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株式会社コドモン

災害時に覚えておきたい 子どもの心のケアと防災対策

(@Press) 2022年08月30日(火)10時00分配信 @Press


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災害時に覚えておきたい 子どもの心のケアと防災対策


9月1日は「防災の日」です。防災の日は、1960年6月11日の閣議で、9月1日を防災の日とすることが了解されたことに始まりました。 保育施設ではどのような備えをしているのか、また家庭ではどのような備えがあると良いのか、子どもと災害後のケアなどについてもお話を伺いました。


防災に関するデータ


コドモンで実施した幼保・教育施設向け防災アンケートでは、下記のような回答結果でした。


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現在の災害対策に関して課題に感じていることがあれば教えてください(複数回答)


防災座談会


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防災座談会の様子


メンバー


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部 緊急対応プログラムスペシャリスト 山田さま(中央)
みどり流星こども園(茨城県つくば市) 園長 舟木さま(左)
すみよしこども園(兵庫県明石市) 園長 西窪さま(右)
セーブ・ザ・チルドレンにて災害後の子ども支援や災害リスク軽減のための活動をされている山田さまと、こども園園長の舟木さま・西窪さまのみなさまで、防災についての取り組みや考え、疑問点などについてざっくばらんに話す座談会を開催しました。


防災(災害リスク軽減)|活動の紹介|セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン : https://www.savechildren.or.jp/work/disaster_prevention/


■物の準備と合わせて心の準備も


━━ まずは自己紹介と今日話したいことについて教えてください。


山田さん(以下山):私は子ども支援専門の国際NGOセーブ・ザ・チルドレンで国内の緊急支援や防災を担当する部署に所属しています。東日本大震災により大きな被害があった岩手県で、2016年の7月末まで約5年近く活動した後、東京事務所に異動しました。これまでに熊本地震や西日本豪雨災害などの緊急支援に関わってきました。災害時の子ども支援は必要性の理解が十分でなかったり優先順位が低くなりがちで、子ども自身が日頃から防災に対して十分な情報を得ていないという課題があります。平時から子ども自身に直接情報発信したり、災害が起こった時に子どもたちが自分で考えて行動することができるようなきっかけを提供する活動をしています。
舟木さん(以下舟):私は茨城県つくば市のみどり流星こども園で今年の4月から園長を務めています。つくば市は津波の心配もなく、ハザードマップで見ても比較的安全な地域に位置していることから、災害に対する備えが緩くなりがちかもしれないと思っていて、起きていないからこそどう想定して備えるか、本日は是非お話うかがいたいと思っています。
西窪さん(以下西):当園は開園して6年目、兵庫県明石市にあるすみよしこども園というこども園で、6年目の園長を務めています。災害に関しては、私自身が小学校5年生の時に阪神淡路大震災を経験し、その時から常に備えなければという意識があります。避難訓練も、慣れてただこなすようにならないように、各自が主体的に考える場を設けています。子どもたちへの情報発信も大事だと考えていて、災害のお話や、動画を見て、自分でもどうすればいいんだろう?ということを考えてもらいたいと思っています。本日は、いろいろお話しさせてください。


━━ さっそくですが施設ではどんな備えをしたらよいでしょうか。


舟:備えもそうなんですが、業務において東日本大震災を経験した職員も居ないので、イメージしづらいという難しさがあるんですよね。
山:職員もそうですけど子どもたちもイメージしづらいですよね。日頃の活動の中で子どもたちにどう具体的に伝えるかというのがキーになると思います。例えば非常用持ち出し袋の中に、どんなものが入っているか一緒に見てみるとか、何を入れておくとよいか一緒に考えてみるとか、日常の中でイメージができるような体験を積み重ねておくのが子どもにとっても職員のみなさまにとってもよいと思います。物の準備と合わせて心の準備もしておくのが大事です。
舟:確かに災害の備えというと、物や環境の準備のほうに意識が行きがちでしたが、心の準備も大切ですね。


■実状に合わせたプランが大切。それぞれの施設に合った対策を。


━━避難訓練について 普段どのような取り組みをされていますか?


