プレスリリース
日本最大級の教育イベント「未来の先生フォーラム2022」 当日プログラムが掲載されている特設サイト公開と参加申し込み開始!本年度は参加無料で開催
未来の先生フォーラム(旧・未来の先生展)2022実行委員会(東京都新宿区、実行委員長:宮田 純也)は、多領域・他分野横断型の学びの実現を目的とした、「未来の先生フォーラム2022」(2022年8月1日(月)から7日(日)の7日間、完全オンラインにて開催)のプログラムが掲載される特設サイト( https://mirai-sensei.info/ )を公開し、参加申し込み(申込ページ: https://mirai-sensei2022.peatix.com/ )を開始したことを発表します。また、併せて、プログラム実施を希望する方々への公募申し込み( https://bit.ly/3r10gC4 )も開始します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/305173/LL_img_305173_1.jpg
未来の先生フォーラム2022
<プログラム概要>
平日は特定のテーマに基づいて開催し、土日は様々なプログラムが開催されます。
2022年4月6日現在、確定しているプログラムをご紹介します。
8月1日「テクノロジー×個別最適・協働的な学び」
2日「2030年の英語教育を考える」
3日「探究学習の理念を実践し評価する」
4日「GIGAスクールと教育ICTは学校教育をどのように変えるのか」
5日「Project-based Learningの意義と実践」
平日は1チャンネルで18:00-18:50、19:00-19:50、20:00-20:50の3プログラムを開催します。
8月6・7日「多様な教育」
土日は4-5チャンネルでプログラムを同時開催し、10:00-11:00、11:20-12:20、13:20-14:20、14:40-15:40、16:00-17:00の複数プログラムを開催します。
※8月7日(日)のみ17:30-18:30にて参加者振り返り会を実施
<平日プログラムの詳細(2022年4月6日現在)>
〇8月1日「テクノロジー×個別最適・協働的な学び」
明治維新から始まった近代学校教育は、1990年代の情報革命によってその在り方が問われるようになりました。教育観や教師観など多くの事象に対しての問いかけも行われています。私たちの生きる社会は、農業革命・産業革命に続く第3の革命期と言えるでしょう。
産業革命が機械や機器などのハードの力で動く「機械の時代」をもたらしたのに対して、情報革命は人の価値観や思考力などをはじめとするソフトの力で動く「人の時代」をもたらしたと言うことができます。つまり、「個の時代」が到来しました。「自分」や「個性」を今まで以上に強く問われるようになってきています。
この社会構造の変化の中で、学校教育における不易流行の批判的検討を踏まえ、ICTなどの情報ツールの活用によって情報革命の産物をうまく生かし、「個の時代」に合った新しい学校教育の姿を描き出す、まさに温故知新の姿勢が重要だと考えられます。テクノロジー等の活用により、個別最適・協働的な学びを掛け合わせることによって、より良い「個」が育まれる学校教育の姿はどのようなものでしょうか?本プログラムではこの問いを、個別最適・協働的な学びという観点で検討し、より良い学校教育について考えるきっかけを創り出します。
-招待講演:
・「個別最適・協働的な学びの可能性と今後の課題」
奈須 正裕 先生(上智大学総合人間科学部教授)
・「個別最適な学び・協働的な学び -テクノロジーの可能性-」
合田 哲雄 先生(内閣府(科学技術・イノベーション推進事務局)審議官)
〇8月2日「2030年の英語教育を考える」
「グローバリゼーション」という言葉が登場し、今では使い古された言葉のようになりました。いま、まさにこの瞬間も「グローバリゼーション」は進行し、経済的には全地球規模での市場の形成と発展を遂げています。「グローバリゼーション」への対応は一つの目的にすぎませんが、日本における英語教育改革は多様な目的や意義のもとで様々な取り組みが栄枯盛衰を遂げ、その教育論や教育観は百花繚乱と言えるでしょう。この状況において、改めて2030年の英語教育とはどのような実践か、という観点で未来の英語教育を描くことにより、日本の英語教育にとっての大切な要素、そして実践を整理して提起します。
-招待講演:
・英語教育改革の全体像と指導・評価
