• トップ
  • リリース
  • データ速度変換機能内蔵・400GブレイクアウトAEC製品の受注を6月15日から開始

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2

株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン

データ速度変換機能内蔵・400GブレイクアウトAEC製品の受注を6月15日から開始

(@Press) 2022年06月09日(木)11時00分配信 @Press

この度、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)の日本法人である株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンでは、400Gbpsと既存の100Gbps環境の接続に最適な400Gbpsを100Gbps4本に分岐する400GブレイクアウトAECの受注を2022年6月15日から開始します。インターネットトラフィックの増大に伴い、今年に入り各事業者は400Gbps対応機器の導入を行っておりますが、そこで課題になるのは既設の100Gbps対応機器との接続方法です。従来は、400G DR4と速度変換機能を内蔵した100G DR光トランシーバの組み合わせを推奨しておりましたが、距離が短い区間ではコスト的に適切ではありませんでした。

この度受注を開始する製品は、高速化に伴い400Gbpsでは利用する事が困難になったDACの改善策であるAECによる伝送と、100Gbpsへ分岐する為に必要な速度変換機能を内蔵しており、低コストで両速度間の接続を可能にします。また、複数のイーサネットスイッチを400Gbps同士で接続することにより実現する大規模ファブリック構築に最適な、一対一の400G AECも同時に受注を開始します。
あわせてInterop Tokyo 2022に出展し、データセンターの高速化・広帯域化に対応するため、いち早く受注を開始した800Gbps対応製品をはじめとする各種光トランシーバ製品と共に、この度販売開始する400GブレイクアウトAECを展示いたします。また、ShowNetにも参加しており、数多くの当社製品が実稼働環境で利用されている状況をご確認いただけます。


【Interop Tokyo 2022( https://www.interop.jp/ )】
日時 :2022年6月15日(水)〜17日(金) 10:00〜18:00
※最終日のみ10:00〜17:00
会場 :幕張メッセ 国際展示場
当社出展ブース:ホール5/5G16


【製品の概要】
<400GブレイクアウトAEC 3m>
型名 :WS-D44Q-AEC40-3
インターフェース:QSFP-DD
使用ケーブル :30AWG×4本、全長3m
CY22 Q2 :受注開始
CY22 Q3 :出荷開始
参考価格(外税) :488,000円

<400GブレイクアウトAEC 5m>
型名 :WS-D44Q-AEC40-5
インターフェース:QSFP-DD
使用ケーブル :30AWG×4本、全長5m
CY22 Q2 :受注開始
CY22 Q3 :出荷開始
参考価格(外税) :520,000円

<400G AEC 3m>
型名 :WS-QD4-AECP2-3
インターフェース:QSFP-DD
使用ケーブル :32AWG、全長3m
CY22 Q2 :受注開始
CY22 Q3 :出荷開始
参考価格(外税) :200,000円

<400G AEC 5m>
型名 :WS-QD4-AECP0-5
インターフェース:QSFP-DD
使用ケーブル :30AWG、全長5m
CY22 Q2 :受注開始
CY22 Q3 :出荷開始
参考価格(外税) :215,000円

<400G AEC 7m>
型名 :WS-QD4-AECP8-7
インターフェース:QSFP-DD
使用ケーブル :28AWG、全長7m
CY22 Q2 :受注開始
CY22 Q3 :出荷開始
参考価格(外税) :261,000円


【各製品の特徴】
■QSFP-DD 400GブレイクアウトAEC
主な用途:100Gスイッチ上位接続、100Gサーバ収容
QSFP-DD 400GをQSFP28 100G四本に分岐するAECです。従来は、既存の100Gbps対応のイーサネットスイッチの上位に400Gbps対応のイーサネットスイッチを配置する場合、400Gbpsのポートを100Gbpsに減速設定して接続するか、もしくは200Gbpsに減速設定して2分岐の接続をする事が行われてきました。その結果、こうした手法では400Gbps対応イーサネットスイッチの運用容量を減らしてしまっていたのです。
QSFP-DDの400Gポートは50Gbps×8LANEの構成であり、QSFP28の100Gポートは25Gbps×4LANEです。そこで、400Gポートを25Gbps×8LANEに減速させる設定を行わずに接続するには、速度変換とLANE数変換を行うGEARBOXと呼ばれる機能がトランシーバ側に必要となります。本製品は100G DR光トランシーバと同様にQSFP28パッケージ内にこのGEARBOX機能を内蔵し、かつケーブルと一体化した製品とすることで光トランシーバによる構成の四分の一のコストで近距離の接続を実現します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/312987/LL_img_312987_1.jpg
400GブレイクアウトAEC

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/312987/LL_img_312987_2.jpg
GEARBOXの機能

本400GブレイクアウトAECは、400Gbps対応イーサネットスイッチと、配下に設置した100Gbps対応イーサネットスイッチとの間を接続するのみならず、今後本格的な導入が始まる100Gbps接続のサーバを400Gスイッチに収容するの時にも、適したソリューションとなることでしょう。

■QSFP-DD 400G AEC
主な用途:ラック内スイッチ間接続
QSFP-DD 400Gbpsポート同士を一対一で接続するケーブルです。従来のDACでは400GbpsのLANE毎の帯域である50Gbpsの伝送を保証するために太いケーブルが必要になり、1.5mを超える長さでは実用的とは言えませんでした。AECは「HiWire Consortium」によって仕様がまとめられた、従来のDAC製品よりも細いケーブルで短距離接続を行う技術です。信号の乱れを補正する機能を搭載する事で細いケーブルで安定した伝送を実現します。多くのケーブルが密集する多数のイーサネットスイッチによる大規模ファブリックを構築する際に適しています。ラックを跨がる配線距離にも対応するため、複数ラック構成による極めて大規模な構成にも対応できます。
AEC(Active Electronical Cable)に関する詳細については、以下のURLを参照ください。
https://hiwire.org/


【ウェーブスプリッタ・テクノロジー社について】
ウェーブスプリッタ・テクノロジー社は米国カリフォルニア州に本社を置く、データセンターや携帯通信のバックボーンネットワーク、あるいは携帯無線基地局のアクセス・ネットワークなどで使用される光イーサネットや、科学計算などで使用されるHPC(ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)システムなどで必要不可欠となる、光通信モジュール製品を製造販売する企業です。


【株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンについて】
株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンは、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)の日本法人です。ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)製品の日本国内における輸入販売事業を行い、国内のお客様へ高品質で安定した、価値ある製品を提供してまいります。

会社名 : 株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン
所在地 : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-14 朝日神保町プラザ302
最高執行責任者: 櫻井 豊
URL : http://wavesplitter.jp/

プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る