プレスリリース
東京を中心に、埼玉・千葉・神奈川・静岡で知的障害者向けの障害福祉サービス事業所「ゆたかカレッジ」を運営する株式会社ゆたかカレッジ(代表取締役社長:長谷川 正人、本社:福岡市博多区)では、合計4年間の自立支援と就労支援を行っています。体力づくりや、心身のリフレッシュ、競技を通したコミュニケーション能力の向上などを目的としてスポーツを訓練に取り入れる中で、横浜校ではパラスポーツ大会で準優勝者が出たり、川崎校の学生は全国大会に出場が決まるなど、学生がスポーツで活躍しています。
2022年10月に栃木で行われる全国大会で、ゆたかカレッジ川崎キャンパスの学生の一人が、陸上競技50mの出場が決定しました。
【パラスポーツの裾野が広がる中、指導面では不足も】
2021年に行われた4年に一度の世界大会では日本勢がメダルを51個獲得するなど、多くの選手の活躍もあり、障碍者スポーツのすそ野は広がりつつあります。
近年、障害者スポーツはパラスポーツと名前を変え、障害者特有のものではなく「障がいのある人もない人も共に実践して楽しめるスポーツ」を目指し、人気になった「ボッチャ」のように、障害のあるなしにかかわらず楽しめる場所が増えている競技もあります。
しかし、障害の程度に合わせてクラスやルールが変わるという特性から、トレーニングの面では、個々に合わせて細やかな指導は難しいという一面も残っています。
【スポーツを通じた自己実現で全国大会へ出場】
そんな中、ゆたかカレッジ川崎キャンパスの学生の一人が、10月に栃木で行われる全国大会へ陸上競技50mの出場が決定しました。仕事のスキルだけでなく生きる力を育てるという教育方針のもとに参加した、5月29日開催の川崎市障害者スポーツ大会「陸上競技大会」で優秀な成績を残したことで全国大会参加につながり、現在支援員と共に練習に励んでいます。
また横浜キャンパスの学生は5月に京都で行われた日本国内最高峰のパラスポーツ競技大会の陸上競技100mT20クラスで、予選と決勝共に自己ベストを更新するという素晴らしい記録で準優勝、銀メダルを獲得しました。
その学生は、カレッジ内でマラソンサークルを立ち上げるなど積極的に活動しており、「自分の陸上の活動を通じて走るのってこんなに楽しいんだ、ということをみんなに知ってもらいたい」「大会では、カレッジで他社とのかかわりをしっかり学んだので同じ種目の選手と心情を伝え合うなどできた」と、競技を通じて人とのかかわりを楽しんでいる様子もうかがえました。
【ゆたかカレッジで育む「3つの力」】
ゆたかカレッジでは、自立訓練を2年、就労移行支援を2年と、連続した4年間の学びの中で、仕事のスキルだけでなく、「人生を楽しむ力」「伝え合う力」「逆境に立ち向かう力」の3つの力を軸に、社会で生きていくためのスキルを育むという教育目標を掲げています。
4年間のカレッジの多く実習により、就業先では就職後の定着率の高さや、勤怠の良さなど高評価をいただくことが多々あります。
体力づくり、心身のリフレッシュや、競技を通したコミュニケーション能力の向上などを目的としてスポーツを訓練に取り入れ、学生たちは自発的にサークルを立ち上げることもあり、スタッフがフォローしながら活動しています。
●ゆたかカレッジブログ 【横浜・保土ヶ谷校】祝!ジャパンパラ競技会銀メダル!
http://kyf-college.blog.jp/archives/1080437776.html
●ゆたかカレッジブログ 【川崎・中原校】走る!投げる!跳ぶ!陸上競技大会
http://kyf-college.blog.jp/archives/1080514242.html
●キャンパス所在地:早稲田・高田馬場・江戸川・立川・横浜・川崎・さいたま・千葉・沼津
【今後の展開】
当カレッジの学生は年々増え続けており、各拠点においてオープンキャンパスやオンライン説明会を行っています。今後も世界水準の知的障害者のための教育を目指し、海外視察を含め、近隣の大学との交流など、スポーツを含めた取り組みで障害者の教育をさらに成長させていく所存です。
【会社概要】
会社名 : 株式会社ゆたかカレッジ
本社 : 〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東二丁目5番37号
博多ニッコービル402号室
東京オフィス: 東京都新宿区西新宿三丁目9番7号
フロンティ新宿タワー2階 209号室
URL : https://yutaka-college.com
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