舟:月に一回は実施しています。内容については地震と火事を順番に、シチュエーションを毎回変えてマンネリ化しないように、いかにリアリティを持って訓練をするか、子どもたちにどうイメージしてもらえるかを考えています。命を守るために真剣にやっているんだということを毎回毎回子どもたちに伝え、年に一度消防署の方にも来てもらっています。
西:月一回いろんなシチュエーションで開催しています。指揮をとる先生を毎回変えているんですけど、指揮をとることで、それぞれが当事者意識を持ってもらいたいという意図があります。それにより自分の頭で考える動きが出てきたので、反省の時もいろんな意見が出て視点が増え、意味がありました。自分で想像しておく、事例を増やしておくのが大事だと思っています。
山:子どもたちに災害時のイメージを持たせられるかといったときに、全てを大人から伝えるだけではなくて、火事が起きた時に、どうしたらいい?等自分たちで考えられるように促していけるといいのかなと思います。自分たちで考えられるような声がけと、答えに対してのサポートができると、避難訓練でも毎回言われたことをやるのではなく自分たちで考えたことを試してみるというような意識になります。子どもたちも一人でトイレにいる時に被災する、というような場合もあると思うので自分で考えて行動できるとベストかなと思います。


━━普段は裸足保育をしているとうかがいました。


西:夏場は基本屋外でも裸足で、冬場は好みに合わせて過ごしてます。室内は一年中ずっと裸足です。
舟:うちも裸足保育で、上履きもなくて屋外も芝生なので基本裸足ですね。
山:みなさんの施設では避難靴は用意していますか?
舟:部屋からすぐ外に出られる配置なので、避難靴を別途用意しているわけではなく、自分の靴を履く、というイメージをしています。
西:うちも登園してきた靴を使用する想定です。
山:いいと思います。避難靴にも注意する点があって、いつも履いている靴ではないのでサイズが小さくなっていたりとか、靴底がすり減っていて転びやすかったりというケースはあるので普段から避難訓練の時に履くなどの確認が必要です。裸足保育へのアドバイスとして、地震の際に室内でガラスが割れる等のケースもあるので、子ども用のスリッパなどが準備してあるとよいかなと思います。
舟:防災頭巾などは準備しているのですが、室内の被害が出た時用のスリッパは全く考えていなかったので要検討ですね。
西:靴は何かしらの形で用意しておかなければダメだなと思いました。外にはすぐ出られるのですが、靴が置いてあるのは玄関なので、、いろんなケースを職員と話して決めたいなと思いました。
山:ちなみにすみよしこども園さんは平屋とおっしゃっていましたが津波の際に高台に逃げる避難経路などはあるのでしょうか?
西:少し離れたところに図書館があるのでそこに逃げる計画なのですが、小さい子をたくさん連れてそこに逃げるのが少し現実的ではないのかなと思っています。
山:現実的でないと思うのは距離ですか?
西:そうです。混乱状態の中で、大人が少なく、たくさんの子どもたちを連れて逃げるのが可能かどうか。あと近くに会社があるので、そこの大人に声をかけて一緒に避難してもらう案があって、まだ避難訓練を一緒にやるというところまではいってないのですがお願いしようと思っています。
山:まずはそこに実際に子どもたちが靴を履いていけるのかどうか、何分ぐらいかかるのか、などシュミレーションするのが大事だと思います。もし試してみて現実的に合わないのであれば、もっと近くに応急的な高さのある避難場所を探したり、自治体の子ども課と相談してみるなど、施設だけで抱え込まないで相談することも必要です。
西:なるほど、ありがとうございます。
舟:例えば避難訓練をやっていても、防災頭巾を被せて準備万端の状態で外に出たらいいのか、まずは外に避難してから靴を履かせて防災頭巾を被せるほうが安全なのかなど、状況によっての判断が難しいなあといつも思います。
山:実情に合わなくていざという時に機能しなかったら手遅れなので、園の状況や実際の災害に合わせて臨機応変に考えるのがポイントですね。


