プレスリリース

株式会社阪急阪神エクスプレス

入社式における社長訓示

(@Press) 2022年04月05日(火)09時45分配信 @Press

阪急阪神エクスプレスでは、4月1日に新入社員34名の入社式を行い、代表取締役社長 谷村和宏が下記の通り訓示を述べましたので、お知らせいたします。

【入社式】
日時:2022年4月1日(金)11時30分〜
場所:
<東京>KHD 東京ビル8階会議室
<大阪>阪急グランドビル26階
※東西会場をオンラインで中継のうえ実施
新入社員数:34名

【入社式訓示 要約】
はじめに
本日入社された34名の新入社員の皆様、誠におめでとうございます。今日こうして入社式を迎えることができた皆さんには心からお祝いと歓迎の意を表します。
コロナ禍での入社式は3回目となりました。皆さんの学生生活も、この2年間はおそらくほとんどの方がやりたいことができなかったのではないかと思います。ただ振り返っても過去は変えようもありませんので、我々とともに未来に向かって歩んでいってほしいと思います。

物流業界を取り巻く環境の変化
2年前の新型コロナウイルス感染症の広がりで環境は一変しました。航空旅客便の減少、各国で実施された都市封鎖、2020年春から秋の経済活動再開で物流需要は高まったものの、航空・海運ともに生じたスペース不足とそれに伴う運賃高騰、海上スケジュールの不安定化などの課題が解消しないところに、このひと月余りでロシア・ウクライナ情勢が悪化し、欧州との航空便と船便のスペース難に更に拍車がかかっています。

当社の取り組み
かかる状況のもと、当社はいま、全世界共通の基幹システムへの置き換えと、それに伴う構造改革を進めています。システムを単に置き換えただけでは何も変わりませんので、システムに合った業務のやり方に変える必要があります。
そして今年度からの取り組みになりますが、従来の3つの基本戦略(1.「バランスのとれた事業ポートフォリオへの変革」、2.「事業規模の拡大と競争力の強化」、3.「強固なグローバルガバナンス体制への深化」)に、4.「新たな成長領域への挑戦」を加え、(1)越境EC物流への参入、(2)次世代モビリティ物流の確立、(3)アフリカ・中東・インドの事業拡大を目指します。

社会人の一歩を踏み出す皆さんにお願いしたいこと
まず、物事を俯瞰して見ることです。構造改革を進めている中で、ぜひ新しい視点で、今のやり方が本当に正しいのか、常にそのことを念頭において、「木を見て森を見ない」ことのないようにお願いします。

次に、コミュニケーション能力についてです。特に「新たな成長領域への挑戦」に関しては、形がなく確たる正解も見えないものを一から創り上げていかなければなりません。それには、様々な関係者の意見を聞き、いくつかの案にまとめ、それぞれの案のメリット・デメリットを共有して、関係者の納得を得ながら一つの案にまとめていく能力、即ちコミュニケーション能力が必要です。
皆さんも学生生活の中でこのような場面を体験してこられたと思いますが、ぜひ当社でもコミュニケーション能力を生かしていただくことを期待します。新入社員だからこそ気付くこともあります。礼節をわきまえ品位を保ちつつ、意見を言うときは遠慮なく発言していただきたいと思います。

お世話になった人達、ご両親への感謝
最後に、本日社会人として一歩踏み出したことを、今までお世話になった人達、あるいはご両親に感謝の気持ちとともに報告してください。皆さんがこれから社会人として活躍していかれることへのけじめとして必ず履行していただきますようお願いします。
皆さんのこれからの社会人としての生活が公私ともに輝かしいものになることを祈念して、私の祝辞とさせていただきます。


株式会社阪急阪神エクスプレス https://www.hh-express.com/jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/201d5ce6f122b571af40da8c99c78edecc6c0409.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1

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