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新刊『ベニー・グッドマンとグレン・ミラーの時代』 小針俊郎 著 駒草出版

(@Press) 2022年02月26日(土)11時30分配信 @Press


画像 : https://newscast.jp/attachments/UxxYMs1qXo6laMPGMCmq.jpg


ジャズがアフリカン・アメリカンの民族/民俗文化的なローカリズムを脱して普遍性を獲得するためにはアフリカ系以外の人種民族が関与するスウィングという歴史時間が必要でした。そしてそれは人種差別との闘いでもありました。
現在では「スウィング」は「ジャズ」とは別の音楽だと思われています。しかし、「スウィング」がなければ「ジャズ」はアフリカン・アメリカンという一部の人々のローカルな音楽でしかなかったのです。そしてアフリカン・アメリカンの音楽を白人が取り入れることには、否応なく、人種という大きな壁が立ちはだかります。「スウィング」の成立過程を通して、アメリカの文化/文明にまで言及した画期的労作です。
はじめに〜スウィング・ミュージックはどのように興ったのか
第1章 ビッグバンド・ジャズの始まり
第2章 白人によるジャズの可能性
第3章 スウィング時代に顕著になったユダヤ系アメリカ人の影響
第4章 スウィング前史
第5章 ジャズにとっての1930年代とは
第6章 黒人バンド、フレッチャー・ヘンダーソンのアレンジを手中にするグッドマン
第7章 「スウィング」がジャズ史上に残したもの
第8章 作編曲、バンド・マネージメントの腕を磨くグレン・ミラー
第9章 スウィング人気の頂点へ駆け上るベニー・グッドマン
第10章 カーネギー・ホールへの道
第11章 グレン・ミラー楽団の船出
第12章 カーネギー後のベニー・グッドマン
第13章 グレン・ミラーの従軍
第14章 スウィング時代に起きたアフリカン・アメリカンの意識の変革
第15章 ベニー・グッドマン、グレン・ミラーの伝記映画の虚構と真実
終章  スウィング・ミュージックとジャズの普遍化
あとがき


ベニー・グッドマンとグレン・ミラーの時代 -人種差別と闘ったスウィングの巨人たち- : https://komakusa-pub.shop-pro.jp/?pid=166344374


書誌情報
『ベニー・グッドマンとグレン・ミラーの時代』
小針 俊郎 著
2022年3月3日 発売
四六判/並製 3頁
ISBN:978-4-909646-52-1
定価:2,970円(税込)
発行元:駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部)
https://www.komakusa-pub.jp/



プレスリリース提供元:@Press

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