• トップ
  • リリース
  • 若者の恋愛経験を示す調査結果について結婚相談所マリーミーが最新の婚活事情と見解を発表

プレスリリース

  • 記事画像1

結婚相談所マリーミー

若者の恋愛経験を示す調査結果について結婚相談所マリーミーが最新の婚活事情と見解を発表

(@Press) 2022年06月20日(月)11時00分配信 @Press

結婚相談所マリーミー(本社:東京都渋谷区、代表:植草 美幸、以下 当社)は、最新の恋愛・結婚にまつわる社会事情について分析・発表いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/314277/LL_img_314277_1.jpg
結婚相談所マリーミー代表 植草 美幸

■これまでに“デート”した人数は「0」
先日、内閣府が閣議決定した「男女共同参画白書」のデータで、20代の独身男性のおよそ4割に、デートの経験がないことが明らかになりました。また、20代男性のおよそ7割、女性ではおよそ5割が現在「配偶者・恋人はいない」と答えたということで、政府関係者は「未婚や晩婚化、少子化に拍車をかけることにつながりかねない」として危機感をあらわにしていると言います。

「男女共同参画白書」の“デート”の定義は、“中学卒業以降で相手が恋人以外でもOK”“回答者がデートだと思うものだったらデートとカウントしていい”というもので、調査対象も独身者に限定したものだということですが、当社の会員傾向から見ても、この数字は全く驚くべきものではないと感じています。当社では、入会の際に過去の恋愛経験をお聞きしていますが、年々確実に、恋愛経験がある方は減ってきています。

一方で、「男女共同参画白書」の中の「結婚を望むか」の項目については、20代では女性の65%、男性の54%が「結婚願望がある」と回答したということで、「そもそも結婚するつもりがない」という訳ではないようです。デートをしたことがないという20代男性は、「コミュニケーションの取り方が分からない」「異性に話しかけるのはリスク」といった悩みを抱えているということで、収入や出会いの少なさなどの物理的な面に加えて、精神的な面も大きく関係していると考えられます。

▼「男女共同参画白書」参考資料URL
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/gaiyou/pdf/r04_gaiyou.pdf


■「いつか結婚をしたい」では、出来ない時代に
学生時代は「恋愛にうつつを抜かすな」という親の教えを守り、真面目に勉強して就職した途端にコロナ禍になって出会うチャンスさえなくなった・・・という方も多いと思います。また今は、恋愛や結婚について世話を焼いたり、知恵を授けてくれる人が減りました。かつては職場の上司や同僚が、適齢期の男女に「誰かいい人はいないのか」と訊ねることも普通で、相手がいない場合には紹介して引き合わせたものですが、現在はハラスメントと捉えられかねないため、いい意味で「おせっかい」な人が不在です。さらに、遡ると携帯電話の普及以来、「人と直接会って話す」という場面が劇的に減っていて、当社でも、「プライベートなやりとりは、ほとんど携帯のスタンプで済ませている」という人もいるほどです。
そうなると、日常生活の中で、人の考え方や価値観を深く知りあったり、スムーズなコミュニケーションを取りあうということは、とても難しくなっています。

今や結婚は絶対にしなくてはいけないものではありません。ただ、それでも結婚をしたいということであれば、時代背景を踏まえ、強い意思を持って臨まなければ難しい状況です。「いつかしたい」という漠然とした思いでは、出来ない時代になったと言っても過言ではありません。「どうしてもしたい」という強い思いで、結婚に向けた出会いや相手を懸命に探す「婚活」をする必要性があると言えます。


■婚活女性・男性のそれぞれの課題
では、婚活をしているのに、なかなか結婚に至らない男女の課題にはどういったことがあるかと言えば、まず女性側には、“親世代の価値観からの脱却”が求められます。例えば婚活現場では、「男性の方が年収が高いほうがいい」と考える女性が圧倒的に多い状況にあります。当社には年収1,000万円を超える女性も多いのですが、同様に考えていて、価値観がアップデートされていない印象を受けます。

理由としては、精神的に親離れできてない独身者が多いことが原因の1つです。日本では親と同居の独身者が多いため、精神的な距離も近いことで価値観を受け継いで婚活をしてしまう。それは昔の「夫が一家の大黒柱」「男性が外で働き、女性は家庭を守る」というような価値観であり、教育熱心な両親に育てられた真面目な女性に多い印象です。そういう場合には、「マンスリーマンションでもいいから実家を出てみましょう」とお伝えしています。

そして男性側の課題は、“自立とコミュニケーション”です。男性側にも、女性と同じ古い価値観が根強くあり、家事をしないという人も多いのですが、収入的には「一家の大黒柱」になりえない場合も増えてきています。そういった場合、「自炊や掃除を含む家事の可否」「生活費の把握」「健康管理ができているか」等の「自立」は最低条件です。加えて、受け身ではなく、積極的に会話が出来るコミュニケーション能力があると効果的です。そのためには、やはり「どうしても結婚したい」という強い意識で行動を変えてみたり、相手とお互いの価値観を徹底的に話し合うことをお勧めしています。

今後も結婚相談所マリーミーは、時代に合わせたアドバイスを行ってまいります。


◆結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸(うえくさ・みゆき) 経歴
婚活アドバイザー、株式会社エムエスピー代表取締役。
2009年、結婚相談所マリーミーをスタートして以来、12年間にわたり年間約1,000組にアドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の成婚率(※)を誇る。著書も『ドキュメント 「婚活」サバイバル(青春出版社)』など多数。

(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。

プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る