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第9回天籟能の会「農楽×能楽」 日韓芸能の協同による新作能『望恨歌』を東京・千駄ヶ谷の国立能楽堂で12月25日に上演

(@Press) 2021年12月14日(火)18時00分配信 @Press

伝統芸能、能楽(能狂言)の可能性を再発見する試みを続けている天籟能の会(会長:安田登)は、2021年12月25日(土)、韓国の民俗芸能「農楽」と日本の伝統芸能「能楽」のコラボレーションによる舞台を東京・千駄ヶ谷の国立能楽堂で上演いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/290339/LL_img_290339_1.jpg
本公演チラシ(表)

「第9回天籟能の会」詳細: http://watowa.net/boukonka/


■公演概要
昨年1月、第8回天籟能の会において韓国の民俗芸能「農楽」と日本の能楽、ふたつの「のうがく」による舞台が国立能楽堂で上演されました。日本と東アジアの過去と未来を語る舞台は反響を呼び、この度、満を持して故多田富雄作の新作能『望恨歌』が、日韓伝統芸能の協同プロジェクトとして能役者・清水寛二の演出・主演により実現します。天籟能の会ならではの稀有な舞台をご覧いただける機会となります。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/290339/LL_img_290339_3.jpg
前回公演よりプレ『望恨歌』

■公演の特徴
*日韓の伝統芸能協同で新作能『望恨歌』を初めて上演!
『望恨歌』は1993年初演の故多田富雄(東大名誉教授・免疫学)作の新作能。第2次世界大戦が始まろうとしていた1930年代、朝鮮の若者が強制連行された末に日本で亡くなった。数十年後、若者が妻に宛てた手紙を携えた日本の僧侶が、今は老女となった妻を訪ねる。初演以来、能形式で演じられてきた本演目を日韓芸能の協同で初上演。

*国立能楽堂の舞台で韓国の民俗芸能「農楽」を上演!
「農楽」は朝鮮半島各地に伝わる民俗芸能。古来、農民の営みとともにあるエネルギーあふれる芸能で、「農者天下之大本」の神竿を掲げ、躍動的に歌い踊る様は現代人の心もとらえて離さない。

*狂言は人気曲『二人袴』を上演!
結婚後、妻の実家に初めて行く聟入の日、何かと心配な聟は父親について来てもらう。正装に欠かせない袴を初めてはいた聟、ぎこちなくも無事に舅への挨拶を済ませる。ところが門前の父親が見つかってしまい、今度は父親が舅に会うことに。袴はひとつしかなく、父親と聟は袴をはき替えるのだが…。

*衣装や能舞台の照明にも多くの工夫が
新作能『望恨歌』上演にあたり、能舞台の照明や衣装のあり方など固定観念を一から見直し、様々な工夫を加えています。伝統的な能狂言の舞台にも影響を与える試みにもご注目ください。


■公演概要
公演名 : 第9回天籟能の会
日時 : 2021年12月25日(土)14時開演(17時過ぎ終演予定)
会場 : 東京・千駄ヶ谷 国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
チケット : 正面指定席9,000円 脇正面指定席7,000円 中正面指定席5,000円
各種割引あり(学生割引、在日・外国籍割引、障害者割引など)
内容 : 新作能『望恨歌』 韓国民俗芸能「農楽」 狂言『二人袴』 おはなし
公式サイト: http://watowa.net/boukonka/
チケット予約サイト: https://www.kokuchpro.com/event/acee406df350e39339684e890c0da758/
助成 : 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京


■主催者概要
団体名:天籟能の会
代表者:会長・安田登(能楽師ワキ方下掛宝生流)
同人 :槻宅聡(能楽師笛方森田流) 奥津健太郎(能楽師狂言方和泉流)


【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
天籟能の会事務局
TEL:080-5520-1133

プレスリリース提供元:@Press

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