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一般社団法人ジャズ喫茶ちぐさ・吉田衛記念館

現存最古のジャズ喫茶、横浜野毛の「ちぐさ」建て替えへ。「Jazz Museum CHIGUSA ファンド」で資金を募集。

(@Press) 2022年02月09日(水)12時00分配信 @Press

現存する日本最古のジャズ喫茶である横浜野毛の「ちぐさ」が、開業90年の2023年、ミュージアムとして生まれ変わります。そして、創業店主・吉田衛が終戦直後、穐吉敏子、渡辺貞夫、日野皓正さんたちの勉強のために何回も、何時間もレコードを聴かせていた音と空間を、このなかに再現します。このたびミュージアムの建設にあたり、「Jazz Museum CHIGUSA ファンド」が発足いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/293647/LL_img_293647_1.jpg
外観イメージ


■古くて新しいジャズ喫茶の誕生です
現存する日本最古のジャズ喫茶ちぐさ(横浜市中区野毛町)は、創業90周年にあたる2023年、博物館機能を備えた「ジャズミュージアム・ちぐさ」として再出発することとなりました。現在の店舗は狭隘な上に耐震性に問題があり、より安全で快適な音楽空間を実現するため、ジャズ喫茶のイメージを超えた外装と内部構造を持つ新たなライブハウスとミュージアムに生まれ変わります。

ちぐさは創業店主・吉田衛の遺志を受け継ぎ、「ジャズの歴史と伝統を大切にし、それを未来につないでいく」ことを使命と考えています。新しい店舗は、若いプレーヤーに演奏の場を提供し、ジャズを愛するファンには、ちぐさが90年にわたって蓄積してきた6,000枚のLPレコードや、駐留米軍の残したV-ディスク(注)、手作りのオーディオ装置など貴重なアーカイブスを体感できるミュージアムとする予定です。Jazz Museum CHIGUSAは、ジャズの街・横浜の文化遺産であると同時に、近年、若者や外国人が集まる魅力ある街・野毛のランドマークとして、地域との融和を図りながら、横浜の観光振興に貢献していきたいと考えています。
(注=V-ディスクは第2次世界大戦当時、米軍が兵士慰問のために戦地へ送った78回転のレコード盤です。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で話題の『オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート』も含まれます)


■旧ジャズ喫茶ちぐさ再現のプロジェクトです
下層階に、1946〜2007年の旧ジャズ喫茶ちぐさをまるごと再現します。野毛街づくり会が保存していたオーディオ装置一式や貴重なV-ディスク、さらにレコードジャケット掲示板、テーブルやイス、看板まで当時のものをそのまま使ったちぐさが再現され、当時の音や雰囲気を楽しんでいただけるようにいたします。


■バーチャル・ミュージアムも加えたハイブリッド・ミュージアムとなります
すでにYouTubeの「CHIGUSA Channel」でも聴いていただいている貴重なV-ディスクなどをバーチャル空間でも体験できるように衣替えし、創業店主・吉田衛のマッチのコレクションなどの現物とともにハイブリッドな展示をいたします。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/293647/LL_img_293647_2.jpg
現ちぐさの2階に再現されていた旧ちぐさ(1)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/293647/LL_img_293647_3.jpg
現ちぐさの2階に再現されていた旧ちぐさ(2)

[建築概要]
店舗名称:ジャズミュージアム・ちぐさ
英文名称:Jazz Museum CHIGUSA
施主 :一般社団法人ジャズ喫茶ちぐさ・吉田衛記念館
代表理事 藤澤智晴
設計 :株式会社 山本理顕設計工場
音響設計:株式会社 永田音響設計
竣工予定:2023年3月11日(土)
工事期間:2022年5月〜2023年2月
建物 :敷地面積46.19m2 建物面積35.33m2
延床面積:77.92m2
鉄筋コンクリート構造 地上2階建て
建設場所:横浜市中区野毛町2-94
(現店舗は本年5月に解体し横浜市内で仮店舗営業予定)
館長 :筒井之隆 前カップヌードルミュージアム横浜館長

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/293647/LL_img_293647_4.jpg
街路からのイメージ


■この建設にあたり「Jazz Museum CHIGUSA ファンド」を発足します
Jazz Museum CHIGUSAの設計と建築の概要がまとまり、約1億円の総工費に対し、自己資金、銀行融資に加え「横浜野毛地区まちづくりトラスト」にも補助金を申請しますが、さらに、約1,000万円の募金活動を開始することになりました。諸情勢の厳しい折、誠に恐縮ではございますが、趣旨をご理解賜り、ジャズを愛し、横浜を愛する企業、個人各位の当ファンドへのご支援をいただきたく、お願い申し上げます。

[基金概要]
名称 :Jazz Museum CHIGUSA ファンド
対象 :個人及び企業団体
目標金額:1,000万円
募集期間:2022年3月〜2023年2月
連絡先 :Jazz Museum CHIGUSAファンド事務局
その他 :ジャズの歴史的資料となるようなレコード、著作物、写真、
オーディオ機器、楽器などをご寄贈していただける場合も
ファンド事務局へご一報ください。
特典 :
ご寄付、ご寄贈いただいた方はちぐさのサポート・メンバーとして特典を受けられます。
(1) 募金の金額は一口10,000円として上限はありません。
(2) お礼については募金口数に関わらず下記が特典となります。
・「ちぐさ90周年記念誌(仮題)」(非売品)に寄付いただいた個人名・企業名を記載します。
・店内のドネーション・プレートに寄付いただいた個人名・企業名を表示します。
・「ちぐさ90周年記念CD(仮題)」(非売品)を贈呈します。(歴代ちぐさ賞受賞者8人と第9回受賞者による9曲と、柴田浩一メモリアルアルバム収から選んだ記念コンピレーションアルバムです。)
(4) 募金期間は2022年3月〜2023年2月とし、12回まで分割いただけます。寄付申し込み開始は2022年3月11日からとします。
(5) 申し込み先=Jazz Museum CHIGUSA ファンド事務局
(6) 振り込み先=(口座開設中です)
(7) このほかちぐさ店内や市内ライブスポットなどに設置された募金箱でも寄付いただけます。(ただし募金箱に寄付いただいた方には(2)の特典はありません)

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/293647/LL_img_293647_5.jpg
上階イメージ
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/293647/LL_img_293647_6.jpg
外観イメージ(側面)
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/293647/LL_img_293647_7.jpg
外観イメージ(正面)


[Jazz Museum CHIGUSA 設立委員会]
藤澤智晴 野毛 村田家店主、一般社団法人ジャズ喫茶ちぐさ・吉田衛記念館 代表理事
延命政之前日本弁護士連合会 副会長、弁護士、同理事
加藤昇一 伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合 理事長、同理事
斎藤知行 前横浜市立大学 副学長、同理事
筒井之隆 前カップヌードルミュージアム横浜 館長、同理事
福島俊彦 元テレビ神奈川 報道局長、同理事
横山良一 日本基督教団銀座教会 役員、同理事
加藤貴大 税理士法人みなと財務 代表社員、同監事


<一般の方向けお問合せ先>
一般社団法人ジャズ喫茶ちぐさ・吉田衛記念館
〒231-0064 横浜市中区野毛町2-94
担当 : 新村
TEL : 045-315-2006
Mail : jazzchigusa@gmail.co
ジャズ喫茶ちぐさ: https://www.noge-chigusa.com/

プレスリリース提供元:@Press

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