• トップ
  • リリース
  • 2022年11月より愛媛県宇和島市みかん農家が初参入 「産地間人材リレー」外国人就農者の経験の場、さらに広がる

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

店舗流通ネット株式会社

2022年11月より愛媛県宇和島市みかん農家が初参入 「産地間人材リレー」外国人就農者の経験の場、さらに広がる

(@Press) 2022年11月10日(木)11時00分配信 @Press


人と街に関わるすべてのことを総合的に支援する店舗流通ネット株式会社(東京都港区:代表取締役社長 戸所 岳大)が行う特定技能を持つベトナム人を対象とした人材紹介支援において、農業経営者と外国人就農者を支援する「産地間人材リレー」の輪に、2022年11月より新たに愛媛県の農家が加わったことをお知らせいたします。
賃金などの雇用条件や生活環境の整備を図ったことで、人手が必要な繁忙期の時期が異なる遠方の農家同士の協力関係を築き、人材不足で悩む農家に対し、安定した労働力の提供を実現しました。同時に、外国人就農者に労働の場と知識習得の場を提供することにも成功しています。本取り組みは、2021年4月から開始し、3度目の就農者の移動時期を迎え、より農業の知識を持った就農者が長野へ戻ることが期待されています。


画像 : https://newscast.jp/attachments/dnAffQQqEJZyaX8kugDa.png


農家は農業技術の高い雇用を確保し、就農者は幅広い農業知識を得られる、双方にメリットがある仕組みを確立


多くの農家では農業経験者の人材不足が進み、海外からの労働者を受け入れるなどの対策を取っていましたが、繁忙期だけに雇用が集中してしまう実態があり、繁忙期だけの雇用では、就農者は思うように稼ぐことができないため、継続雇用に繋がらないという課題がありました。
「産地間人材リレー」は、農作物の収穫時期と共に繁忙期と閑散期が入れ替わる日本全国の産地をつなげ、農家によって異なっていた賃金などの雇用条件や生活環境の整備を図り、日本各地での労働力をリレーする仕組みづくりに成功しました。これにより、繁忙期を迎える農家では、2年目以降は経験者が働いてくれることになり、仕事を教えるストレスが軽減し、農業技術の高い人材確保が実現、生産計画も立てやすくなります。働く側にとっても、1年中働けるので「稼ぎたい」という目的が達成され、幅広い農業知識を得ることができる、双方にメリットがある仕組みになっています。


「産地間人材リレー」に新たに加わった農業支援監理団体の声


画像 : https://newscast.jp/attachments/LKiDCfDwpq8EuioJmANG.jpg
愛媛県宇和島市みかん農業支援監理団体


「産地間人材リレー」の移動期間が繁忙期にマッチした


みかん農家の閑散期と繁忙期の忙しさの差は激しく、繁忙期の人材不足に長年悩まされてきました。「産地間人材リレー」という取り組みを知った際、移動期間を見て、マッチしている!と、今回「産地間人材リレー」の輪に参加することを決めました。
繁忙期に労働力を確保できるという安心感と、次の繁忙期には経験者が戻ってきてくれるということで、生産計画が立てやすくなることに期待しています。
(愛媛県宇和島市みかん農業支援監理団体)


農業経営者と外国人就農者の共存・共栄を目指す「産地間人材リレー」の目的


農作物は種類によって生産時期が異なります。「産地間人材リレー」は、農作物の収穫時期と共に繁忙期と閑散期が入れ替わる日本全国の産地をつなげる労働力のリレーを支援する活動です。外国人就農者を育成することを重視し、独自に開発した評価制度や雇用条件に賛同を得らえた農家のみが参加可能です。農業経営者と外国人就農者が共存・共栄し、日本の農業を発展させるためのこれまでにない、農家、監理団体、登録支援機関、送り出し機関参加型のソーシャルイノベーションを目的としています。


「産地間人材リレー」参入農家の声


◎毎年0から仕事の仕方を教育する苦労や収穫シーズンを乗り越えられるかの不安から解放された
◎地方都市ということもあり、人材確保に苦戦していたがその悩みが解消された
◎閑散期に人材を抱える必要がなくなり年間の人件費が軽減された
◎人材紹介料への支払いが減った分、就農者の給料を上げることに成功し、仕事に取り組む姿勢や質が格段にあがった
◎産地間人材リレーに参加して、時給だけではなく、労働・生活環境を整備することにより、応募が増えた


ベトナム人就農者の声


◎産地間人材リレーにより、1年を通じて安定して働けるようになった
◎たくさんの職種を経験でき、帰国後も活かせそう
◎日本語には自信がなかったが、母国で経験してきた農業の仕事であれば、自信を持ってチャレンジすることができた
◎夏も冬も繁忙期の仕事に就くことができ、高い収入を得ることができた
◎評価制度がしっかりしており、頑張りがきちんと給与に反映されるようになった


農業分野の外国人労働者数、この5年で1.6倍増、国籍別でベトナムが全体の4割を占めトップ


新型コロナウイルス感染症に伴う水際措置により、外国人の新規入国がなかった期間もありましたが、農業分野の外国人労働者数は、この5年で1.6倍に増加しています。国籍別ではベトナムが全体の4割を占め、一番多くなっており、「産地間人材リレー」では安定的な労働力の確保が実現しています。


画像 : https://newscast.jp/attachments/z3YoFIJddscHTlFTZUYY.png


出典:令和4年7月農林水産省「農業分野における新たな外国人材の受入れについて」 
https://www.maff.go.jp/j/keiei/foreigner/attach/pdf/new-54.pdf


外国人就農者の条件としている特定技能制度について


「産地間人材リレー」が支援対象としているのは、特定技能を持つベトナム人です。特定技能制度は、技能実習制度と異なり「受け入れ分野で相当程度の知識又は経験を必要とする技能」(一定の専門性・技能が必要)と定められています。また、日本語能力においても「ある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力を有することを基本」とあり、言葉の問題もハードルが低くなっています。


画像 : https://newscast.jp/attachments/gatkzXp5tw0YcCsn9ncx.png


出典・引用:令和4年7月農林水産省「農業分野における新たな外国人材の受入れについて」
https://www.maff.go.jp/j/keiei/foreigner/attach/pdf/new-54.pdf


店舗流通ネット株式会社 会社概要


TRNグループは、「明日の街、もっと楽しく。」をコーポレートスローガンに飲食店等の運営事業者向けに店舗リースをはじめとする「食や店舗及びそれらを支える人材に関するソリューション」を提供し、それらを強みに店舗不動産の開発・リーシングを通じて所有者・投資家向けに「不動産の管理・投資機会等のソリューション」を提供しています。
人材採用支援や外国人材の育成から就労支援までを担う「人材事業」では、ベトナム政府機関内「TRNジョブトレーニングセンター」にeラーニングシステムなどの教育コンテンツを整備することにより、日本企業で即戦力として活躍できる人材を教育し、企業が求める技術や語学を習得した外国人材を紹介するなど、日本での就職を希望する、意欲の高い就労希望者の就職支援を行っています。
所在地 :〒105-0022 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング20階
代表者 :代表取締役社長 戸所 岳大
電話番号:03-5777-6510(代表) 
URL  :https://trn-g.com/
事業内容:店舗リース事業、人材事業、プロモーション事業、工事事業
自社関連記事:
『農業の人手不足を解消!日本全国の農家と外国人材を繋げる産地間人材リレーに込めた想い』
https://www.tenpo.biz/tentsu/articles/5793/
『日本とベトナムの架け橋、逆境を成長に変える外国人材採用支援』
https://www.tenpo.biz/tentsu/articles/9547/



プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る