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株式会社ユビキタスAI

ユビキタスAI、画像・映像の匿名加工ソリューション「brighter Redact」を11月18日(金)に提供開始

(@Press) 2022年11月18日(金)14時00分配信 @Press

株式会社ユビキタスAI(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長谷川 聡、以下「ユビキタスAI」)は、Brighter AI Technologies GmbH(本社:ドイツ、以下「Brighter AI社」)の画像・映像匿名加工ソリューション「brighter Redact(ブライターリダクト)」を2022年11月18日に提供開始したことを発表します。

brighter Redactは、静止画や動画から人の顔やナンバープレートを検出し、個人を特定されないように匿名加工するソフトウェアサービスです。従来のモザイク加工とは違い、匿名加工後の画像データをAI画像処理に利用することができます。
brighter Redactは、画像から人の顔・ナンバープレートを検出し、高精度匿名加工または次世代匿名加工を施します:
●高精度匿名加工Precision Blur - 顔・ナンバープレート部分にのみぼかし加工を施します。個人は特定できませんが、多くのAI画像処理で人物・ナンバープレートとして認識可能です
●次世代匿名加工DNAT(Deep Natural Anonymization) - 顔・ナンバープレートの構成要素を高度に加工して匿名化します。顔向き・視線・年齢・性別・サングラス・マスクの有無など、基本情報は元画像のまま残りますので、これらの情報を認識するAI画像解析にも利用できます

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/335698/LL_img_335698_1.png
<元画像と各種匿名加工の比較>

■強化されるプライバシー保護規制と画像認識AIモデル開発
自動運転をはじめ、人工知能(AI)技術の導入が期待される分野は多岐にわたり、特に画像認識技術は重要視されています。画像認識にはモデル作成が必要ですが、人物やナンバープレートなど、学習に用いる画像によってはプライバシー侵害が問題となる恐れがあります。個人情報保護法、欧州GDPR(一般データ保護規則)、中国個人情報保護法の施行など、デジタル情報に対するプライバシー保護規制が国内外で強化されており、情報ガバナンスやコンプライアンス対応への動きも加速しています。最近も、GDPR違反の疑いで、大手自動車メーカーに罰金が課せられた例もあります。

画像認識では、画像にモザイクをかけて個人情報を保護した上でAI研究開発に活用しようという動きが活発化していますが、性別や年齢などの属性、視線や顔向きなど、AI解析に必要な情報を確保しつつ、個人情報を保護する手法を確立することが喫緊の課題となっています。


■画像・映像データのプライバシー保護と利用を両立する「brighter Redact」
brighter Redactは、このジレンマを解決する画像・映像匿名加工ソリューションです。brighter Redactに搭載された最先端のディープラーニング技術は、オブジェクト(合成した顔やナンバープレート)を自動検知し、オーバーレイ処理を行うことで、元データの情報を保持しながら個人情報を保護します。例えば、顔を検出し、画像から取得した40,000以上のポイントに基づいて非可逆な人工オーバーレイを作成することで、個人を特定できないようにする手法です。Brighter AI社によるMicrosoft Azureの顔認識を使用した検証データでは、同一人物のマッチング率が16%まで下がるという結果が出ています。これにより、収集したデータを、データ解析やAIを活用した開発に安全に利用することができます。
brighter Redactは、自動運転の開発にAIを用いる自動車メーカーやサプライヤーをはじめ、医療機関や公共施設などの幅広い分野での活用が期待されます。


■製品情報
名称 : brighter Redact
販売開始日 : 2022年11月18日(金)
提供形態 : クラウド版(SaaS)およびオンプレミス版
価格モデル : 処理量に応じたサブスクリプション(提供形態に依らず)
製品ページURL: https://www.ubiquitous-ai.com/products/brighterredact/

<特長>
・2種類の画像・映像匿名加工技術(高精度匿名加工Precision Blurおよび次世代匿名加工DNAT)を提供
・元の画像・映像データの情報を保持しながら個人情報を保護
・画像や映像データからオブジェクト(顔やナンバープレートなど)を自動検知して加工処理
・匿名加工された画像・映像のリバースエンジニアリングを防止するランダム機能を搭載
※2022年にプライバシー準拠IT製品としてEuroPriSe(個人情報保護シール)認証済み
https://www.euprivacyseal.com/eps-en/brighter-ai-dnat
・WEB画面で操作するほか、Rest API にてプログラムから利用可能
・オンプレミス版は、Dockerコンテナで簡単にセットアップ

<お見積もり・お問い合わせ窓口>
E-Mail: sales@ubiquitous-ai.com

本製品の提供時には、あわせてBrighter AI社の豊富なユースケース情報やコンサルティングのほか、必要に応じてユビキタスAIの関連ソフトウェア製品や技術サポートの利用が可能です。


■Brighter AI Technologies GmbH , CEO, Marian Glaser(マリアン グレーザー)
2022年4月にAPPI(改正個人情報保護法)が施行され、日本でもGDPR(欧州一般データ保護規則)の成功例に従う動きがみられます。個人情報を含むデータを扱う企業は、公共空間における個人のアイデンティティを保護するような、設計によるプライバシー保護の原則を尊重する義務があります。画像や動画データに含まれる顔などの個人データを匿名化し、AI学習や解析に活用できるようにすることで、長期的に日本企業の多くのユースケースと新しいビジネスモデルを実現します。


■株式会社ユビキタスAI(証券コード:3858)について
ユビキタスAIは、製造業のお客様を支えるテクノロジーとサービスを提供する企業です。長年にわたる組込みソフトウェアビジネスの実績をベースに、自社開発製品および世界中のソフトウェア製品の販売・サービスにおいて成功を収めています。強みである先進かつ優れたテクノロジーと強固で幅広い顧客基盤を活かしながら、ベンチャー・スタートアップや学術機関との連携による新しいビジネスプラットフォームを構築し、製造業のお客様を支えるテクノロジー・サービスを世界に展開し続けることによって「お客様」「ビジネスパートナー」「社会」の発展に貢献します。

本社所在地: 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト17F
URL : https://www.ubiquitous-ai.com/


■投資家の皆様へ
本ニュースリリースは、ユビキタスAIの定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。


※本ニュースリリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
※本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

プレスリリース提供元:@Press

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