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JMDCとスイス再保険、ウェアラブルデータを用いたリスク計算モデルを開発し、革新的な健康増進型保険の開発に貢献

(@Press) 2022年05月16日(月)08時45分配信 @Press

株式会社JMDC(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:松島 陽介、以下「JMDC」)とスイス再保険会社日本支店(以下「スイス再保険」)は、運動や睡眠等の生活習慣から疾病リスクを算出するリスク計算モデルを開発いたしました。このモデルを活用し、ウェアラブルデータを用いた革新的な健康増進型保険の開発に貢献いたします。

JMDCは、民間医療データベースとしては国内最大級の医療ビッグデータである「JMDC Claims Database」に加え、保険者向けに提供しているPHR(パーソナルヘルスレコード)サービス「Pep Up」を通じて、睡眠・運動等のウェアラブルデータの匿名加工データベースを構築し、保険会社等へ提供を開始しております。ウェアラブルデータとレセプトデータ・健康診断データが結びついた大規模データベースは世界的にも稀有なものであり、これを活用することで、日頃の生活習慣がもたらす、健康診断結果や疾病リスクへの影響を分析することが可能です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/309730/LL_img_309730_1.png
JMDCのウェアラブルデータベース

JMDCとスイス再保険は、JMDCが保持するデータおよび分析ケイパビリティと、スイス再保険が世界各国で獲得したリスクに関する知見を統合的に用いて、運動および睡眠習慣等が疾病リスクに与える影響を分析いたしました。この結果を活用することで、運動および睡眠習慣等に基づく保険料設定や引受査定を含む、革新的な健康増進型保険の実現が可能です。

「世界をリードする大手再保険会社の一つであるスイス再保険と共同で、先進的なリスク計算モデルの開発を推進できたこと、大変嬉しく思います。JMDCのデータと両社の経験、ノウハウを組み合わせることで、保険業界におけるウェアラブルデータの活用可能性を更に広げていくことが出来ると確信しております。今後もデータ拡充や分析ケイパビリティの強化、ソリューションの拡大を進め、保険業界におけるデータ利活用推進に貢献してまいります」とJMDC・執行役員兼インシュアランス本部長である本間 信夫は述べています。

「JMDCとのパートナーシップは、次の段階のリスク評価を可能にし、業界の変革推進を後押しするものとなるでしょう。このことは、がんステージ別のがん保険や歩数での保険料割引など、スイス再保険の保険商品イノベーションに関する専門知識をさらに強化するものとなります。今回のパートナーシップで、当社はお客様がより自信を持って正確に引受査定を行えるようにするための革新的な新商品の数々を提供することが可能になります。」と、クライアント・マーケッツ・ライフ&ヘルス・ジャパンの責任者であるスティーブン・ハンターは述べています。


【株式会社JMDCについて】
医療ビッグデータ業界のパイオニアとして2002年に設立。独自の匿名化処理技術とデータ分析集計技術を有しています。8億1,000万件以上のレセプトデータと3,700万件以上の健診データ(2022年3月時点)の分析に基づく保険者向け保健事業支援、医薬品の安全性評価や医療経済分析などの情報サービスを展開しています。また、健康度の単一指標(健康年齢)や健康増進を目的としたWebサービス(Pep Up)など、医療データと解析力で健康社会の実現に取り組んでいます。
URL: https://www.jmdc.co.jp/


【スイス再保険会社について】
スイス・リー・グループは世界のレジリエンス向上を目指し、再保険、保険、その他保険ベースのリスク移転で世界をリードする大手再保険会社です。自然災害および気候変動、また高齢化社会からサイバー犯罪に至るまで、さまざまなリスクの予想と管理を行っています。スイス・リー・グループの目標は、お客様のために新しい機会とソリューションを生み出し、社会のさらなる繁栄と発展を実現することです。1863年にスイスのチューリッヒで創業したスイス・リーは、世界約80拠点にて事業を展開しています。大きく3つの事業部門に分かれており、それぞれの部門がグループ全体の理念に寄与する独立した戦略と目標を掲げています。

プレスリリース提供元:@Press

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