■連絡・通信手段は複数準備することが重要


━━保育施設の防災グッズや備蓄物に関して、最低限必要なものや量はどのくらいでしょうか。


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非常用持ち出し袋 10人分


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大型救急箱 20人分


山:施設の規模によって違うので一概に言えないのですが、非常用持ち出し袋と救急セットでいうと、非常用持ち出し袋は十人に一つ、大型の救急セットは二十人に一つ、を基準に考えると良いと思います。期間については1週間分の食料や水などを用意することが推奨されています。非常食はいつも食べるものと違い食べにくいなどの問題があります。災害に慣れる意味でも、平時からローリングストックで食べるのが理想です。
環境面だと、避難経路に出るまでの移動ルートが確保できるか、防災マニュアルの整備、連絡・通信手段については複数用意しておくと良いでしょう。
また、セーブ・ザ・チルドレンでは「子どものための心理的応急処置」についての研修を紹介しています。子どもたちが災害にあった時に、反抗的になったり、幼児退行したりいろんな反応が出ることをあらかじめ研修を通して知っておくとイメージがつきやすいです。
西:食料は食べやすさが大事だと思ったので、実際に試食していろんなタイプのものを用意して工夫しているつもりですが、量が置けないので長引いた時のことが心配です。
一つ聞きたいことがあって、うちの園はICT化が進んでいるので保護者への連絡は全部アプリを通してお知らせをしています。ただ、災害時にインターネットが使えなくなった場合のことも想定しなければいけないので、アナログでの情報収集や、保護者への連絡手段の確保についても考えています。例えば連絡がつかなかった場合に、ご家族で話し合った避難場所を事前に提出してもらい、どうしても連絡がつかなかった場合にはお子さんをそこにお連れする、ということを考えています。情報収集もそうだし、情報発信についても何かいい案があれば教えてほしいです。
山:東日本大震災の時には、例えば施設の壁にガムテープにペンで避難場所を書いたものを貼っておく、というやり方が有効だったと聞きました。アナログだけど確実性がある。非常用伝言ダイアルも平時から使ってみて、試しておくのがいいと思います。
いろんな手段を複数確保しておくのが重要だと思います。
西:なるほど!避難リュックにガムテープを多めに入れておこうと思いました。
舟:お迎えが来るということを念頭に置いてプランしているので、量はないのですが複数日分用意したほうがよいのでしょうか。うちは東日本大震災の時は一番遅い子でお迎えが19時20時ごろでした。食糧もそうだし、防寒のアルミシートなども予算を取らなければいけないかもしれない。
山:予算が確保できるなら1週間から最低3日分の非常食があると安心です。また、平時から非常食にも活用できるようなおやつを多めにストックしておくなどで工夫するのもよいです。お迎えが夜を越す場合もあると思うので、防寒グッズなどは重要だと思います。例えば新聞紙を余分にストックしておくだけでも暖房の代わりになったりしますので、活用できるかなと思います。
舟:連絡手段についてはコドモンを100%信用しているのですが(笑)、実際どうなんでしょうね、災害の時には。
コドモン:ありがとうございます(笑)、コドモンからお答えしますね。東日本大震災の時には、地域差もありますがインターネット自体は使えており、一方で携帯電話や携帯メールについてはかなり繋がりにくくなったというデータ※があります。
災害時にはSNSやアプリなど他の手段を使ったほうが繋がりやすかったというデータが出ていますが、インターネット自体が使えないとなると、アナログな手段が有効になってくるかと思います。ネットが使える限りは、みなさまのお役に立ちたいと思っています。


■遊びは子どもにとって日常を取り戻す方法の一つ。抑圧せずあるがままを受け止めること。


━━災害の被害を最小限に抑えることまでは想定できていても、災害後のケアまでは準備しきれていないことも多いと思います。山田さまからみなさまへ災害後のケアの重要性について、実例を交えてお話いただき、災害後の子どもの遊びの重要性や大人ができるサポート、子どもの心のケアについて具体的にお聞かせください。


