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東大発医療AIベンチャーmiup、新興国で医療分野を展開する豊田通商株式会社から第三者割当増資

(@Press) 2022年02月22日(火)10時00分配信 @Press

遠隔医療AI技術開発並びに臨床検査センタービジネスを手がける東大発ベンチャー、株式会社miup(所在地:東京都千代田区、代表取締役:酒匂 真理、以下 miup社)は、豊田通商株式会社(所在地:東京都港区、取締役社長:貸谷 伊知郎)を引受先とし、第三者割当増資を実施したことを2022年2月22日に発表致しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/298843/LL_img_298843_1.png
miupイメージ図

miup社は、2015年の創立以降、これまで医療の届かなかった人々も含め「世界の果てまで医療を届ける」を理想として掲げ、AI並びにその他ICTを活用した遠隔医療基礎技術開発に取り組み、途上国など医療過疎の地域でも応用できる問診・検診AIを構成する各種技術の基礎研究を進め、JICA等の国際機関や大学等研究機関と共に医療過疎地におけるにおける実証実験を進めてきました。

miup社は、データを活用した効率の良い医療を目指しており、AI技術の開発を進める他、未だ医療システムが十分に確立していない途上国においてのデータリーチを拡大するため、バングラデシュにおいて臨床検査センターの運営を実施するとともに、病院・検査センター向けのデータ管理システムの開発を進めており、これらによって得られる被検査者の日々の健康状態データおよび病院等での確定診断データを統合して解析することで、より正確な健康予測や個別化医療を可能にするAIベースの医療エコシステムづくりを目指しています。


■資金調達の目的
今回の調達では、海外医療機関や製薬企業等とのネットワークを持つ豊田通商株式会社からの調達により、これまでフォーカスを当ててきたバングラデシュのみならず、インド、インドネシア、アフリカ諸国等への進出を視野にデータを活用した医療エコシステムづくりを加速させていき、グローバルヘルス(地球規模課題としての保健医療分野)*に貢献できるよう精進いたします。


■今後の注力分野
miup社では、強みであるAI・インフォマティクス技術を活かしつつ、生きた医療データを入手する上で重要な医療データプラットフォームに成るべく、引き続き臨床検査センター事業の拡大、並びに病院・クリニック向けの医療データ管理システム開発やAIベースのスクリーニング開発を進めています。


■株式会社miupについて
東大発医療AIベンチャーであるmiup社は、AI技術をはじめとするICTを駆使し、効率的な医療システムを作り出すことで、これまで医療にアクセスできなかった人々に医療を届けることをミッションに挙げている会社です。コスト削減や病気の特定・スクリーニングなどの分野でのAI開発を進める他、有効なデータリーチを拡大するため、検診遠隔医療サービス・臨床検査センター運営、大型病院との連携を通じた様々な健康フェーズでの医療データの学習・分析を行い、日々効率のいい医療システムづくり、そしてその先にある医療アクセスの改善を目指して事業を進めています。


■会社概要
商号 : 株式会社miup
代表者 : 代表取締役 酒匂 真理
所在地 : 東京都千代田区麹町
設立 : 2015年9月
事業内容: 遠隔医療、検診サービス、医療ソフトウェア開発、
臨床検査センター運営
URL : http://miup.jp


*「グローバルヘルスについて」
豊田通商株式会社とmiup社は、2021年にグローバルヘルス分野に貢献する日本企業の経営者有志「グローバルヘルスを応援するビジネスリーダー有志一同」として、その他企業リーダーと共に、菅首相(当時)に対し「民間企業の活力を発揮するグローバルヘルス戦略―複雑化・多様化する課題解決に向けて―」と題する要望書を手交しており、日本政府の政府開発援助(ODA)を通じた民間企業の活力を発揮するグローバルヘルスの取り組みを更に強化するよう要望させていただいており、共に様々な観点からグローバルヘルスの強化に取り組んできました。

プレスリリース提供元:@Press

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