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NGP日本自動車リサイクル事業協同組合

NGP協同組合が「令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞 〜自動車リサイクル部品を利用したカーボンニュートラルの取組が評価〜

(@Press) 2021年12月09日(木)10時30分配信 @Press

NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(本部:東京都港区、理事長:小林 信夫、以下 NGP)は、環境省が主催する「令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰」普及・促進部門(緩和分野)において、「自動車リサイクル部品のCO2削減効果の研究を活用したカーボンニュートラルに向けた普及・啓発」というテーマで受賞し、12月8日(水)東京ビッグサイト(国際展示場)にて、表彰式が行われました。表彰式当日は、基調講演や、受賞者への表彰状の授与などが行われました。

同様の内容では、2021年11月24日に「第22回グリーン購入大賞」での「大賞・経済産業大臣賞」を受賞し、同年2月に「第17回LCA日本フォーラム表彰」での「経済産業省 産業技術環境局長賞」、同年3月には「第24回中小企業組織活動懸賞レポート」での「本賞」を受賞しており、本表彰で4度目の受賞となり、環境大臣表彰の受賞は初となります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/288725/LL_img_288725_1.png
受賞標章(ロゴマーク)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/288725/LL_img_288725_2.jpg
表彰式の様子(1)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/288725/LL_img_288725_3.jpg
表彰式の様子(2)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/288725/LL_img_288725_4.jpg
表彰状

【受賞活動】
「自動車リサイクル部品のCO2削減効果の研究を活用したカーボンニュートラルに向けた普及・啓発」


【講評】
地球温暖化防止に対する自動車リユース部品を活用したCO2削減の研究を活用した、教育、普及、啓発、持続可能な未来に向けた価値観、行動、ライフスタイルの変容など、継続的な取り組みに関する功績が評価され今回の受賞に至りました。

<環境省報道発表>
http://www.env.go.jp/press/110178.html
<令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰公式WEBページ>
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/min_action_award/winners.html
「気候変動アクション環境大臣表彰」は、気候変動対策推進の一環として、顕著な功績のあった個人・団体をたたえるため、環境省が行っている表彰制度です。


【受賞活動の概要(産学共同研究について)】
NGPでは、「自動車リサイクル部品」が環境にやさしいことの根拠を定量的に示すことで、リサイクル部品の付加価値を高めて、利用するユーザーの環境貢献意識を向上させ、地球環境保護に貢献したいという思いから、2013年5月より、富山県立大学工学部機械システム工学科 森 孝男名誉教授(富山県射水市)、明治大学理工学部機械情報工学科 井上 全人教授(生田キャンパス:神奈川県川崎市)と2013年5月より「自動車リサイクル部品産学共同研究会」(座長:富山県立大学名誉教授・NGP技術顧問 森 孝男)を立ち上げ、自動車リサイクル部品を活用した場合のCO2削減効果値算出についての産学共同研究を開始しました。
LCA※1の計算ソフトを使用してCO2削減効果の定量化に成功し、2016年4月に記者会見を行ってそれまでの研究成果を公表しました。同時に専用のホームページ「NGPエコプロジェクト」を開設し、ホームページ上にて研究成果を公開しています。

<NGPエコプロジェクトホームページ>
URL: http://www.nepp.jp

研究は現在も継続しており、研究成果は、NGPの2030年のSDGs達成に向けた目標や、廃車になった自動車の取扱説明書を再生利用して製作した「環境教育ノート」に活用するとともに、環境展や自動車リサイクル工場見学会を通じて、子どもたちや一般ユーザーに対しても、リサイクル部品の普及・啓発に取り組んでいます。

NGPのリサイクル部品が使用(販売)されることで削減されたCO2の量については、毎月ホームページ及びNGPニュース(社外報)で公開するとともに、削減されたCO2の量に応じて、「瀬戸内オリーブ基金」(自動車リサイクル法制定の契機となった、不法投棄事件が起こった香川県豊島の環境保全・再生活動を行うNPO法人)に寄付を行い、NGPとしても豊島の環境保全・再生活動に取り組んでいます。


【今後について】
産学共同研究については、SDGsの目標達成とカーボンニュートラルの実現に寄与すべく、部品の調査対象をさらに増やし、NGPの販売する自動車リサイクル部品点全てのCO2削減効果が算出できるように継続していくとともに、自動車のライフサイクル全体のLCA評価方法の確立が不可欠であることから、部品だけでなく、製造から廃棄に至るまでのLCAの研究に拡大していきます。

今後もリサイクル部品の利用拡大に取り組んでカーボンニュートラルに大きく貢献するとともに、研究成果を活用した教育支援や豊島の環境保全・再生に取り組み、引き続き持続可能な循環型社会の実現に貢献してまいります。

※1 LCA(ライフサイクルアセスメント)とは、部品を生産する時に発生するCO2だけではなく、部品を作るための資源採掘から、原料生産、部品生産、使用、処理までライフサイクル(生涯)、アセスメント(評価)する手法のことです。
※2 NGPシステムとは、NGP協同組合が運営する、自動車リサイクル部品在庫共有システムのことで、NGP組合員164拠点のリサイクル部品を、登録、検索、閲覧、注文することが可能となっています。


【組織概要】
組織名 : NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
本部 : 〒108-0074 東京都港区高輪3-25-33 長田ビル2F
創立 : 1985年4月
理事長 : 小林 信夫
組合員数 : 135組合員、164拠点
主な事業内容: 健全な自動車リサイクル事業の構築を目指し、
全国組合員企業の経営意識向上、
意識改革までの「企業の社会責任」を遂行し、
補修部品の消費者へ啓蒙と販売
URL : http://www.ngp.gr.jp/

プレスリリース提供元:@Press

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