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経済産業省 特許庁

新たに昨年度のアワード受賞者、アカデミア分野から就任 第4回「IP BASE AWARD」の推薦者が決定 エントリー締め切りは12月15日まで

(@Press) 2022年11月17日(木)10時00分配信 @Press

知財に関する取り組みについて各部門で高く評価されたスタートアップおよび知財支援の専門家、エコシステムのベストプレイヤーを表彰する第4回「IP BASE AWARD」を支持する推薦者として、前年度の3名に加え、昨年度エコシステム部門においてIP BASE AWARDを受賞したグローバル・ブレイン株式会社の廣田翔平氏と、アカデミア・ビジネスにおいて日本のイノベーションをリードする慶應義塾大学先端生命科学研究所所長の冨田勝氏が新たに推薦者として就任しました。

IP BASE AWARDのエントリーは12月15日まで(他薦は12月1日まで)募集しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/335079/LL_img_335079_1.jpg
第4回 IP BASE AWARD 推薦者

■「IP BASE AWARD」エントリー方法
▼応募エントリーフォーム▼(締切:12月15日)
https://secure3.xross.jp/?key=317699d0c979140c8a242b1ce55494367f81792

▼他薦受付フォーム▼(締切:12月1日)
https://secure3.xross.jp/?key=317682b50972ad5d53ac1ad47a3f92b41e78802


■第4回「IP BASE AWARD」の推薦者とコメント
※氏名の五十音順
<木下慶彦氏> スカイランドベンチャーズ株式会社 代表取締役

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/335079/LL_img_335079_2.jpg
木下氏

ベンチャーキャピタリスト・起業家・経営者。1985年生まれ横浜市出身。U25のシードスタートアップへの投資をメインに行うVC(ベンチャーキャピタル)ファンドを運営するSkyland Ventures CEO・パートナー。早稲田大学理工学部卒業。Skyland Venturesをスタートする以前は証券会社系VC、独立系VCに所属。

推薦コメント
「個人をエンパワメントする領域のウェブサービス・アプリなど若い世代のスタートアップに投資をするシードステージのベンチャーキャピタルです。当社もコーポレート側の投資先支援を強化しており、知財活用は重要だと考えています。事業成長にあたり、会社の資産を説明する武器として知財は有効です。IP BASE AWARDなどの特許庁が主催するアワードの受賞は、一つの投資判断材料になり、企業の信用にもつながります。スタートアップはこれからの時代は知財を意識したサービス開発をして欲しいと思っています。若者は起業しろ!」

<澤山陽平氏> Coral Capital 創業パートナー

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/335079/LL_img_335079_3.png
澤山氏

Coral Capital 創業パートナー。2015年より500 Startups Japan マネージングパートナー。シードステージ企業へ80社以上に投資し、総額約300億円を運用。500以前は、野村證券の未上場企業調査部門である野村リサーチ・アンド・アドバイザリー(NR&A)にてITセクターの未上場企業の調査/評価/支援業務に従事し多くのテックIPOを手がけた。さらに以前はJ.P. Morganの投資銀行部門でTMTセクターをカバレッジし、大規模なクロスボーダーM&Aのアドバイザリーなどに携わった。東京大学大学院 工学系研究科 原子力国際専攻修了。修士(工学)。現在でも継続的にコーディングを行っており、おそらく国内で唯一ハッカソンで優勝した実績を持つベンチャーキャピタリスト。
個人として TechCrunch Tokyo Hackathon に参加し、2014年はTOP5入賞、2015年はIBM賞を受賞したほか、大学時代の友人とMaker Faire Tokyoに4年連続出展するなど幅広く活動。

推薦コメント
「シードステージのベンチャーキャピタルとして140億円の3号ファンドをはじめとする、5つのファンドを運用しています。出資先に対して商標権取得の声がけや簡易的な特許調査などもサポートしています。昨今、スタートアップの事業には、ディープテックも増えており、オペレーション領域でも知財検討は欠かせません。事業成長後に出現する知財の欠陥による事業リスクを回避するためにも、創業初期から経営陣が知財戦略を検討・把握していることは、我々投資家にとって一つの評価にもつながります」

<冨田勝氏> 慶應義塾大学先端生命科学研究所所長

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/335079/LL_img_335079_4.png
冨田氏

1957年東京生まれ。慶應義塾大学工学部卒業後、Carnegie Mellon Universityに留学し、Ph.D in Computer Science取得(1985)。1990年より慶應義塾大学環境情報学部助教授、教授、学部長歴任。東証グロースに上場したHMT社や人工蛋白質素材のSpiber社など、計9社の慶應鶴岡発ベンチャーを創業または創業支援。米国National Science Foundation大統領奨励賞(1988)、大学発ベンチャー表彰特別賞(2014)、第5回バイオインダストリー大賞(2021)などを受賞。

