プレスリリース
当社グループは、当社にとって国内最初のウインドファーム(大規模風力発電所)として1999年11月に商業運転を開始した、北海道苫前町のユーラス苫前ウインドファーム(総出力20,000kW)について、今般リプレース(建て替え)工事を完了し、3月1日より営業運転を再開しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/300620/LL_img_300620_1.jpg
ユーラス苫前ウインドファーム
同発電所はまた、ウインドファームと称される大規模風力発電所としては日本国内で最初の発電施設でもあり、我が国の再生可能エネルギー導入拡大の端緒となる事業でしたが、運転開始から20年が経過し、高経年化が進んだことより、2020年3月に一旦営業運転を終了し、引き続き豊かな風資源を有効活用し、地域の活性化に寄与するべく、2020年10月より発電機や管理棟など設備の全面的な更新を進めてきたものです。
リプレース前は1基当たり1,000kWの風車を19基、2,000kWの風車を1基の合計20基設置していましたが、今般、国内最大級となる1基あたり4,200kWのゼネラルエレクトリック社製の風力発電機を5基設置しました。この大型化に伴い、リプレース前よりも発電量が約20%増加することが予想されます。引き続き発電した電力は北海道電力ネットワークへ全量売電し、一般家庭約14,000世帯相当分の電力を供給します。北海道は国内でも屈指の風況が良い地域であることより、当社グループは今後も道内で積極的に風力発電を推進してまいります。
【発電所の概要】
発電所名:ユーラス苫前ウインドファーム
所在地 :北海道苫前町
規模 :20,000kW
(4,200kW×5基/ゼネラルエレクトリック社製、
20,000kWに出力制御)
プレスリリース提供元:@Press