• トップ
  • リリース
  • 地域の脱炭素化に貢献する産業廃棄物処理プラントの建設工事を受注(三光株式会社向け)

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2

地域の脱炭素化に貢献する産業廃棄物処理プラントの建設工事を受注(三光株式会社向け)

(@Press) 2022年04月12日(火)10時00分配信 @Press


株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:南條博昭)は、三光株式会社(本社:鳥取県境港市、社長:三輪昌輝)より産業廃棄物処理プラント(以下、「本プラント」)の建設工事を受注しました。


事業の概要


三光は廃棄物のコンサル・収集運搬・中間処理をワンストップで行う総合環境事業を手掛けており、廃棄物を焼却するだけでなく、燃料化・炭化・たい肥化といったリサイクル事業や、プラント排熱を利用した海産物の養殖事業など、廃棄物を資源として有効活用する幅広い事業を展開しています。
産業廃棄物は地域から排出される資源として、リサイクルやエネルギー利用を通じて地域内で循環利用することで地域の活性化や脱炭素化に貢献できるため、その処理施設は今後も重要な役割を果たすことが期待されています。今回同社が実施する事業は、廃棄物エネルギーの有効活用によるマルチベネフィット達成促進事業として、廃棄物の焼却に加え、焼却時の熱エネルギーを発電や海産物の養殖に利用するほか、災害時には災害廃棄物の受け入れや避難所へ電力を供給するなど、地域の脱炭素化や活性化、レジリエンス向上に資する施設を建設します。これは、環境省の提唱する地域循環共生圏の構築にも貢献するものです。


画像 : https://newscast.jp/attachments/ouc5tHbshl9jR6wa05M0.jpg
本事業のしくみ


施設の特徴


■リサイクルが困難な多種多様な地域の廃棄物を焼却。
■高効率発電による廃棄物由来の脱炭素化電力を自社工場で使用する他、地域新電力を通じて地域へ供給。
■排熱を海藻(海ぶどう ※フサイワヅタ)養殖用の加温に利用。
■災害時は鳥取県・島根県の21の自治体、公共団体から災害廃棄物を受け入れ。
■電気自動車を社用車として使用。平常時は発電した電力で充電し、災害時は電力供給車として避難所に直接電気を届ける。


当社の取り組みについて


今回、2002年に同社へ納入したプラントの稼働実績と、国内外合わせて120基以上の豊富な納入実績を有し、多種多様な産業廃棄物の処理に対応、高効率な熱回収が可能な当社のプラントが高く評価され、採用に至りました。当社は今後も、これまでに培ってきた豊富な実績と技術をもとに、多種多様な廃棄物の特性に対応したプラントの提供を通じて、ESG課題(※1)でも掲げる気候変動対策への貢献、資源・環境保全、お客様・地域との信頼関係の一層の強化を図り、持続可能な社会の形成を目指してまいります。
(※1) 当社のESGへの取り組みについて
https://www.takuma.co.jp/esg/


画像 : https://newscast.jp/attachments/cYS4cvUQJtdTQNsnhswB.jpg
プラントイメージ図


事業概要


発注者
 三光株式会社
建設場所
 鳥取県境港市潮見町2番3
設備概要
 産業廃棄物処理プラント(処理能力:93.6t/日、発電出力:1,950kW)
用途
 廃棄物の焼却処理、発電電力の自家消費と外部供給、排熱の養殖設備での利用 等
処理物
 産業廃棄物(汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、感染性廃棄物)、一般廃棄物 など
完成予定
 2024年7月末



プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る