推薦コメント
「慶應鶴岡発のベンチャーにとって、上場はあくまでも手段であり、スタートラインだと捉えています。「IP BASE」とあるように、まさに知財はビジネスを下支えする「縁の下の力持ち」です。私が関与しているベンチャー企業では、経営陣が知財に対する意識が高く、戦略的な特許取得により、世界の競合に比べ圧倒的に優位なポジションを確立しています。このアワードは、知財の取得数のみで評価されるのではなく、ビジネスにおける知財活動も評価する点で、日本企業の国際競争力や成長を支援することにもなり、とても有意義であると考えます」

<廣田翔平氏> グローバル・ブレイン株式会社 ディレクター、弁理士

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/335079/LL_img_335079_5.png
廣田氏

2020年にグローバル・ブレイン株式会社に参画。知財チームを立ち上げ、投資時の知財DD業務と投資先に対する知財支援業務に従事。2011年に三菱電機に入社、2013年弁理士登録。半導体、AI・機械学習、衛星測位等の分野において、知財戦略の構築から国内・海外を含む特許出願から権利化までの特許業務全般に従事。米国での特許侵害係争対応なども担当。

推薦コメント
「グローバル・ブレインは、資金だけでなく、スタートアップ企業の成長に必要な現場の支援をする方針でVC業を営んでいます。昨年度、弊社がIP BASE AWARDを受賞したことによって、対外的にも信頼性が増していくのを実感しました。知財の成果は見えにくいのが課題です。知財戦略やその活動を見直す機会になるとともに、受賞することができれば客観的に企業の知財力や活動を評価される数少ない機会です。VCやスタートアップは信用を積み重ねてビジネスを大きくしていく側面があり、信用の蓄積の一つとして重要な賞だと考えます」

<松本勇気氏> 株式会社LayerX 代表取締役CTO

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/335079/LL_img_335079_6.png
松本氏

東京大学在学時に株式会社Gunosy入社、CTOとして技術組織全体を統括。またLayerXの前身となるブロックチェーン研究開発チームを立ち上げる。2018年より合同会社DMM.com CTOに就任し技術組織改革を推進。大規模Webサービスの構築をはじめ、機械学習、Blockchain、マネジメント、人事、経営管理、事業改善、行政支援等広く歴任。2019年日本CTO協会理事に就任。2021年3月より現職。

推薦コメント
「研究開発をベースとした技術ドリブンな事業開発をする当社としては、将来の事業活動を存続させるためにも特許取得を行ってきました。特許取得は、新規性のある技術の保持を証明できるものであり、行政や大手とのアライアンスの決め手の一つになったのではないかと考えています。知財権侵害は、事業活動のなかであらゆるところに存在し得ます。IP BASE AWARDを通じて知財と向き合うことで、事業や技術を強固にするよい機会がスタートアップ企業には与えられると思います」


■「IP BASE AWARD」概要

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/335079/LL_img_335079_7.jpg
IP BASE AWARD ロゴ

スタートアップの知財活動・知財支援活動の奨励をすることで、スタートアップによる知財活用、知財専門家によるスタートアップ支援、スタートアップ知財エコシステムへの取り組みを後押しします。また、優れた活動・取組を表彰することで、今後成長するスタートアップ、知財専門家の手本とできるようにします。
スタートアップ部門、知財専門家部門、エコシステム部門の3部門から構成され、エントリーの中から選考委員会による審査を経て、各部門1名(1社)ずつ選出されます。また、2023年3月上旬にグランプリ発表と授賞式を行います。

選考委員やエントリーの詳細はこちらをご覧ください。
URL:https://ipbase.go.jp/news/2022/10/news-221011.php


■「IP BASE AWARD」エントリー方法
IP BASE AWARDは以下の応募エントリーフォームにて、該当部門の必要事項を記入し送信することでエントリーできます。エントリーの締切は2022年12月15日を予定しております。
合わせて、スタートアップ及びスタートアップに関わる関係者の知財に関する取り組みについて、高く評価されるべき個人・組織を、推薦の形で募集いたします。第三者による推薦(他薦)は以下の他薦フォームから、各部門3名(3社・団体)まで入力ができます。他薦の締め切りは2022年12月1日となります。

▼応募エントリーフォーム▼(締切:12月15日)
https://secure3.xross.jp/?key=317699d0c979140c8a242b1ce55494367f81792

▼他薦受付フォーム▼(締切:12月1日)
https://secure3.xross.jp/?key=317682b50972ad5d53ac1ad47a3f92b41e78802

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