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台湾イラストレーターの展覧会が阪神梅田本店で6月から相次いで開催!!

(@Press) 2022年05月20日(金)11時00分配信 @Press

阪神梅田本店(大阪市)では、イラスト熱が沸騰中の台湾で人気急上昇中の実力ある台湾のイラストレーター「天之火」、「KRENZ」のイラスト絵画の展覧会を6月8日から開催いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/310694/LL_img_310694_1.jpg
天之火 鏡山鏡海(沢山の鏡)

展覧会情報: http://www.tolala.jp


台湾のイラスト界は、イラストレーターの画力と先進性、そしてファン層の広がりから非常に活発な状況といわれます。作家とファンをつなぐマーケットも頻繁に開催され、熱気あふれるデジタル先進社会の姿がそこにみることができます。そんな中で、実力と人気を兼ね備えた台湾イラストレーターの展示販売会が、相次いで阪神梅田本店のハローカルチャーで開催されます。


【日本初個展 天之火さん「台湾OFFICE LADY」シリーズ作品が一堂に!!】
〜天之火「On-Off-On」
6月8日(水)→28日(火)(19日(日)から一部展示替え、最終日は午後5時まで)〜

「台湾OFFICE LADY」をテーマに描かれているイラストレーター天之火さんの日本初個展となります。今展は、その人気の台湾OLシリーズのあどけなさの残る働く女性の一瞬のしぐさをとらえた愛らしいイラスト作品で構成されます。
展覧会タイトルは「On-Off-On」となり、これは、仕事モードでキメて凛々しくテキパキと働く「ON」状態と仕事モードから離れ素の状態の「OFF」。そして、その中間の混在したなり切れなさが残る「素の私と仕事モード」を表現したフレーズからとられました。毎日の仕事と生活の中で訪れるモードのスイッチの切り替え。そのシチュエーションで働く女性の表情を繊細に描きつつ台湾の日常風景を背景で包み込んだところが見どころとなります。


【台湾の巨匠イラストレーター KRENZ先生登場!!デジタル印象派の未来を体感!!】
〜KRENZ「IMPRESSION(印象)」 7月6日(水)→7月19日(火)(最終日は午後5時まで)〜

KRENZ先生は、台湾で美術教育組織を設立し多くのイラストレーターを育て指導してきました。その画力だけでなく知名度も高く人格者で巨匠と呼ばれるにふさわしい作家です。今回の個展タイトルは「IMPRESSION(印象)」となり、これは19世紀の印象派の美術用語に由来する言葉からです。
特に、「影にも色彩がある」と発見し表現した印象派の画家たちの色相技法を21世紀のデジタル技術を用いてさらに先進的、精密的に表現したのがKRENZ先生の仕事と考えられるからです。それまでの絵画が筆を用いて影は黒という固定観念で描かれていたものが、印象派の画家達が補色を用いることによって光の当たる部分と影の部分を美しい色彩関係に変換しました。KRENZ先生は、デジタル技術を用いて筆では表現しえなかった、さらに美しい補色、色彩関係を高精度に丁寧に構成し、「色彩の共鳴現象」を生み出しています。この彼独自の色彩の共鳴現象によって、彼の眼に映る風景、人物、静物すべてが美しい色彩世界へと変換されます。この綺麗なメロディーのハーモニーを聴くようなイラストをご鑑賞いただければと思います。


【デジタル原画を尊重し忠実な再現に挑戦!!】
今回の阪神梅田本店での展覧会では、イラスト作家が丹精込めて作り上げたデジタルデータ原画をいかに忠実に再現できるかということに苦心しました。そのため作家をはじめ京都の美術印刷会社や職人、京都の美術商、百貨店担当者、大学教員が協力しあい試行錯誤を繰り返しました。それはモニター上の作画によって描かれたデジタル原画を印刷出力するときに生ずる様々な問題を解決することでした。

