プレスリリース
公益社団法人日本理学療法士協会(所在地:東京都港区、会長:斉藤 秀之)は、2022年2月2日(水)に第2回シルバーリハビリ体操全国オンラインフェスティバルを開催しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大やまん延は、都道府県や市区町村が実施する介護予防事業にも影響を与え、国民の皆さまの身体的・社会的フレイルが危惧されています。本イベントは、住民主体型の介護予防事業の推進に向けて、全国の体操指導士と想いをひとつにすることを目的として実施しました。(後援:厚生労働省、岩手県、茨城県、石川県、岐阜県ほか22市町村)
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シルバーリハビリ体操の考案者・大田仁史先生からのメッセージ(石川県・七尾市)
シルバーリハビリ体操は、リハビリテーション専門職が治療に使う運動を基に考案された体操です。リハビリテーションの理念に則り、ひとつひとつの体操の目的が明確で、特別な道具を使わずに組み立てられていることから、元気な高齢者だけでなく介護が必要な方にも対応できるという特徴があります。
また、住民主体型の介護予防事業は、体操指導士として養成された住民が主体となり、住民同士の「自助・互助」による介護予防の活動を促進するものです。
参加者は、シルバーリハビリ体操による介護予防事業を行っている、またはこれから導入を予定している全国26市町村の体操指導士・行政関係者・理学療法士で、1,500名以上の方がオンライン上で一堂に会しました。
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参加市町村一覧
イベントでは、日本理学療法士協会 半田 参与より、「コロナ禍における活動と健康」に関する講演があり、運動を継続していくことや仲間作りの大切さについて再認識しました。
エール交換では、北は北海道・南は高知県まで、26の市町村が参加し、各会場創意工夫に満ちた発表をしていただきました。コロナ禍での活動の工夫や地域のために活動していきたいという想いに触れ、新型コロナウイルス感染症に負けずに取り組んでいこうという気持ちを共有する機会となりました。
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体操実技の様子(静岡県・西伊豆市)
最後の体操実技では、理学療法士と指導士2名のデモンストレーション後、各会場を中継しながら体操を行い、大盛況の中幕を閉じました。
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エール交換の様子(石川県・七尾市)
今後も日本理学療法士協会は、都道府県理学療法士会とともに、住民主体型介護予防事業への支援に向けて積極的に取り組んでまいります。
■開催概要
名称 :第2回シルバーリハビリ体操全国オンラインフェスティバル
主催 :公益社団法人日本理学療法士協会
運営 :公益社団法人 石川県理学療法士会、公益社団法人 岐阜県理学療法士会
後援 :厚生労働省、岩手県、茨城県、石川県、岐阜県ほか22市町村
日時 :2022年2月2日(水) 13:30〜15:40
参加者 :体操指導士、市町村行政担当者、理学療法士担当者
配信方法:Zoom、YouTubeによるオンライン配信
■主催団体概要
団体名: 公益社団法人日本理学療法士協会
代表者: 会長 斉藤 秀之(さいとう ひでゆき)
所在地: 〒106-0032 東京都港区六本木七丁目11番10号
設立 : 1966年7月17日
URL : https://www.japanpt.or.jp/
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