-新学習指導要領に対応した英語教育を実践する-
向後 秀明 先生(敬愛大学英語教育開発センター長、国際学部国際学科教授)
〇8月3日「探究学習の理念を実践し評価する」
「探究学習」は、生徒自身が学び方を身に付け、学びの面白さを経験するための重要な機会だと考えられます。私たちの生きる社会は、より一層決まった答えのない社会になっています。学習指導要領が検討された当初、ニュー・ノーマル時代の到来は想定されていませんでした。より先行き不透明な時代になっています。この社会の中で子供たちがより良い人生を歩むためには、多様な人とのかかわりや経験を通して自ら学び、実践し、また学び…というサイクルを自分の力で回すことのできる力、つまり、より良い人生や社会を自ら創る力を身に付けることが重要ではないでしょうか。「探究学習」がこの課題に対して大きな役割を果たすと考えられます。
「探究学習」の理念に立ち返り、実践を考えること、そして子どもたちが適切なフィードバック(評価)を得、自らの学習を深め、さらには人生を主体的に築いていくことのできる力を育むためには、私たちはどのようなことを学ぶ必要があるのでしょうか?第一線で活躍する識者と考えます。
-招待講演:
・探究学習の指導と評価
西岡 加名恵 先生(京都大学大学院教育学研究科・教授)
〇8月4日「GIGAスクールと教育ICTは学校教育をどのように変えるのか」
今日の社会は農業革命、産業革命に次いだ第三の革命期と言われています。農業革命が農業社会を生み出し、産業革命が工業社会を生み出したように、情報革命は高度情報社会、そして知識基盤社会を生み出しました。私たちが生きる社会は、この大きな変化のうねりの中から生み出された新しい社会です。高度情報社会が生み出した様々なテクノロジーは学校の在り方、そして運営など様々なところに影響を与えています。GIGAスクールが始まる中で、改めてGIGAスクールと教育ICTは学校教育をどのように変えるのか、そしてその利活用についてお話をいただきます。
-招待講演:
・GIGAスクールで何が変わるのか
平井 聡一郎 先生(株式会社情報通信総合研究所特別研究員)
・GIGAスクールの波をうまく乗りこなす -カギは学校日常のデジタル化-
豊福 晋平 先生(国際大学グローバルコミュニケーションセンター准教授・主幹研究員)
〇8月5日「Project-based Learningの意義と実践」
一元的な価値観や目標や能力を育み、統制していく教育モデルではなく、互いの違いを認め、異なる個性や能力を創出し、相互に創発させていく教育モデルが今後ますます必要になってきています。一元的な目標や価値観に向かう「収束型教育」から、目標や価値観を多元的に生成する「発散型教育」への移行が進められています。自らの問題意識などから内発する実践と他者とのかかわりを通じて学び、育つ教育です。その1つの実践例として、Project-based Learningを扱います。
-招待講演:
・Project-based Learningの理論と実践
田中 茂範 先生(慶應義塾大学名誉教授、PEN言語教育サービス代表)
・Project-based Learningの可能性 -2030年の社会を見据えて-
鈴木 寛 先生(東京大学公共政策大学院・慶應義塾大学政策・メディア研究科教授)
<その他、8月6・7日招待講演者>
〇8月6日
・探究学習とカリキュラム・マネジメント -より豊かな学びを創造するには-
田村 学 先生(國學院大學人間開発学部初等教育学科教授、文部科学省視学委員)
・デジタル時代の学びと学校教育
前田 康裕 先生(熊本大学特任教授)
・多様性が活きる教育を学校で実践するには
-インクルーシブ教育とスペシャルニーズ・エデュケーション(特別支援教育)の視点で-
日野 公三 先生(明蓬館高校校長・理事長)
・教育の自由と教育における自由 -オランダから公教育の課題を考える-
リヒテルズ 直子 先生(日本イエナプラン教育協会特別顧問、多様な学び保障法を実現する会の共同代表)
〇8月7日
・多文化共生とグローバル・シチズンシップ
辰野 まどか 先生(GiFT(グローバル教育推進プロジェクト)代表理事)
・学び続ける学校づくり -みんなで描く、未来の学校・社会づくり-
木村 泰子 先生(大阪市立大空小学校初代校長)
・みんなの「今」を幸せにする学校と教育行政
遠藤 洋路 先生(熊本市教育長)
・未来の学校組織マネジメント
住田 昌治 先生(学校法人湘南学園学園長)
・生徒と先生が輝く学校づくり
