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一般社団法人わらび座

民事再生手続き中の劇団わらび座 3年ぶりの東京公演が実現!ミュージカル「いつだって青空 〜ブルマー先生の夢〜」5月18日、19日有楽町オルタナティブシアターにて公演

(@Press) 2022年05月13日(金)10時00分配信 @Press

一般社団法人わらび座が運営する「劇団わらび座」は、ミュージカル「いつだって青空 〜ブルマー先生の夢〜」を有楽町オルタナティブシアターにて2022年5月18日(水)、19日(木)に公演いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/309865/LL_img_309865_1.png
わらび座 いつだって青空

舞台は、男性もまだオリンピックに出場していなかった明治の日本。
スポーツを通して「女性が自信をもって生きられる社会」の実現をめざし、体操着ブルマーを日本に初めて紹介した秋田うまれのスーパーウーマン、後に“日本女子体育の母”と呼ばれる井口 阿くり(いのくち あくり)の奮闘記です。
この作品は2019年に秋田のわらび劇場で136回のロングラン上演されました。

その翌年、2020年から始まったコロナ禍の影響を大きく受け、劇団わらび座を運営する「株式会社わらび座」は経営が急激に悪化。劇団創立70周年を迎えた2021年の秋に、民事再生手続き開始決定を受けました。
劇団事業は新法人の「一般社団法人わらび座」が受け継ぎ、社会に必要とされる文化芸術の仕事に一層邁進したいと考えています。今回の東京公演では、そんな新生わらび座の姿を舞台を通してお届けいたします。

また現在わらび座では当面の活動資金を募るクラウドファンディング(目標金額1,000万円)に挑戦中で、東京公演の翌日5月20日に最終日を迎えます。ラストスパートでより多くの方から応援をいただいて「どん底からの再生」を軌道に乗せていきたいと思います。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。


《公演概要》
日時 :2022年5月18日(水)14:00開演、18:30開演
5月19日(木)10:30開演、15:00開演 (計4公演)
会場 :オルタナティブシアター
有楽町マリオン(有楽町センタービル)別館7F
料金 :全席指定 5,000円(税込)
申込み・問合せ:TEL 0187-44-3332(平日9:00〜17:00)
わらび座オンラインチケット
https://www.warabi.jp/info/gettii.html
チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2210315


《ものがたり》
明治36年、3年間のアメリカ留学を終えた阿くりは、東京高等女子師範学校の教授となった。「女子体育を教える女性の教師」を育成すべく、スウェーデン体操、ダンス、バスケットボール等、当時の日本ではまだ未知のスポーツを学生たちに教え、世間から注目をあびていた。しかし、女性が運動することへの理解が無い時代。新聞で教育方針をたたかれたり、ブルマー先生と陰口を言われたり、むずかしい立場に立たされる。その頃出会ったのが若き軍人、松橋 倫太郎だ。夢を追いかけて走る阿くりと、保守的な家庭に育って夢をあきらめた倫太郎。倫太郎が阿くりの窮地を救い、2人は惹かれあうようになる。しかし、ロシアとの開戦がじりじりと近づいていた。
それは世界の平和を願う祭典であるオリンピックがアメリカで開催される年でもあった。日本のオリンピック参加、そして女子選手の参加を夢見る阿くりにとって訓練が続く。いつも笑顔を忘れない阿くりだが……

♪ 冷たい雨が降る朝もある
星一つ見えない夜もある
でも黒い雨雲は いつか消える
この星をつつむ空は
果てしなく美しい
悲しいときは空を見上げて
雲の上は いつだって青空
光あふれて いつだって青空 (テーマソングより)


《作者メッセージ》
高橋 知伽江(「アナと雪の女王」訳詞|ミュージカル「生きる」脚本・歌詞 )
「日本女子体育の母」と呼ばれる秋田出身の井口阿くりさんは、明治32年に留学し、スウェーデン体操を日本に広めたスーパーエリート・スポーツウーマン。そして、体操服のブルマーを初めて日本に紹介した人でもあります。阿くりさんが夢見たのは、スポーツの力で皆が生き生きと暮らせる社会。今は女性アスリートの活躍も珍しくありませんが、120年前には女性が運動するなんて恥ずかしいと思われていました。そんな逆風の中、阿くりさんがスポーツの楽しさを伝えるために奮闘する姿がミュージカルになっています。この舞台には体操、ダンス、バスケットボールなどのシーンがあり、スポーツの観戦のような<スリル>と、歌とお芝居の<ときめき>の両方が詰め込まれています。
思い切り楽しんでいただけたら、劇場からの帰り道、皆様の心にきっと青空が広がると思います!


