阪城ホール・QUINTBRIDGE)、リモート拠点会場(QUINTBRIDGE)の提供、技術検証/評価
NTT:低遅延通信技術、遅延可視化技術、低遅延映像伝送技術、低遅延映像処理技術に関する要素技術検証

4.今後の展開について
今後NTT Comは、今回の実証による知見をもとにAPN関連技術の適用に向けた、新たなユースケースの実証によりIOWN APNの利用シーンの開拓を行っていきます。


「サントリー1万人の第九」 開催概要
・公演日程:2022年12月4日(日)15:00開演
・会場:メイン会場:大阪城ホール
リモート会場 (1):
NTT Com 東京都千代田区大手町2-3-1 大手町プレイスウエストタワー29階
OPEN HUB Park
サイト:https://openhub.ntt.com/
リモート会場 (2):
NTT西日本 大阪府大阪市都島区東野田町四丁目15番82号 QUINTBRIDGE
サイト:https://www.quintbridge.jp/

・主催:株式会社 毎日放送
・サイト:https://www.mbs.jp/daiku/


NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、新ドコモグループとして法人事業を統合し、新たなブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/336436/img_336436_2.png
https://www.nttdocomo.co.jp/biz/special/docomobusiness/

NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X (R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/336436/img_336436_3.png
https://www.ntt.com/about-us/re-connectx.html

(※1): IOWN (Innovative Optical and Wireless Network) 構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。
https://www.rd.ntt/iown/index.html
(※2):低遅延映像伝送技術
https://group.ntt/jp/newsrelease/2022/02/22/220222a.html
(※3 ):4K/8K非圧縮映像光伝送装置「MediaRouterX」
https://www.ntt-electronics.com/new/information/2022/6/mediarouterx.html
(※4):低遅延映像処理技術
https://group.ntt/jp/newsrelease/2022/03/04/220304a.html

プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る