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プレスリリース

雪印メグミルク株式会社

サステナビリティ・リンク・ローン契約締結について〜JAバンク系統によるシンジケートローン〜

(@Press) 2022年03月10日(木)15時00分配信 @Press

雪印メグミルク株式会社(代表取締役社長:西尾啓治、以下「雪印メグミルク」)と農林中央金庫(代表理事理事長:奥和登)は、ローン・マーケット・アソシエーション※等が定めたサステナビリティ・リンク・ローン原則に即した「サステナビリティ・リンク・ローン」(以下「SLL」)のシンジケート・ローン契約(以下「本件シ・ローン」)を締結いたしました。本件シ・ローンは農中信託銀行株式会社(代表取締役社長:高橋茂充)がアレンジャーを務め、JAバンク会員にてシンジケート団を構成するシンジケート方式のSLL案件において、国内食品業界向けでは初の案件となります。

SLLは、借り手の経営戦略に基づくサステナビリティ目標と連携したサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下「SPT」)を設定し、貸付条件とSPTの達成状況を連動させることで、借り手に目標達成に向けた動機付けを促し、環境・社会の面から持続可能な事業活動および成長を支援することを目指すものです。

雪印メグミルクグループは、現代にも通じるサステナブルな精神である「健土健民」(「酪農は大地の力を豊かにし、その豊かな大地から生み出された牛乳・乳製品は、最高の栄養食品として、健やかな精神と強靭な身体を育む。」という雪印メグミルクグループ創業者の一人である黒澤酉蔵が提唱した考え方)を企業理念の原点として、経済的価値と社会的価値の両立を求めていくことを趣旨としたCSR重要課題(マテリアリティ)を特定し、その目標達成に向けて取り組んでおります。

農林中央金庫は、「持てるすべてをいのちに向けて」をコーポレートブランドに、豊かな食とみらいをつくり、持続可能な地球環境に貢献することを存在意義として定めており、雪印メグミルクグループの企業理念に深く共感し、本件シ・ローンを通じて、「脱炭素社会」の実現に資する取り組みを支援することを目指してまいります。

本件シ・ローンでは、雪印メグミルクグループの「CSR重要課題(マテリアリティ)」に基づく目標を踏まえて、CO2排出量削減(2030年度目標:2013年度比50%削減)をSPTに設定いたしました。

なお、本件シ・ローンの契約締結にあたっては、SLL原則、および環境省「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2020 年版」の「サステナビリティ・リンク・ローンに期待される事項」に適合していることについて、株式会社格付投資情報センターより第三者意見を取得しております。

※ 欧州、中東、アフリカのシンジケート・ローン市場の流動性、効率性、透明性を改善することを目的とした協会であり、60カ国以上に属する700以上の機関が加盟しています。

【本件シ・ローンの概要】
項目内容:組成方法シンジケート・ローン
実行日:2022年3月14日
融資期間:6年
融資総額:80億円
シンジケート団:
北海道信用農業協同組合連合会
新潟県信用農業協同組合連合会
茨城県信用農業協同組合連合会
埼玉県信用農業協同組合連合会
静岡県信用農業協同組合連合会
京都府信用農業協同組合連合会
兵庫県信用農業協同組合連合会
福岡県信用農業協同組合連合会
沖縄県農業協同組合
エージェント農林中央金庫
アレンジャー農中信託銀行株式会社

【参考リンク】
雪印メグミルクのウェブサイト CSRの取り組み:
https://www.meg-snow.com/csr/

株式会社格付投資情報センターによる第三者意見:
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/sustainabilityfinance/index.html

プレスリリース提供元:@Press

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