プレスリリース
株式会社アクティファイ(旧社名:ネットジャパン、本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:蒋 冠成、 https://www.actiphy.com )は、システムインテグレーターやVAR/OEM向けに、USBメモリ(USB HDD/SSD含む)のみでクローニングが可能なコンピューター用キッティングツールActiveImage Deploy USB(読み:アクティブイメージ・デプロイ・ユーエスビー)の新版を、2022年10月4日から販売開始します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/328373/LL_img_328373_1.png
デプロイ(展開)開始画面
●ActiveImage Deploy USBをリリースする背景
企業が新たにPCを導入する場合、OSのインストールや各種設定、アプリケーションのインストール、ネットワーク設定など、すぐに業務で使える状態にセットアップする必要がありますが、この作業を「キッティング」と言います。
新型コロナウイルス感染症によるオフィス移転やテレワークシフト、教育現場でのオンライン授業の導入などにより、大量のPCキッティングが発生し、それにかかる時間、コストやエンジニアの作業負荷の増大を軽減することが喫緊の課題となっています。
ActiveImage Deploy USBは、最新のWindows 11に対応したUSBメディアのみでリファレンスPCのイメージの作成、デプロイ(展開)作業を簡単に実現できるキッティングツールです。イメージ配信用サーバーやネットワーク機器といった大掛かりな設備を必要としない上、デプロイ作業は、USBメディアから起動して、ワンクリックで完了できます。
また、「ActiveImage Deploy USB Plus」のライセンスでは、デプロイ用に使用したハードディスクイメージを組み込んだ復元用USBメディアを作成し、エンドユーザー向けのPCに添付して出荷することができます。これにより、エンドユーザーは、障害発生時には復元用メディアからワンクリックでPCを納入時の初期状態に戻すことができます。
多くの企業や官公庁の要望に応えるべく、アクティファイでは、今後セキュリティやコスト削減の観点から、USBメディアだけでなく、CD/DVD/Blu-rayなどの光学メディアを使って復元用のメディアを作成する機能を実装する予定です。
●ActiveImage Deploy USBの新機能
・USBメディアの複数同時作成可能
デプロイ用 のUSBメディアを複数同時作成が可能になりました。複数のUSBスロットがあるPCでは、USBメディアの作成時間が大幅に短縮されます。
・Windows RE(Windows回復環境)ベースの起動用USBメディアの作成が可能
Windowsに標準でインストールされているWindows RE(Windows回復環境)ベースの起動環境を作成することが可能になりました。キッティングの際、作業用PCにWindows ADK/Windows PEをダウンロードしてインストールしてから作業を行う必要がありましたが、新版では、Windows REを使用してすぐに作業を開始できます。また、USBメディアに必要なドライバーを独自に組み込むこともできます。
・対応USBメディアの拡張
従来では、一部のUSBメディアの使用に制限がありましたが、新版では様々なメーカーや型番のUSBメディアを対象に作成ができるようになりました。
・増分バックアップに対応
デプロイ用、バックアップ用メディアで増分バックアップができるようになりました。また、増分イメージを含むイメージセットをUSBメディアに組み込むこともできます。
・USBメディア作成時の設定を保存
メディア作成時の設定をプリセットとして複数保存できるようになりました。現場でプリセットを選択するだけで同じ設定のメディアを作成できます。
・復元用USBメディアの使用条件の変更
デプロイ用USBメディアでデプロイをおこなったコンピューターに対して同一のライセンスで作成した復元メディアでの無制限の復元が可能になります。(ActiveImage Deploy USB Plusのみ)
・デプロイ時のGUIを一新し、操作性が向上
ActiveImage Deploy USBのコンソールやデプロイ用、復元用のユーザーインタフェースが一新され、さらに操作性が向上しました。
・ライセンス追加やイメージ追加/差替えの一括更新が可能
複数のUSBメディアにライセンス補充やイメージの差替えなどを一括でおこなえるため、効率的にメディアの更新が可能となりました。
●株式会社アクティファイについて(旧社名:株式会社ネットジャパン)
アクティファイは、独自のディスクイメージングと重複排除圧縮技術をベースに、高速で確実なデータ/システム保護ソリューションのActiveImage Protector(TM)とその管理コンソール、PCのキッティングツールや便利なユーティリティなどを自社開発しています。各種のプラットフォームに対応した豊富な製品ラインアップを揃え、販売、マーケティング、テクニカルサポートを提供しています。ActiveImage Protector(TM)をはじめとする製品は、企業から個人まで、OEMやバンドル販売も含めて、業種を問わず、幅広いユーザーから多大な支持と信頼を得ています。今日では、日本市場だけではなく、北米、欧州、アジア太平洋地域においてもグローバルに販売・サポートを展開しています。
2020年7月1日に1996年設立以来の社名を株式会社ネットジャパンから株式会社アクティファイに変更しました。
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