プレスリリース
ローランド株式会社は、映像や音声信号をリアルタイムに解析して照明機器を自動的にコントロールできる、ローランド初のビデオ・ライティング・コンバーター『VC-1-DMX』を2022年4月27日(水)に発売します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_1.jpg
『VC-1-DMX』を使った照明演出イメージ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_2.jpg
『VC-1-DMX』
■ここがポイント
●シンプルな接続・設定で、映像や音声と同期させた照明演出が可能。専門オペレーターなしでイベントをより楽しめる
●リアルタイムで映像・音声信号、MIDIの解析と高速処理を実現
●MIDIによる制御で、電子楽器や音楽制作ソフトウェアから照明をコントロールすることも可能
製品の詳細はこちら: https://proav.roland.com/jp/products/vc-1-dmx/
製品動画はこちら : https://youtu.be/w-8WKB38OJA
品名 :ビデオ・ライティング・コンバーター『VC-1-DMX』
価格 :オープン価格
発売日 :2022年4月27日(水)
初年度販売予定台数(国内/海外計):5,000台
コロナ禍により、自宅、カラオケボックスやバーなど身近なスペースで、コンサートやスポーツなどのライブ配信やコンテンツを楽しむ機会が増えています。気軽に良い音や映像を楽しめるものの、ミュージシャンや選手の動き、映像に合った照明など、ホールやスタジアムで得られる躍動感や臨場感まではなかなか実現できません。
今回発売する『VC-1-DMX』は、リアルタイムで映像や音に合ったダイナミックかつ本格的な照明の演出を自動的に行い、さまざまなイベントを効果的に演出する機材です。『VC-1-DMX』は、ハードウェア処理により、映像や音声の信号を遅延なくリアルタイムに解析し、照明機器の制御信号である「DMX」※1を自動的に生成。照明専門のオペレーターがいなくても、機器を自動的にコントロールして、光による魅力的な空間を演出できます。例えば、アーティストのライブ映像を入力すると、映像に合わせて照明の色や明るさを変化させたり、音楽のテンポに合わせてミラーボールの回転速度を変化させたりすることが可能です。
また『VC-1-DMX』と電子楽器をMIDI経由で接続することにより、演奏にぴったりと合った照明で会場を盛り上げることもできます。
小規模なイベントでも効果的に光で演出できる『VC-1-DMX』は、音響照明システムの設計・施行会社や、イベント関連企業の方々に導入いただきたい製品です。
※1 照明機器の調光や調色などを制御する通信規格。主に舞台照明や演出機器の制御に使用されている。
■さらに詳しく
●シンプルな接続・設定で音と映像と照明を同期
『VC-1-DMX』は、映像や音声、MIDI信号を入力すると自動で解析して、照明機器を制御するDMX信号に変換出力する新しいコンバーターです。DMXに対応する複数の照明機器を連結し、まとめて制御することも可能です。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_3.jpg
『VC-1-DMX』接続イメージ
●高度な映像解析が可能
『VC-1-DMX』は、HDMIに含まれる映像信号を最大32エリアに分けて色情報を解析し、各エリアの輝度情報を抽出。抽出されたデータをDMXの各チャンネルに割り当てることで、接続された照明機器を制御できます。
●音楽に合わせて動く光の演出
『VC-1-DMX』は、HDMIまたはアナログのオーディオから入力された音声を解析して、ビート(拍子)やテンポ(速さ)、無音情報を抽出します。ビート情報に合わせて照度に強弱をつけたり、テンポに合わせてミラーボールなどの照明機器の回転速度を合わせたりするほか、無音の時には自動的に照明を消すことができます。
●MIDIコントロールでより凝った照明演出も
『VC-1-DMX』は、MIDIからDMXへの変換もサポート。システムの拡張制御が必要な場合にも幅広く対応します。MIDIコントローラーを接続すれば、MIDIのコントロール・チェンジ情報を使い、照明全体の調光や、ムービングライトの上下左右の動きなど、さまざまなDMXパラメータをMIDIコントローラー側から制御することができます。また、キーボードや電子ドラムなどの電子楽器からMIDIノート情報を使用して、ライブ・パフォーマンスに同期した照明効果を加えることも可能。USB MIDIにも対応し、照明コントロール・ソフトウェアや音楽制作ソフトウェアからDMX機器を制御することもできます。
●設定を自在にカスタマイズ
macOS / Windows用のDMX設定用ソフトウェア「VC-1-DMX Tool」※2を使えば、お持ちのDMX対応照明機器に合わせて『VC-1-DMX』をカスタマイズできます。個々の照明機器に合わせて、映像や音声からの解析情報やMIDIコントロールなどを512のチャンネルのDMXに割り当てたり、複数の『VC-1-DMX』へ設定をコピーしたりすることができます。
※2 https://proav.roland.com/jp/products/vc-1-dmx/downloads/ よりダウンロード可能
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_4.jpg
設定用ソフトウェアを使って『VC-1-DMX』をカスタマイズ可能
●『VC-1-DMX』の使用例
・イベント/パーティー:ダンス・クラブやバー、宴会場などのパーティースペースで使われるさまざまな映像入力に対し、自動的に生成される映像に合った照明演出でイベントを盛り上げます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_5.jpg
『VC-1-DMX』の使用例 イベント/パーティー
・カラオケ:音楽に合ったダイナミックな照明演出でコンサートやライブ・パフォーマンスの雰囲気をカラオケボックスで体験できます。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_6.jpg
『VC-1-DMX』の使用例 カラオケ
・カンファレンス/展示会:プレゼンテーションの場面で、スライドの進行やスライド内の動画に合ったダイナミックな照明演出により、観客や視聴者の印象に残るイベントに仕上げます。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_7.jpg
『VC-1-DMX』の使用例 カンファレンス/展示会
・ライブ/DJパフォーマンス:キーボードや電子ドラム、DJコントローラーなどMIDI機能を搭載した電子楽器のライブ演奏に合わせ、ライブハウスやホールの照明システムと連携した照明演出を提供します。
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_8.jpg
『VC-1-DMX』の使用例 ライブ/DJパフォーマンス
●主な仕様
外形寸法:180(幅)×115(奥行)×41(高さ)mm
質量 :570g(本体のみ)
■製品画像
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_2.jpg
『VC-1-DMX』
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_9.jpg
『VC-1-DMX』フロント・パネル
画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/307506/LL_img_307506_10.jpg
『VC-1-DMX』リア・パネル
※ 製品画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0972/ よりダウンロードいただけます。
※ 文中記載の会社名および製品名などは、各社の登録商標または商標です。
※ このニュースリリースに掲載されている製品情報や発売時期などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
■製品に関するお客様のお問い合わせ先
ローランド製品サポート: https://roland.cm/contact
プレスリリース提供元:@Press