一つは、解像度の問題です。印刷に適した解像度は1インチあたり300dpiから350dpiとされます。それより解像度が低いとドットが目立ちガタついた粗い画面となり滑らかな描線が失われてしまいます。
通常、パソコンやスマホ画面表示であれば72dpiがWEB解像度やスクリーン解像度とされモニター上では問題なく美しく見ることができますが、それを印刷すると不適合となり文字などが判読できないことさえあります。ここで一番問題なのが、解像度を高くするとデータ容量が非常に大きくなり作画環境に大きな負担がかかることです。つまりイラストレーターにとってモニターのみで作家活動をするのか、印刷媒体を想定して作画するかによってコンピューター性能や作業手順、作業時間が大きく変わるということであります。今展では300dpi以上の原画データを使用しての展覧会とすることにしました。

つぎにサイズの問題です。日本画や洋画であれば号数という規格サイズがあり、パネルや額縁に既製品があり、オリジナルサイズで描くということがあまりありません。しかしイラスト界には確立されたサイズ寸法はなくイラストレーターが自由サイズで作画しています。この自由サイズの原画をAサイズ、Bサイズや日本画や洋画などの既成品に落とし込もうとすると原画を損ねてかけ離れたトリミングや縮小拡大が行われます。
しかし、今展では、作家の創作活動を尊重し、原画データサイズに基づいた別注のキャンバスパネルをミリ単位で製作し忠実再現することにしました。そのために職人さんに手仕事で一点一点手作りしていただきました。さらにそのキャンバスサイズに合わせたオリジナルハンドメイドフレームもミリ単位で製作し、画題に応じた着彩も施した額縁でご覧いただく予定です。

そして色彩の問題です。作家はモニター上で作画していますので、そのモニターと同等の色彩表現をいかに印刷出力表現でも可能かということになります。
しかし、一般的にモニターは光の三原色であるRGBデータであり印刷出力はインクの色であるCMYKとなります。この変換技術が印刷会社の腕のみせどころで今回、京都の寺院の国宝や重文級の美術品をスキャニングから後世へ伝えるための複製品製作を多数手がけ実績のある京都の老舗美術印刷会社にお願いしました。色校正を経て打ち合わせを重ね特別色を加えた独自のジークレー印刷によって今展では、デジタル原画を最高のキャンバスアートに再現することができました。


【価値を高めるホログラム付き作品証明書を添付】
さらに今展では、美術業界でもめずらしい偽造防止技術のホログラムを施した作家の直筆サイン入り作品証明書を全作品に添付することにいたしました。これは印刷技術が日進月歩で発達し今回のような素晴らしい作品が再現できると同時に、よくない方に使うこともできてしまうからです。これからのイラスト界の発展のために作家とコレクターが共にWIN-WINとなれるように、プライマリーマーケットからセカンダリーマーケットを見据えたときに信頼できる証明書はなくてはならないものといえます。


このように6月から阪神梅田本店ではハイクオリティーなデジタルイラスト展覧会が続きます。
さらに6月30日まで作品募集しているデジタルイラストコンテスト「第1回 イラスト甲子園2022」の展示発表も8月17日から23日(最終日は午後5時まで)まで開催されます。この時、「VOFAN」「空缶王」の作品も併催されます。

ぜひ素敵な感性あふれるイラスト絵画に触れてみてください。


■開催概要
作家 :天之火
タイトル:「On-Off-On」
開催期間:6月8日(水)→28日(火)
(19日(日)から一部展示替え、最終日は午後5時まで)

作家 :KRENZ
タイトル:「IMPRESSION(印象)」
開催期間:7月6日(水)→7月19日(火)(最終日は午後5時まで)
開催場所:阪神梅田本店 8階 ハローカルチャー
ILLUST GALLERY TOLALA


ILLUST GALLERY TOLALA 公式サイト : http://www.tolala.jp/
ILLUST GALLERY TOLALA 公式Twitter: https://twitter.com/tolala_illust

プレスリリース提供元:@Press

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