プレスリリース
「不妊治療の保険適用におけるメリット・デメリット」 生殖医療専門医と漢方の専門家によるダブル講演を行う、セミナー・イベントを3月26日に開催!
漢方相談薬局、鍼灸院を東京・千葉で20店舗展開する株式会社誠心堂薬局(本社:千葉県市川市、代表取締役:西野 裕一、以下 当社)では4月からの不妊治療の保険適用に向けた情報提供のための講演会を2022年3月26日(土)、2022年4月29日(金・祝)、2022年5月22日(日)に開催することを決定しました。
講演は、生殖医療専門医と漢方や鍼灸の専門家がそれぞれの立場の見解を話すほか、講師と個別で相談できる機会、妊娠活動(妊活)におすすめのアイテムプレゼントなど、妊娠を考えているカップルがより多く参加でき、幅広く知見を得られるように参加費無料で東京都の主要エリアである恵比寿、銀座、東京・日本橋にて開催を企画しています。
不妊治療の保険適用は、これまで挙児希望があったのにも関わらず、経済面から不妊治療に対して二の足を踏んでいたカップルにとって朗報になると言えるでしょう。その一方で、今回保険適用される不妊治療の範囲や条件、各専門病院においてはどういった治療が保険適用になるのか、保険適用になることで出てくる課題について、正確な情報提供が求められています。そこで、当社では、高度生殖医療を行う3つのクリニックの院長に講演を依頼し、妊活セミナーを開催する運びと至りました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/302441/LL_img_302441_1.jpg
セミナー画像
■不妊治療の保険適用が開始される背景と概要
不妊で悩むカップルは年々増えており、今や2.9組に1組のご夫婦が不妊を心配し、5.5組に1組のご夫婦は不妊治療を受けているという統計データがあります。これには、女性の社会進出や男女ともに晩婚化の影響があると考えられています。さらに日本では、人口に占める高齢者の割合が増加する「高齢化」と、出生率の低下により若年者人口が減少する「少子化」が同時に進行する「少子高齢化」という社会的な課題を抱えています。こういった背景から、子供を希望するカップルへの公的サポートが長年期待されていました。
そんな中にあって、2020年9月「不妊治療への保険適用実現」が織り込まれた基本方針が閣議決定され、2022年1月28日に開かれた中央社会保険医療協議会で、厚生労働省が提出した不妊治療の一部を保険適用の対象とする案が了承されました。これにより2022年4月から不妊治療が保険適用となることが正式に決定されました。
■不妊治療の保険適用のメリットと課題
不妊治療の保険適用についての条件として、治療方法、年齢、胚移植の回数が挙げられています。メリットとしては、経済的負担が軽減し、より多くのカップルが早くから治療に取り組みやすくなると考えられます。
その一方で、課題も挙げられています。まず、提供できる医療が標準化されます。保険適用前であれば、それぞれの方の状態に合わせた個別の医療が提供できた場合でも、保険適用後は標準治療の提供となります。まだ不透明ではありますが、使用できる薬剤の種類・量・回数、必要な検査の回数が制限される場合には、その制限の範囲内でできる治療を提供することになります。
次に、体外受精や顕微授精における採卵や胚移植が保険適用となりますが、これに関する全ての治療が保険適用となるわけではありません。そのため、保険適用外の治療を希望したいと思った場合、全て自由診療での実施となります。
■セミナー開催の趣旨と特徴
当社は今年創業35周年を迎えました。妊娠を考えるご夫婦の相談は年々増え、近年では毎年370組を超えるご夫婦の妊娠サポートを行っています。今回の不妊治療の保険適用はこれまでの不妊治療への取り組みを大きく変える出来事であり、不妊について認知し、かつ妊娠についてご夫婦で話し合うまたとない機会になると考えています。少子高齢化や晩婚化、不妊で悩むご夫婦の増加といった社会的な問題に対して、クリニックの先生方と協力し、正確な情報提供に努めるとともに、お悩みのカップルに対して少しでもお力になれるように企画いたしました。
1) 生殖専門医による講演