《STAFF》
◇脚本・作詞/高橋 知伽江
東京外国語大学ロシア語学科卒。劇団四季の勤務を経て、フリーランスでミュージカル台本の執筆、翻訳、訳詞を手がける。2013年4月〜2017年3月、水戸芸術館演劇部門芸術監督。第4回 小田島雄志・翻訳戯曲賞受賞(ノエル・カワード作『出番を待ちながら』、『秘密はうたう』)。第23回読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞(劇団四季『アラジン』訳詞)。
主な執筆脚本:『鶴姫伝説』、『誓いのコイン』(以上、坊っちゃん劇場)、『手紙』(東野 圭吾原作)、『夜のピクニック』、『DAY ZERO』(同名のアメリカ映画脚色)、『生きる』(黒澤 明監督の同名映画脚色)、『バケモノの子』(劇団四季)
最近の翻訳:『アラジン』『ノートルダムの鐘』『パリのアメリカ人』(以上、劇団四季)、『リトルナイトミュージック』、『パジャマゲーム』他 その他、ディズニー映画の訳詞も手がけている。『アナと雪の女王』、実写版『美女と野獣』、『塔の上のラプンツェル』『魔法にかけられて』など多数。

◇演出/栗城 宏
1961年福島県出身。北海道大学卒業。1986年劇団わらび座に入座。8年間役者として舞台で活動した後、わらび座内外の多くの作・演出を手がける。わらび座作品では日本の有数の演出家(中村 哮夫、栗山 民也、ジェームス三木、大関 弘政)に師事。2007年文化庁新進芸術家海外留学研修で、ニューヨーク、アッシュランドにて学ぶ。2014年、「第29回国民文化祭・秋田2014」の開会式・オープニングフェスティバルの脚本演出を手がけ、演劇部門で秋田県芸術選奨を受賞。
〈代表作〉ミュージカル「小野小町」演出(脚本/内館 牧子)、「鶴姫伝説」演出(脚本/高橋 知伽江)、ミュージカル「セロ弾きのゴーシュ」脚本・演出、「誓いのコイン」演出(脚本/高橋 知伽江)、ミュージカル「北前ザンブリコ」演出(脚本/中島 淳彦)、ミュージカル「茶の夢」(脚本/東 憲司)、ミュージカル「松浦武四郎 カイ・大地との約束」脚本・演出、ミュージカル「空!空!!空!!!」演出(脚本/飯島 早苗)。

◇作曲/飯島 優
◇編曲/沼井 雅之
◇振付/新海 絵理子
◇美術/高橋 知佐
◇照明/日下 由香
◇音響/佐藤 亜希子
◇衣装/市橋 幸恵
◇小道具/平野 忍
◇ヘアメイク/馮 啓孝


《CAST》

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/309865/LL_img_309865_2.jpeg
いつだって青空 キャスト

◇井口 阿くり/鈴木 潤子 (わらび座)
仙台市出身。わらび座養成所を卒業後、2011年ミュージカル「おもひでぽろぽろ」(台本・作詞/斎藤 雅文、演出/栗山 民也)で初舞台。ヒロインの子ども時代に抜擢された。
2012年「アトム」(脚本・演出/横内 謙介)ヒロイン・マリア役
2013年「げんない」(脚本・演出/横内 謙介)ヒロイン・お千世役
2017年「ジパング青春記」(脚本・演出/横内 謙介)吉野・さや役
2019年わらび劇場「いつだって青空」ロングラン公演で初の主演・井口阿くり役
2021年「北斎マンガ」(脚本・演出/マキノノゾミ)で葛飾北斎の娘お栄を熱演。近年、数々のミュージカル作品で重要な役どころを演じる期待の女優

◇進藤 孝三 ほか/渡辺 哲
◇松橋 倫太郎 ほか/三重野 葵
◇松橋 ベニ ほか/久保田 美宥
◇林田 ルリ ほか/冨樫 美羽
◇森園 コン ほか/佐藤 千明
◇楠見 ミドリ ほか/平野 つくし


《クラウドファンディング概要》
プロジェクト名: 修学旅行の聖地「あきた芸術村・わらび座」民事再生へ!
どん底からの再生プロジェクト
公開期間 : 2022年3月10日(木)10:00〜5月20日(金)23:59
公開サイト : クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」
https://camp-fire.jp/projects/view/514251
目標金額 : 10,000,000円

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/309865/LL_img_309865_3.jpeg
クラファン挑戦中

プレスリリース提供元:@Press

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