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一般社団法人 原発事故被災動物と環境研究会

帰還困難区域の牛たち 〜被ばく牛と生きる〜 東京大学弥生講堂にて5月28日(土)に公開シンポジウムを開催

(@Press) 2022年04月28日(木)09時30分配信 @Press

一般社団法人 原発事故被災動物と環境研究会(所在地:岩手県盛岡市、代表理事:伊藤 伸彦)は、2022年5月28日(土)に「帰還困難区域の牛たち 〜被ばく牛と生きる〜」公開シンポジウムを東京大学農学部内、東京大学弥生講堂にて開催いたします。

2011年3月の福島第一原子力発電所の事故後、原発から半径20kmの警戒区域内の牛は農家の同意の下での安楽死処分が進められましたが、科学的根拠もなく処分される牛を前に処分に同意できず、牛を飼い続けることを選択する農家が複数ありました。しかし、農家自身も避難生活を送る中、牛の飼料調達さえ困難で、獣医師も呼べない劣悪な環境で牛を飼育しなければなりませんでした。そこで日本獣医師会の支援の下、牛の飼育農家と大学の研究者らが参加して「原発事故被災動物と環境研究会」が発足しました。当研究会は被災地の畜産農家と協力し、牛のQOL(生活の質)の向上に対する取り組みや、低線量率長期被ばくの影響および畜産物の安全に関する研究を続けてきました。
原発事故から11年余りが経過して除染や復興が進む一方で、帰還困難区域では未だに避難生活が続き、牛の飼育農家の苦難も続いています。本シンポジウムでは当時の被災地の状況と畜産農家の苦悩を広く知っていただくため、ドキュメンタリー映画「被ばく牛と生きる」の上映会を企画しました。あわせて当研究会が行ってきた研究活動の一部をご紹介し、被災地の畜産に対する理解を広める機会としたいと思います。
一般社団法人 原発事故被災動物と環境研究会 代表理事 伊藤 伸彦

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/308369/LL_img_308369_1.jpg
広い牧場を自由に動き回る牛と定期健康調査の様子

【公開シンポジウム開催概要】
名称 : 帰還困難区域の牛たち 〜被ばく牛と生きる〜
公開シンポジウム
開催日時 : 2022年5月28日(土) 開場13:00 開催13:30〜16:30
会場 : 東京大学弥生講堂(東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)
プログラム: 第一部:映画「被ばく牛と生きる」上映会/
松原 保 監督 講演会
第二部 : 原発事故被災動物と環境研究会の活動成果
1. 環境汚染と外部被曝線量評価(北里大学 夏掘 雅宏)
2. 血液によるDNA損傷評価(岩手大学 佐藤 至)
3. 長期低線量被ばくがウシの甲状腺へ与える影響
(東京大学 村田 幸久)
4. 甲状腺の病理学的評価(岩手大学 佐々木 淳)
参加費 : 無料・事前申込制(最大受付人数80名・先着順で締切)
案内PDF : https://aen.jp/images/aen_shimpo_flyer_20220419.pdf


【参加申し込み方法】
■フォームでのお申し込みはこちら

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/308369/LL_img_308369_2.jpg
フォームQRコード
https://forms.gle/TcLrd32G5iRyCnAY8


■メールでのお申し込みはこちら
当研究会事務局( office@aen.jp )宛メールでお申込みください。
件名は「シンポジウム申込」とし、参加者全員の氏名と代表者の連絡先を明記してください。

※シンポジウム参加ご希望の方は5月19日(木)までにお申込みくださいますようお願いします。


【団体概要】
主催 : 一般社団法人 原発事故被災動物と環境研究会
代表 : 代表理事 伊藤 伸彦
所在地 : 〒020-8550
岩手県盛岡市上田3-18-8 岩手大学農学部環境衛生学研究室内
公式WEBサイト: https://aen.jp
公式Facebook : @aen20110311

プレスリリース提供元:@Press

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