今回の保険適用の範囲となる体外受精、顕微授精といった高度生殖医療を提供しているクリニックの院長をお招きし、各院長の保険適用に関する見解や病院での取り組み、最新の不妊治療についてご講演いただきます。
2) 漢方・鍼灸といった中医学の専門家による講演
不妊治療の保険適用の年齢や回数制限といった条件がある中で、妊娠の結果につなげていくためには、女性と男性自身の体を見直すことも大切です。海外では、西洋医学の高度生殖医療と中医学の漢方や鍼灸を一緒に行う、中西結合医療の取り組みも進んでいます。妊娠しやすい身体作り、漢方や鍼灸での不妊の考え方、漢方や鍼灸の取り組みなどについて、当社学術部所属の中医学アドバイザーが講演します。
3) 各講師との個別相談の時間を設定
講演で一般的な情報は得られても、実際に自分に当てはめた際には心配や不安を抱えるカップルは多くいます。そのため、講師と個別で相談する時間を設け、少しでも不明点や不安点を解消できるように集合セミナーとしました。withコロナ時代となり、対面セミナーへの不安もある点に配慮し、会場収容率は50%、感染症対策を徹底し、安心して参加できる環境をできる限り整えています。また時間の関係上、どうしても限られてしまう個別相談の代わりに、当社では希望者に妊活無料相談券を配布予定です。
4) 来場者へ妊活アイテムプレゼント
今回の企画に賛同いただきました株式会社TENGA様より協賛いただいたアイテム、メンズ妊活のための「TENGAメンズルーペ」およびタイミングを取りにくいご夫婦のためのシリンジ法キット「Seed in」をプレゼントします。また当社からはオリジナルサプリメントである「ハーブ専科天然葉酸&ビタミンD3」および「ハーブ専科コエンザイムQ10」をプレゼントします。これから妊活を始める方、現在治療中の方ともにご利用いただける妊活アイテムで、前向きな妊活を後押ししたいと願っています。
■セミナー企画詳細
1) 3月26日(土)恵比寿
講師:(1) 小田原 靖先生(ファティリティクリニック東京院長)、
(2) 趙 貞華先生(株式会社誠心堂薬局学術部)
場所:恵比寿ガーデンプレイスタワー4階 SPACE6 A1+A2ルーム
時間:13:30開場、14:00開演、17:00終了
2) 4月29日(金・祝)銀座
講師:(1) 両角 和人先生(両角レディースクリニック院長)、
(2) 趙 貞華先生(株式会社誠心堂薬局学術部)
場所:銀座フェニックスプラザ3階会議室
時間:13:30開場、14:00開演、17:00終了
3) 5月22日(日)東京・日本橋
講師:(1) 吉田 淳先生(木場公園クリニック院長)、
(2) 趙 貞華先生(株式会社誠心堂薬局学術部)
場所:AP東京八重洲 ルームK
時間:12:45開場、13:15開演、16:30終了
定員 :50名(感染症対策を考慮した人数制限をしています)
対象 :将来妊娠を希望されている女性とそのパートナー
(※18歳未満の方の参加はお断り。※お悩みの方以外の参加はお断り)
参加費 :無料
参加特典:(1) 各講師との個別相談(各回1講師5組まで、先着順、無料)、
(2) 来場特典(参加者全員対象、女性、男性、カップルで異なる)
・申込者多数の場合、35周年企画セミナーを通していずれか1回のみの参加とさせていただきます。
・感染症対策は十分に配慮したうえで開催します。消毒・除菌、マスク着用、検温、飛沫感染防止対策、換気など
<セミナー参加申込フリーダイヤル>
0120-569-393(誠心堂薬局、日祝以外9〜18時)
<会社概要>
名称 : 株式会社誠心堂薬局
所在地 : 〒272-0138 千葉県市川市南行徳3-18-23
代表者 : 代表取締役 西野 裕一
設立 : 1987(昭和62)年3月
事業内容: 1. 漢方臨床薬剤師による漢方相談薬局経営
2. 漢方と鍼灸の総合相談室経営
3. 鍼灸院経営
4. 中医学健康講座・セミナー開催
5. 大学等研究機関との共同研究、商品開発
6. 中国向け健食・化粧品の共同研究、商品開発
7. 漢方と鍼灸のオンライン相談
URL : https://www.seishin-do.co.jp/
プレスリリース提供元:@Press