• トップ
  • リリース
  • グッドイヤー、業界をリードする技術革新でサステナブル素材70%のタイヤを開発

プレスリリース

  • 記事画像1

ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー

グッドイヤー、業界をリードする技術革新でサステナブル素材70%のタイヤを開発

(@Press) 2022年01月18日(火)16時00分配信 @Press

(2022年1月5日 米国オハイオ州アクロン)
本日、ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(以下、グッドイヤー)は、業界をリードする技術革新で、サステナブルな原材料含有率が70%のデモタイヤを発表しました。


(クリス・ヘルセル グッドイヤー上級副社長 グローバルオペレーション&CTO)
「グッドイヤーは2020年に、この先10年以内にサステナブルな原材料100%によるタイヤを製造するという目標を掲げましたが、今回、当社の研究者とエンジニアはその目標に向かって大きな前進を遂げてくれました。これは、私たちのタイヤ製造におけるサステナブル素材を増やすというコミットメントを実証するものであり、大変期待が持てる大きな成果です」

サステナブル素材70%のタイヤには、以下の成分を含む9種類の異なるタイヤ成分と、それに関わる13種類の特徴ある成分が含まれています。グッドイヤーの性能指標では、この成分特性がタイヤ全体の性能を強化していることを証明しています。


●カーボンブラックはコンパウンドの補強やタイヤ寿命延長のために含まれており、従来は各種石油製品を燃焼させ作られていました。今回グッドイヤーが開発したタイヤは、メタン、二酸化炭素、植物性オイルから生成される3種類の異なるカーボンブラックの使用を特徴としています。初期のライフサイクルアセスメントでは、現在のカーボンブラック製造方法と比較して炭素排出量が減少していること、または、バイオベースあるいは廃棄物原料の使用が証明されています。


●タイヤへの大豆油の使用はグッドイヤーの重要な技術革新で、極端な温度変化の中でもコンパウンドの柔軟性を保つのに役立っています。大豆油は植物を原料とした資源であり、グッドイヤーの石油系製品の使用量を削減します。大豆蛋白のほぼ100%が食品や動物飼料用として利用されていますが、大豆油はかなり余剰があり、工業用として使用することが可能です。


●シリカはタイヤに頻用される成分で、グリップ力の向上や燃費低減に効果があります。今回グッドイヤーが開発したタイヤは、米の加工時に出る副産物で、廃棄・埋め立てに使われることが多い籾殻灰から作られたユニークで多様な種類のシリカを含んでいます。この廃灰から高品質のシリカが生成されます。


●ポリエステルは、ペットボトルやその他プラスチック製品の廃棄物を基材に戻し、タイヤコードに使用可能な工業用級のポリエステルに改質することでリサイクルしています。

現在、サステナブル素材を70%使用したタイヤは、デモ用タイヤとして生産されています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/294477/LL_img_294477_1.jpg
画像(1)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/294477/LL_img_294477_2.png
画像(2)

≪ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー≫
グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤ会社です。従業員数は約7万2000人で、世界23か国、55の生産拠点を展開しています。米国オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマーベルグの2か所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発しています。グッドイヤーと製品の詳細情報は、 https://corporate.goodyear.com/us/en.html をご覧ください。

プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る