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京阪ホールディングス株式会社

伏見酒造組合×京阪ホールディングス×graf×台湾実践大学海外に向けて伏見の日本酒の魅力を発信するための酒器制作プロジェクト(令和3年度日本産酒類海外展開支援事業費補助金事業)成果発表展示会の開催について

(@Press) 2022年01月18日(火)14時45分配信 @Press

伏見酒造組合と京阪ホールディングス株式会社は、国税庁の令和3年度日本産酒類海外展開支援事業費補助金を活用した事業「食材を大切に『始末する』京都の食文化と伏見の酒蔵ツーリズム」の一環として、クリエイティブユニットgrafとも協働し、台湾の人々に向けた京都・伏見の日本酒の認知向上を図るプロジェクトを昨年5月より推進しています。コロナ以前から訪日者数が多い台湾の若者に向けて「酒蔵のまち伏見」「日本酒」を広めていくため、台湾実践大学のプロダクトデザイナー Sally Linさんが指導する学生チームが酒器をデザイン。伏見の酒蔵と台湾をオンラインで繋いだリサーチツアーを実施するなど日本の学生との意見交換を行いながら、伏見や日本酒への理解を深めました。
1月19日(水)からは、今回のプロジェクトの成果発表として作品などを日本・台湾の両国で展示します。台湾の学生がイメージした「伏見の日本酒」にあう酒器を是非ご覧ください。

[公開審査会について]
酒器の公開審査会を2021年12月15日に開催。会場と台湾をオンラインでつなぎ、学生自身によるプレゼンテーションや質疑応答が行われ、メディア関係者10数社が参加し、各社による取材が行われました。
伏見酒造組合、京阪ホールディングス株式会社からの代表者と、grafのクリエイティブディレクター、プロダクトデザイナーが審査し、グランプリ作品1点と伏見酒造組合特別賞1点を決定。それぞれの受賞作品、受賞者は以下のとおりです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/294514/img_294514_1.png

●グランプリ
對影杯 Reflect/劉宇涵 Liu Yu
本人コメント/今回のコラボレーションで伏見についてより詳しく知る事ができ、どうやったら酒器を使って日本酒と人との繋がりを深める事ができるのかを考えました。このような機会を提供してくださりありがとうございました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/294514/img_294514_2.jpg

●伏見酒造組合特別賞
補竹 Repair Bamboo Charcoal/
陳c晴 Chen, Yu-Ching
本人コメント/竹炭と錫を使って酒器を作るのは、今まで自分でも思いつかなかった方法です。この酒器のデザインに携わったことを光栄に思います。伏見を調べることにより別の観点からデザインする事ができました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/294514/img_294514_3.jpg


[作品展示について]
今回のプロジェクトの作品展示を日本、台湾の両国で行います。入賞作品の他、台湾の学生チームの成果とリサーチのプロセスを含めた酒器の公開展示会を開催します。酒器だけでなく、各蔵のお酒も展示し、「酒蔵のまち伏見」のことについてもより一層理解を深めることができる展示になっております。日本、台湾の両学生とも「伏見とは?」というところからリサーチを重ねており、両学生の観点の違いや対話などもパネルにて展示いたします。本展示が伏見へ訪れるきっかけとなれば幸いです。

<日本会期>
日程:2022年1月19日(水)〜2月27日(日)
10:00〜19:00 ※入場無料
場所:GOOD NATURE STATION 4F GALLARY
(京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6)
<台湾会期>
日程:2022年1月19日(水)〜26日(水)
10:00〜19:00 ※入場無料
場所:宏匯瑞光
(No. 335號, Ruiguang Rd, Neihu District, Taipei City, 114)

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/294514/img_294514_4.png

[プロジェクトプロセスについて]
STEP1:デザインリサーチ
来日することのできない台湾チームの代わりに、京都芸術大学の学生有志とgraf が、京都・伏見の歴史や地域性、そもそも日本酒とは?というところから、酒造りに重要な水や周辺環境など様々な角度からリサーチしました。また、 伏見の各酒蔵に対して酒造りの思いなどについての直接取材やアンケート調査を実施。
伏見の地域性や酒造りに欠かすことのできないものなど、独自の視点でのご意見をいただき、普段知ることのできない造り手側の意見は酒器制作の貴重な資料になりました。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/294514/img_294514_5.jpg

STEP2:オンラインツアー
台湾の学生と直接コミュニケーションを行うために、伏見の酒蔵と台湾をオンラインで繋ぎ、リサーチツアーを実施しました。
ツアーの中で日本と台湾の学生が直接意見交換をすることで、伏見や日本酒についての理解も深まり、それぞれの着眼点の違いにも気づくことが出来て良い刺激になりました。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/294514/img_294514_6.jpg

STEP3:酒器制作
リサーチ内容を元に、学生がスタディを繰り返し酒器を構想しました。実際に酒器を作成する台湾チームと、日本チーム(graf)でなんども対話を重ねブラッシュアップを行いました。
スケッチ段階、モックアップ制作時点など、お互いの意見を交換し、完成に向けて制作しました。オンラインではありましたが、それぞれの立場で意見交換を行い、完成を目指しました。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/294514/img_294514_7.png

STEP4:審査会
京都の審査会会場と台湾とをオンラインでつなぎ、公開審査会を行いました。当日は台湾学生によるオンラインプレゼンテーションが行われ、それぞれの酒器のコンセプトや想いなどをプレゼンしました。
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/294514/img_294514_8.jpg




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