山:災害後の子どもたちの遊びって、緊急支援全体の中では優先順位が低く見られ、そんなことしている場合じゃないよとなりがちなことがあります。これは私の実体験ですが、東日本大震災の時、2011年の3月末ごろに私が行ったところでは、体育館が避難所でした。子どもたちはゲームをするなど一見普通にしているんですね。セーブ・ザ・チルドレンでは子どもたちの居場所支援として、おもちゃや絵本などを持っていき、時間を区切って遊んだりする「こどもひろば」という活動を行っていました。それに参加した子どもたちはというと、さっきまでは無表情でゲームをしていたのが、いきなりルールを守らなかったり、スタッフに乱暴な言葉を使ったり、蹴ったりたたいたりと、とにかくパワーがすごいんです。でも、それっていろんなことを我慢していたりとか、騒いじゃいけないと無意識に思っていたり、抑え込んで無表情になっていたことの裏返しなんですね。「こどもひろば」で遊びを通して、災害後の非日常で抑えていたものが一気に弾けたのかな、と対応している中で感じました。毎日遊ぶことでそうした言動や約束を守れないことも徐々に落ち着いて行きました。子どもたちが遊びを通して日常に戻ろうとしている時に、今は我慢しなさいと抑え込んでしまうことで、発散できずに子どもの中でストレスが溜まっていき、何かの拍子に、深刻な状況になることもあります。実際に内陸のほうに避難した子どもが、災害の体験を共有できない環境で過ごした結果、数年後、無気力になってしまったという報告もあります。災害が起こった時に、日常を取り戻すということの一つとして、子どもにとって遊びというのはとても大事なものです。
例えば地震だ〜とか、津波だ〜とか、災害を真似たごっこ遊びをすることもあり、大人が見ると不謹慎だなと思うようなこともあるかもしれないですけど、遊びを通して災害を心の中で乗り越えることにつながるので、抑え込むよりそれを受け止めていくのが大人の役割だと思います。無理やり引き出すという関わり方は逆効果になるので、子どもたち自身のペースでやらせて、子どもたちから自発的に出てくる言葉は自然に受け止めることが重要だと思っています。
西:子どもたちは言葉で全てを表現できないから、いろんな言動で出てくるんだろうなと思いました。子どもによって出方が違うので対応が難しそうだなと思うのと、自分自身の被災の状況もある中で、落ち着いている時に想像したり、勉強しておくことがすごく大事だなと思いました。
舟:災害が起こってその時になってみないとわからないけど、話にあったように、被災後、家庭での生活で精神的に抑圧されるような状況があったとして、もし登園できる状況なのであれば、登園してきた時にはなるべくいつも通りの環境、対応をして、日常はちゃんとあると、子どもが味わえるようにしてあげたいと思いました。先生たちも被災後は不安がある中ですが、子どもたちの前では日常を演じられるようにしたいなと思いました。普段何事もなく遊べているというのは幸せなことなんだなと思います。押さえつけられるような状況にならない災害がないのがいちばん一番だとは思うのですが、いざそうなった時には、しっかりと受け止めてあげたいと思っています。
※東日本大震災、熊本地震発生時には下記の状況が発生しました。
◆電話やメールが遅延や規制で繋がりにくくなった
・固定電話では最大80%-90%、携帯電話では最大70%-95%の規制が実施された
・NTTドコモでは、震災の1週間前は、約90%のメールが即時到達達(iモードサーバと受信者間)したのに対し、今回の震災直後は、即時到達したメールは、約15%に過ぎなかった
また、普段使わない連絡手段でとっさの時に操作方法が分からなかったという意見や、連絡が相手に届いたかどうかの判断ができないという状況も散見されました。総務省は電話より比較的つながりやすいLINEやSNS等の活用を推奨しています。
出典 総務省 平成23年12月28日大規模災害等緊急事態における通信確保の在り方
http://www.soumu.go.jp/main_content/000141084.pdf
出典 総務省 熊本地震におけるICT利活用状況に関する調査結果
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/pdf/n5200000.pdf


家庭でもできる防災や災害後のケアについて


家庭でもできる防災や災害後の子どものケアについて、セーブ・ザ・チルドレン協力のもと、防災のために役立つ情報を紹介します。平時から子どもと大人が一緒にできる防災や、災害発生時の行動、子どもへどういった働きかけをするとよいのか、具体的な方法とその重要性について紹介します。


■日常からできる防災活動「子どもにやさしい非常用持ち出し袋」


災害時に備えて各家庭に防災バッグを常備するのが当たり前になってきましたが、改めて非常用持ち出し袋にはどのようなものが入っていたらよいのでしょうか。子ども目線で必要なものとして、子どもが普段遊んでいるぬいぐるみや、お気に入りの毛布なども取り入れるとよいでしょう。


画像 : https://newscast.jp/attachments/HUX4KTw7DYb6HTFnQtJZ.jpg
子どもにやさしい非常用持ち出し袋チェックリスト


リストはこちら▼
https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/hijoyoumochidashibukuro_list.pdf


■制限された環境だからこその遊びの重要性 避難先でできる遊びのアイデアや避難生活で役立つ工作


災害後の普段と異なる環境や制限された生活の中で子どもたちに遊びの場を設けることは、通常とは違う状況だからこそ重要性が高まります。昨今は新型コロナウイルス感染症の影響もあり避難所での感染リスクも懸念されるため、少人数や一人でもできる遊びや工作を紹介します。さらに、避難所で子どもが遊ぶ時間を設ける際に周りの大人たちの理解を得ることも重要です。大人にとっても心の余裕が少ないなかお互いにとってよい状態にするためにも、遊ぶ時間を決めて周知するなどの工夫も大切です。また、子どものこころを傷つけずに対応するための「子どものための心理的応急処置」について理解することも大切です。