妹尾 昌俊 先生(教育研究家、学校・行政向けアドバイザー)
<未来の先生フォーラム2022メインテーマ>
“2030年の学校教育を創造する”
コロナ禍になって数年が経過し、私たちの生活様式が大きく変わり、かつての生活は過去のものとなりました。そのような中で、社会も大きく変化しています。
これからの学校教育はどのようなものになっていくのでしょうか。コロナ禍による社会変革と様々な教育改革によって、学校現場においては絶えず新たな取り組みが創出されていると考えます。
2020年から続く社会的ショックの中で日々暮らしている中で、ようやく未来へ目を向けるゆとりが出てきたように思えます。そこで、未来の先生フォーラム2022では、「2030年の学校教育を創造する」というテーマを基に、未来の学校教育に目を向ける場を創ります。2030年の学校教育はまさに今この瞬間から、みなさま一人一人の日々の積み重ねで創り上げられていくものでしょう。
未来の先生フォーラム2022は全国各地からの様々な教育実践や学び、教育界の方々あるいは教育に関心のある方々が集います。日々のより良い取り組みを積み重ねるきっかけになる学びや気づき、人との出会いを未来の先生フォーラム2022では創出し、参加者のみなさま、そして未来の学校教育に貢献できれば幸いです。
<未来の先生フォーラム2022概要>
開催日:2022年8月1日(月)〜8月7日(日) ※7日間
時間 :(平日)18:00〜20:50、(土日)10:00〜17:00
※8月7日(日)のみ:参加者振り返り会(17:30〜18:30)
会場 :完全オンライン
対象 :日本全国の教員・教育関係者、教育に関心のある一般
参加費:無料 ※参加者振り返り会のみ 1,000円
主催 :未来の先生フォーラム2022実行委員会
共催 :株式会社教育新聞社
協賛 :ユームテクノロジージャパン株式会社、
モノグサ株式会社、株式会社アメグミ ※協賛企業募集中
後援 :文部科学省、北海道教育委員会、青森県教育委員会、
岩手県教育委員会、山形県教育委員会、福島県教育委員会、
茨城県教育委員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、
東京都教育委員会、神奈川県教育委員会、新潟県教育委員会、
富山県教育委員会、福井県教育委員会、山梨県教育委員会、
長野県教育委員会、岐阜県教育委員会、静岡県教育委員会、
愛知県教育委員会、三重県教育委員会、滋賀県教育委員会、
京都府教育委員会、兵庫県教育委員会、奈良県教育委員会、
和歌山県教育委員会、鳥取県教育委員会、島根県教育委員会、
岡山県教育委員会、広島県教育委員会、山口県教育委員会、
徳島県教育委員会、香川県教育委員会、愛媛県教育委員会、
高知県教育委員会、福岡県教育委員会、佐賀県教育委員会、
長崎県教育委員会、熊本県教育委員会、宮崎県教育委員会、
鹿児島県教育委員会、沖縄県教育委員会
<お申し込み>
こちらからお申し込みください。
https://mirai-sensei2022.peatix.com/
【「未来の先生フォーラム」】
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HP : https://www.mirai-sensei.org/
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【「未来の先生フォーラム」とは】
未来の先生フォーラムは、社会の動向を理解し、自ら学び、専門性を向上させたいと願う先生たちをはじめ、教育業界の関係者が来場し、相互に学び合う日本最大級の教育イベントです。未来の先生展として2017年に初めて開催し、2日間でのべ約3,000人が参加する国内最大級の教育イベントです。本イベントでは、学校教育から生涯教育まで多彩な領域の教育について学べます。2日間のイベントは、「つながる・ひろがる・うまれる」というキャッチフレーズを据えています。本イベントを通して、来場者同士が、“つながり”、その“つながり”から知識や視点が“広がり”、新たな取り組みや知識が“生まれる”場、教育のイノベーションの場でありたいという願いが込められています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/305173/LL_img_305173_2.jpg
未来の先生フォーラム
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