遊びのアイデア・工作


●一般財団法人児童健全育成推進財団が運営しているサイト「コドモネクスト」の中から、避難所や在宅、車中泊などの避難生活でも利用できる遊びを紹介します。
https://kodomo-next.jp/articles/5679bb283984
●『あそびのレシピ』主に0歳〜6歳の未就学児の成長・発達を促す遊びの数々を紹介しています。
https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/asobinoecipe.pdf
●新聞紙で作るスリッパ
https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/slipper.pdf
(動画はこちら:https://youtu.be/LZKw51TG06s
●紙で作るお椀
https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/bowl.pdf
(動画はこちら:https://youtu.be/Iw8FbKpsmIA
●紙で作るコップ
https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/cop.pdf
(動画はこちら:https://youtu.be/MkxTKyDEZOY
●ゴミ袋でつくるレインコート
https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/raincoat.pdf
(動画はこちら:https://youtu.be/4swaBIhDNC4


子どものための心理的応急処置


地震や事故などの危機的な出来事に直面した子どもたちは、普段とは異なる反応や行動を示すことがあります。「子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)」は、そのような子どもたちのこころを傷つけずに対応するための方法です。
https://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/


■災害時に覚えておきたい とるべき行動や子どもへの『とっさのひとこと』


災害時は大人でも冷静な判断をすることが難しい状況です。いざという時どんな言葉を子どもたちにかけるとよいのか、大人も子どももどんな行動をとるとよいのか、普段から考える機会を作ることで実際に被災した際の心理的な影響も抑えられるはずです。セーブ・ザ・チルドレンと防災教育・啓発活動を専門とするNPO法人プラス・アーツが協働で制作した『とっさのひとこと』は漫画形式で災害時の行動や声かけについて学ぶことができます。また、必要な物資を分けあったり、情報交換するなど、地域のコミュニティで協力することも被災時の助けとなります。日ごろから周りとの繋がりを大切にすることでお互いを助け合うことに繋がるでしょう。
楽しみながら学ぶ災害時のアクション 
http://plus-arts.net/wp-content/uploads/2018/08/all.pdf
東日本大震災の被害を受けた岩手県、宮城県の50名の方々へのヒアリング結果をもとに制作された防災教育教材。登場人物と同じ疑似体験をすることで、子どもたちが被災者におかれた環境やその時の気持ちを理解し、いざという時に主体的に行動できる力を身に着けてもらうことを目的としています。


公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンについて


https://www.savechildren.or.jp/
セーブ・ザ・チルドレンは「子どもの権利」のパイオニアとして、100年以上の歴史と実績を持ちます。1919年にイギリス人女性エグランタイン・ジェブによって創設。30ヶ国の独立したメンバーが連携し、日本を含む世界約120ヶ国で子ども支援活動を展開しています。あらゆる政治、宗教から独立した民間の国際組織です。日本では1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立され、今年で設立36年を迎えます。


【株式会社コドモン 会社概要】


◆所在地:東京都港区三田3丁目13−16 三田43MTビル 3F
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆WEB:https://www.codmon.co.jp/
◆事業内容:子どもを取り巻く環境をより良くするための事業を手掛け、働く人にとっても働きやすい組織づくりを体現。子育てに優しい社会に変わるよう多角的に環境整備を行い、社会に貢献する。
◎こども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとしての保育ICTシステム「コドモン」の開発・提供。2022年3月時点で、全国約11,000施設、保育士約20万人が利用。全国220の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位(※)
◎保育士採用を支援するウェブサービス「ホイシル( https://www.hoicil.com/ )」の提供。こども施設が簡単に施設の魅力を発信でき、保育学生や再就職希望者が採用情報にアクセスしやすいような情報提供を行う。
その他、保育園向け写真ネット販売「コドモンプリント( https://www.codmon.com/print/ )」こども施設を対象とした専門のECサイト「コドモンストア( https://store.codmon.com/ )」、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的としたオンライン研修サービス「コドモンカレッジ( https://college.codmon.com/ )」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム」などを展開。
※(2022年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)
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株式会社コドモン 広報
press@codmon.co.jp 
080-7303-6026/080-4466-6738
TEL: 03-6459-4318
FAX: 050-3737-7471



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